いつからだろうか
自宅療養7日目
家から出られないので、子供たちはすでに暇を持て余している。
いつの間にか遊ばなくなった、ボードゲームなどを引っ張り出しては遊んでみる。
大人も意外に楽しく遊べて、盛り上がった。
明日はわたしの誕生日。
当の本人はすっかり忘れていたのだが、それを覚えていてくれた息子。
「ママ、明日誕生日じゃん!ケーキは?」
「あぁー外に出られないから買えないね」
「え!!そんな誕生日最悪だね、元気になったら買いに行く?」
「そっそうだね!それがいいかもね」
布団に入りながらそんな会話をした。
いつからか誕生日というものを気にし無くなった。
結婚をし、子供が産まれ、それどころではなくなったし。
こんな誕生日って、キラキラしてて、嬉しいものなんだと息子が思い出させてくれた。
それだけで、誕生日プレゼントをもらった気分になった。
シミ・シワは増えるし、年々痩せないけど、やっぱり誕生日とはいいものだ。
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