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スマートロックを試してみた
目次
・購入動機
・購入した商品について
・本体の取り付け
・HomeKit版とBluetooth版
・HomeKitの設定
・1ヶ月ほど使ってみた感想
購入動機
・持ち歩くものを少なくしたい
・HomeKitアクセサリを使ってみたい
あたりの理由から、スマートロックを試すことにした。
購入した商品について
・日本のドアに対応
・HomeKit対応
のスマートロックは少なく、選択肢があまりなかったのだが、danalock V3がそれらを満たしていたので、danalockを購入することにした。
danalockは、iPhoneのホームアプリなどを利用して鍵を開閉できる製品である。電池で可動しており、 9,000回 (10回/日で約2年)ほどの開閉が可能とのこと。
本体の取り付け
取り付け方法は、サムターン (ドアの鍵部分) 交換式で、既存の物理鍵もそのまま使える形となる。既存の鍵に、電子キーを拡張するイメージになる。
ドアの規格により、使う部品が違い、付属部品のどれを使うのか少し戸惑った (日本語の説明書があったが、読み取りづらかった) が、おおよそ20分程度で交換完了。若干、説明書通りではない挙動があったように記憶しているが、取り付けは簡単で、素人でも作業可能なレベルだった。
HomeKit版とBluetooth版
今回はHomeKitで利用したかったので、HomeKit版を購入したのだが、それ以外に、Bluetooth版とZ Wave版 (スマートホームの無線規格) がある。
販売当初はHomeKit版もAndroidで利用可能とのことだったが、仕様に誤りがあったようで、現在はHomeKit版はAndroidでの利用不可との説明に変わっている。
HomeKit版は、ホームアプリで操作し、Bluetooth版は、専用アプリで操作することになる。
ホームアプリは、共有機能で、日時の制限などが出来ないため、「ゲストに共有」といった使い方は想定にないように思われる。
Bluetooth版では利用可能な「手ぶら開錠」も、HomeKitのセキュリティポリシーにより、HomeKit版では完全なハンズフリーの開錠はできない。
「オートロック」に関しては、danalockの機能で10秒、30秒のどちらかを設定可能。HomeKitの機能ではGPSを利用したロックが可能になる。 (まだ試していない)
HomeKitの設定
本体の設定は、説明書通りに進めて特に問題は発生せず設定が完了した。
以下のことをするために必要な、ホームハブの登録をApple TVで行った。
・iPhoneの位置情報を利用して鍵を開閉
・複数人で鍵を操作
・外出先から鍵の状態を確認
オートメーション機能で、「家に到着したときに鍵が開く」ように設定。この設定には「このオートメーションは、住居の中に入ることを許可する可能性があるので、実行するには確認が必要です。」といった警告が出ていて、位置情報のみで完全なオート開錠はできない仕様のようだ。
1ヶ月ほど使ってみた感想
開錠にはいくつか方法があり、最初はいろいろ試していたが、現在は、Apple Watchに届く、オートメーションの通知をタップして開錠。といった方法に落ち着いている。
私の環境の場合、その他の開錠方法は、
・iPhoneのオートメーションの通知
・iPhoneのホームアプリ
・iPhoneのコントロールセンター
・Siri
が、あるのだが、どの方法でも、iPhoneをロック解除する必要があるので、その手間がないApple Watchでの開錠が一番楽に行える。
1ヶ月程使ってみて、「オートメーションの通知が来ない」や「開閉の失敗」などは発生していない。一度、iPhoneがバッテリー切れしてしまったことがあったが、家の近くに行くと、Apple WatchがWi-Fiを掴むので、セルラーモデルではないが、Apple Watchのみで開錠が可能だった。
鍵の持ち歩きが不要になっただけでなく、
・鍵をなくさなくなった
・鍵を探すことがなくなった
・外出先で、鍵ちゃんと閉めたっけ?がなくなった
あたりもスマートロックの良いところかと思う。