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グアテマラとワクチン

 今日、グアテマラのママから「明日コロナのワクチン打つことになった」と連絡が来てすごく嬉しいです。日本とは違い、十分な医療が受けられないグアテマラにいる家族や同僚、友人のことはいつも気になっていて、早くみんなワクチン接種できたらいいのにな〜と思っています。

 スペイン語の勉強も兼ねてグアテマラのワクチンに関するニュースを読んでいますが、グアテマラに最初にワクチンが届いたのは、2/25の12:25(グアテマラの記事には到着時間まで書かれていました 笑)。イスラエルから寄付された5千回分のワクチン(モデルナ)です。2/25 16:49にグアテマラ初のワクチン接種者となったのは、コロナ患者専用病院のICUで働く46歳の看護師さん。「インフルエンザのワクチンの方が痛いわ」とのコメントを残していました。

 その後、3/2にインドから20万回分(インド製アストラゼネカ)のワクチンが届いており、私のグアテマラのママもおそらくインドからの寄付分を打つようです。3/15にはCOVAX(COVID-19のワクチンを、複数国で共同購入し、公平に分配するためのWHO主導の国際的な枠組み)から約8万回分が届くようです。COVAXを通じて続々とワクチンが途上国にも届いていて嬉しいです。ただ、みんながワクチンを打てるのはまだかなり先ですね。記事を読む限り、3月中旬にも5万回分がロシアから届き、4月にはファイザーから7千回分届くと書いてありました。グアテマラも続々とワクチンを確保できていて嬉しいですが、まだまだ打てる人は本当に一握りだけですね。

 記事を見ていると、ワクチンの一部が盗まれたと大統領が発表したという記事もありました。売るんでしょうか?それとも家族や大切な人たちに打つのでしょうか?ワクチンを早く打ちたい気持ちは分かりますが、こんな時だから自分のことだけを考えるのではなく、他の人たちのことも考えられる心の広さが欲しいですね。



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