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市原市にある1300年以上の歴史を有する神社の節分祭

飯香岡八幡宮(いいがおかはちまんぐう)
JR内房線の八幡宿駅西口より徒歩4分。
街の中に違和感なくなじむ神社は、とても歴史が古く有名な神社です。
今日は節分。
ここで3年ぶりに行われる節分祭(せつぶんさい)に行ってきました。


◆別名『子育て八幡宮(はちまんぐう)』

安産、子育ての守り神として尊崇されている、ここは飯香岡八幡宮。
千葉県内の神社建築で、国の重要文化財(歴史上・芸術上の価値の高いもの)の指定を受けている二社のうちの一つです。(本殿)
拝殿(はいでん)は千葉県指定有形文化財になっています。
鳥居をくぐり一歩中に入れば、そこは背筋が伸びるような神聖な空気を感じます。
大きく息を吸って深呼吸。清々しい。
道路に面しているのにも関わらず、歩みを進めれば小鳥のさえずりのほうがよく聞こえるようになります。
社殿に向かって右側にある銀杏は夫婦銀杏(めおといちょう)といって、こちらの神社の御神木(ごしんぼく)です。
樹齢・推定1300年。
大きく二又に幹が分かれ、相対しているところがとても特徴的です。
今は2月なのでちょっと寒々しいですが、私が安産祈願でこちらに伺ったときはちょうど秋の見頃の時期で、その時はとても神々しい姿に圧倒されました。


◆3年ぶりの節分祭

地元の神社ということもあり、お正月には毎年家族で初詣にきます。
私や夫が厄年のときも、安産祈願や、子供の初宮詣(はつみやもうで)、七五三詣(しちごさんもうで)、と家族で色々とお世話になっている馴染み深い神社です。
こちらで行われる節分祭。
コロナ禍前は毎年2月3日の節分の日に行われていたのですが、本日3年ぶりに行われるとのこと。
実は私はまだ1回しか参加したことがないのです。
そのときは、小さなお餅を3つほど、5円玉を5つほど持ち帰った記憶があります。
皆さん、ビニール袋やエコバックなど、口を広げた状態で頭上に掲げたりしますが、フード付きのコートはお勧めです。
知らぬ間にフードの中にお金が入っていることも。
さて、今年はどれくらい福を持ち帰れるのか・・・。


◆ドンドンドン・・・太鼓の音とともにいざ、参戦!

18時から神事が始まり、それが終わるといよいよ豆まきです。
久々の人混みの中、テンションが上がります。
さすがにもみくちゃにはなりませんが、豆まきがはじまると後ろから人に押される、そうそう、この感じ。懐かしい。
でも、前回参加したときよりも人は少ない気がしました。
お目当ての豆まき・・・いや、お宝まきですかね。(笑)
太鼓の音がすると、箱を持った係の方々が一斉に豆やお菓子などをまき始めました。

さて、戦利品はというと・・・
福豆の入った小袋1つと、5円玉1つでした。
前回はお餅とかも取れたので、今年はなかなか厳しい結果になってしまいましたが、十分福はいただくことができたと思います。
記念に社務所にて御朱印と福豆もいただいて帰りました。(写真左下)


【まとめ】

今までコロナ禍で密になるような場所は極力避けてきました。
イベントなどはことごとく中止になり、人混みの中に混ざるのは本当に久しぶりでした。
それが最近やっと色々なことが解除され、色々なことが動き始めました。
その中で、今年の節分祭に家族で参加できたことがとても嬉しく、今ここに立っていることに感謝しかありません。
また来年も参加したいと思います。
それまでいただいた『福』を胸に、家族みんな健康第一で過ごしたいと思います。

取材日:2023年2月3日
※記事の情報は執筆当時の情報のため、最新の情報とは異なる可能性があります。ご了承ください。

ライター:悠理(ゆうり)

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