2020.4.14 映画鑑賞記録「完全なるチェックメイト」


まだCovid-19が流行する以前に
 バリ島行きの飛行機で見た映画。
たしか彼氏のAmazon Primeで観させてもらった。



精神が崩壊していく天才チェスプレイヤー、ボブ・フィッシャーの話。
実話が元になっていて、
冷戦構造とユダヤ人、イスラエル問題が関わっていた。
絶妙な暗さとテンポでよかった
(観たのが夜だったのもある)。

大国の代理戦争にされている戦争っていくつもあるけど、
先進国の責任について義務教育では習った覚えがない。
大学は国際文化系の学科だったから
アフガニスタンやイスラエルなどにおける
紛争の背景を授業で教わったけど、
それが無ければずっと「発展途上の国々が独立をめぐって争ってるのかな」
なんて思って終わりだったと思う。
卒業してから、今ではまた詳しい背景を忘れかけていて
説明するには自信が無いから
また講義のノートを引っ張り出さなきゃなぁ。

(外出自粛期間に、せっかくだから大学のいろんな講義の資料で
学び直しをしよう…)

話は戻って
この映画はそんな血なまぐさいことはないし、
とっても美しくて頭脳的な戦いが描かれてた。
でもその美しくて繊細な要素がまた
背景にある冷戦を生々しく感じさせる効果があったのかも。
面白かったな。

しかしチェスは難しい。
モチーフがおしゃれだしかっこいいからって
教わったけど
てんで上達する気がしなくて
辞めちゃったな。
再挑戦しようかな。

将棋も死ぬほど時間かかるし似てるなと思った、極限の世界。

おわり

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