教典第4章「天理王命」(1) MO 2022年2月7日 18:23 天理王命の神名とその守護神名を唱える習慣文久三年三月四日、忠作が初めて参詣して、妹くらの気の間違いについて伺うてもらうと、教祖は、 「此所八方の神が治まる處、天理王命と言う。ひだるい所へ飯食べたようにはにはいかんなれど、日々薄やいで來る程に。」と、仰せられた。忠作は、教えられるまゝに、家に帰って朝夕拍子木をたゝいて、 「なむ天理王命、なむ天理王命。」と、繰り返しく唱えて、勤めていたが、一向に利益が見えない。そこで、またお屋敷へ帰って、未だ治りませぬが、どうした訳でございましようか。と、伺うてもらうと、教祖は、 「つとめ短い。」と、仰せられた。これを聞いた時、忠作はハッと心に思い当たった。それは、当時のつとめは、たゞ拍子木をたゝいて繰り返しくりかえし神名を唱えるだけで、未だ手振りもなく、回数の定めもなく、線香を焚いて時間を計っていたのであるが、忠作は、一本立てるべき線香を半分に折っていた。これに気付いたので、早速お詫び申上げ、家に戻り、線香を折らずに、毎朝毎晩熱心に勤めた。するとくらの患いは、薄紙を剥ぐように次第に軽くなって、間もなく全快した。稿本天理教教祖伝月日親神二つ一つ月と日天と地ぬくみと水気人間世界を創られただけでなく、今もご守護くださる月日は神名においても、天に現れたお姿においても、二つに分れてはいるが、その働きは常に分かれることなく一体になっていることは、よく注意を要する点である天地抱き合わせの守護このよふのぢいと天とハぢつのをや それよりでけたにんけんである(ふ十54)天地は、人間の真実の親であるくにとこたちのみこと、をもたりのみことの理の現れであって、一列人間は、親神の守護によってこの天地の間に生まれて来たのであるから、世界中の人間は皆、親神の可愛い子供、人間同士は皆兄弟姉妹である。『おふでさき注釈』よりくにとこたちのみこと = 月様をもたりのみこと = 日様十全の守護to-ja.pdf353 KBファイルダウンロードについて ダウンロード 元初まりの道具衆と方角月日親神様は、元初まりにおいて、道具・雛型に入り込み、十全の守護をもってこの世人間を創られたその守護は、今もなお変わることなくお与えくだされているお働きを対角線の一対(ペア)で考えるとよい ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #教典