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触覚フィードバックゲーミングデバイス/Next Level Racing HF8 Haptic Gaming Pad (NLR-G001)速攻レビュー

Next Level Racingより振動触覚フィードバックデバイスが発売されると聞いて、視覚障がい者で見えづらい私になにかメリットがあるかも?と購入してみました。
メーカー標準価格は38000円(税込)と自腹レビューにはチャレンジングなお値段です笑

外箱


私の現在のレーシングシミュレーター環境では、Next Level Racing のモーションシート
Motion Platform V3に振動フィードバックデバイスのButtkicker Gamers2 を取付けて使用しています。
早速、HF8を開封して出てくるのは、
・ACアダプター
・シート型マット
・取扱説明書
の3点のみとシンプルです。
取付はシートやチェアにマットを載せてバンドで固定するだけと工具も要らず簡単であとは電源とPCならUSB、ゲーム機なら3.5mmのピンジャックを音声出力端子に繋いで完成。

触覚デバイスをシミュレーターのシートに設置
設置はシートに載せるだけと簡単


PCの場合は専用ソフトウェアをHPからダウンロード、インストールしてシートの電源を入れれば認識してくれます。
ソフトウェアにプリセットされているiRacingとアセットコルサコンペティツィオーネでモーションシートを作動させて試してみたところ、振動の強さは結構ある!
これがリアルか?と言うとゲーム感が否めないがモーションシートと組み合わせると楽しい!
ソフトにはまだベータ版の記載があり、のっぺりとしていて煮詰めの甘さを感じるがまだまだ良くなりそうな気がします。
モーションシートとの連動にも期待したいです。

現在対応しているレーシングゲーム


次にPS5のグランツーリスモ7で確認。
PCモードとゲーム機用サウンドモードの切替は電源ボタンを5秒間長押して行う。PCモードは電源LEDが常時点灯、サウンドモードではLEDが点滅するので分かりやすい。
電源ボタンを回すことで振動の出力を変更できます。

電源ボタン(押してオン/オフ、回してボリューム調整)
電源ボタン(押してオン/オフ、回してボリューム調整)


なお、PS5では音声出力が1系統に限られるので接続にはスプリッターなどが必要です。
私はたまたま、PCキャプチャー用に4チャンネルのヘッドホンアンプを使用しため、空端子に繋ぐことですぐに使用できました。

4チャンネルヘッドホンアンプを使ってPS5と接続
PS5とは4チャンネルヘッドホンアンプを使って接続


CS機でのフィーリングはButtkickerとあまり変わらない感じ(サウンド連動なので当然です)
PC用のSimhubでも制御できるようなので今後、試してみたいと思います!

レビューの結論としては、
現時点では、見えづらさをカバーするほどではないが、簡単に取付できてレーシングシミュレーターを楽しくするデバイスである。
今後のソフトウェアの進化やモーションシートとの連動による大化けに期待!
といった感じです。
(3/26追記)
PC用SimhubからPS5 GT7でUSBモードで制御できました!
まだ簡易設定ですがサウンド連動よりかなりフィーリング良いです!

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