ラジオNIKKEI賞 枠順確定前全頭見解
はじめに
今週はCBC賞にラジオNIKKEI賞‼️
ということはもう夏競馬ですね。
早いものでもう一年の半分が終わってしまいましたよ。
私はというとスーパーバッドなタイミングで仕事を辞めるわ、再就職が例のウイルス(コ〇ナさん)のせいでかなりてこずってしまうわで大変な思いをしました😓
それでも競馬ができるということは本当にうれしい限りですし、何より開催に際して尽力してくれている方々に感謝しなければいけませんね☺️
というわけで感謝の気持ちを胸にラジオNIKKEI賞も全頭見解書いていきます
個人的好走ポイント
ここでいつもの個人的な好走ポイントを。
① 逃げ先行馬多数の展開読み
② 福島開幕週+雨馬場での予想
③ 実績がイマイチ通用しない夏競馬
(おまけに④ 夏は牝馬から狙え)
ラジオNIKKEI賞に関してはこのあたりを重視して予想していきましょう
枠順確定前全頭見解
(※なお今回は各馬寸評の最後に🔴・✖で簡易的な短評を記載します。
🔴はプラス材料・✖はマイナス材料・🔴✖は条件次第でどちらとも考えられる要素)
時間がないなどの方はぜひ🔴✖評価だけでもどうぞ‼️
① アールクインダム
前走がダート戦の川崎オークスに出走し、8着という結果に。とはいえダート戦でなおかつ地方の深いダートでも逃げれたという経験はこの馬にとって非常に大きいものがあると思います。
ダート戦を経験したことでパワーが求められる競馬への対応力は多少なりともついたでしょうし、そのようなレースになれば面白いとは思います。芝の戻って再び逃げるとは思えませんが、好位から押し切る形の競馬が取れれば面白い存在かもしれません。
吉田豊さん騎乗で斤量51キロはかなり軽ハンデですし、条件はよさそう。競馬としては4走前のような捲る形が合いそうな感じはあるので正直どう乗ってくるのかはわからないというところです。
🔴 ダート戦経験でダッシュ力がついているはず
🔴 斤量51キロは単純に魅力
🔴✖ 乗り方に保証ができないため狙いにくい
✖ 今までの相手関係も軽く、そこで好走できないとなると。。。
② アルサトワ
逃げたらしぶとく粘ってくる競馬をここまでは披露しています。今回は鞍上が田辺さんに替わるということですが、この馬には柔らかく乗ってくれる田辺さんは合いそうな気はします。
今までの相手関係としてはかなりいいメンバー(アドマイヤビルゴ・ポタジェ・リリーピュアハートなど)とやっており、このメンバーくらいならやれてもいいと思います。
前走は最内枠を活かして逃げる競馬を選択。展開はそこまであっていなかった中でポタジェ相手に逃げ粘れた点は評価できます。
🔴 逃げの手がスムーズに打てればしぶとい
🔴 今までの相手関係からやや易化
🔴 田辺さんへの乗り替わり
✖ 前激化しそうなメンバーなので展開向くかどうか
③ グレイトオーサー
ダミアンレーンさん継続騎乗で挑むここですが、2連勝での参戦でそこまで参考がないという点が一番の懸念材料ですね。決してスパッと切れる脚があるわけではなく、長くいい脚を使うタイプなので福島はある程度こなしてくれそうです。ただ馬格のある馬でストライドも大きいので、小回り気味の福島でコーナリングをうまくこなせるかがポイントになってくるとは思います。
堀厩舎でレーンさん連続起用はかなり狙いに来ているとは思いますし、臨戦過程的には人気を見込まれても。
🔴 長くいい脚を使う点は福島でプラス
🔴 堀厩舎でレーンさん起用は勝負気配
🔴✖ 馬格がありストライドが大きい点が懸念
✖ 正直そこまで強い勝ち方をしてきたわけではない
④ コスモインペリウム
2走前にがっつり狙った馬なのですが、逃げれば行けると思いきやまさかの控える競馬を選択。それでも切れ味を見せましたし、非常に器用な馬だなという感想を持ちました。また道悪適性が非常に高く、逃げたとしてもかなりいい脚を使う馬なので、魅力に感じる部分は多いと思います。
懸念点としては1800よりは2000のほうがいい印象ではあります。ただ近走は成長著しい面を見せているので期待はしたいなと思います。
🔴 逃げも後方も選択できる器用さ
🔴 2走前に後方からでも切れ味あるところを見せた
🔴✖ 1800よりは2000のほうが合いそうな点
⑤ コンドゥクシオン
昨年のデビューは何と同じラジオNIKKEIが行われた福島競馬場での重馬場開催の日でした。ここまでの勝鞍はいずれも重馬場以上ということで道悪適性の高さはうかがえますし、他の馬が伸びない条件で伸びてくるような足を持ち合わせている点は比較できるポイントとして重宝できると思います。
この馬自身初の最軽量である53キロでの出走はいい条件だと思いますし、あとはどの位置で競馬を進めるか。個人的には後方気味での競馬になるのかなと思います。
🔴 福島開催の重馬場で新馬勝ちの実績
🔴 道悪馬場への高い適正
🔴 53キロの軽めのハンデ
🔴✖ どのポジションから競馬するのか読めない
⑥ サクラトゥジュール
なにより大負けしていないという実績が一番評価できるポイントだと思います。あとは何といっても今まで僅差の勝負をしてきた相手関係が非常に強い。スマイルカナに始まり、サクセッション・ウインカーネリアン・ピーエムピンコ・チアチアクラシカとかなりの強敵たちとやりあってきているので、このメンバーに入れば当然上位争いができると思います。
鞍上もレーンさんから石橋さんへ変わりはしますが、テン乗りではありませんしそこまでマイナス材料でもないと思います。
懸念点があるとすれば産駒成績の悪さと、道悪経験のなさ。陣営としては良馬場の開幕週で押し切りたいという思いでしょうが、雨の可能性は高く、この馬には天気が試練となりそうです。
🔴 連対を外したことのない成績
🔴 今までの相手関係の強さ
✖ 雨馬場での経験皆無
✖ 産駒成績がこの舞台で非常に悪い
⑦ ディープキング
ここ2戦のレース内容は非常に優秀で、ディープ産駒らしい切れ味満載の内容ではあります。とはいえ新馬戦での走りを見ていると、水分を含んだ馬場は相当苦手にしており、そのあたりがこの馬の取捨選択のしどころかなという印象です。
戸崎さん騎乗で52キロはかなり恵まれたハンデですし、その点は魅力的に映ります。当日の状態次第としか言いようがない馬ですかね。
🔴 切れ味勝負ならかなり優秀
🔴 戸崎さん騎乗で52キロはハンデに恵まれている
✖ 道悪適性は見えない
⑧ バビット
ここまで常に2番手以内の競馬をしており、ダッシュ力に関してはこのメンバーに入っても見劣りしません。前走より斤量3キロ減はかなり有利には働きそうですし、2走前の未勝利勝ちの時は展開向かずの中で逃げ残して勝ち切る内容は評価できます。
穴人気しそうですが、2走前を見れば福島は十分こなしそうですし、穴で注目といった感じですかね。
🔴 ダッシュ力はメンバートップクラス
🔴 斤量に恵まれた
🔴 2走前の福島勝ちの内容を高評価
✖ ほかの馬に比べれば、今までの相手関係は軽い
⑨ パラスアテナ
2走前の福島勝ちの内容(中断前目で追走からコーナーで先頭を楽に射程圏内に収め押し切り)がいいものでしたし。ここまで先行勢がそろえば必然的に流れも向いてきそうな感じはあります。前走のように速めのペースを追走しても上りを使ってきますし、武豊さん騎乗なら変なポジションでは進めないはず。出遅れなければ楽に圏内を狙えるためここは勝負と行きたいレベルの馬です。なんだかんだ斤量52キロも魅力。そして夏は牝馬から。
🔴 2走前の福島勝ちが好内容
🔴 展開向きそう
🔴 52キロの恵まれたハンデ
✖ 出遅れれば全く競馬にならずの可能性
⑩ パンサラッサ
1800への距離短縮は個人的にいい条件だと思います。持続力のあるスピードを持つサドラードウェルズ持ちらしい走りをしますし、そもそも開幕週だろうと福島で高速決着は考えにくい。もとはクラシック戦線も視野に入れていただけに、それだけ素質は高いのでしょうから評価はしていいと思います。
内枠よりか外枠のほうが競馬はしやすいでしょうし、外3番手当たりの競馬が理想。そこから4角で押し切りに図るという形を目指したいところなので枠には注意。
叩いてさらに上積みが出てくるのであれば非常に面白い存在です。
🔴 1800への距離短縮
🔴 サドラードウェルズ持ちらしい持続力のあるスピード
🔴 叩いて上積みが出ればなおプラス
⑪ ベレヌス
前走が初の芝での出走でしたが、かなり芝適正の高さはうかがえました。差し馬向きの展開の中で淡々と逃げて勝ち切る内容は評価できますし、もともとダートで走っていただけに道悪もそれなりに走れそうな感じはします。
距離としては1800なら適性圏内だと思いますし、前走のように淡々と逃げれれば面白いのですが、何分同型が多く狙いにくいのは確か。
🔴 芝適正の高さ
🔴 前走展開向かずの中での逃げ切り
✖ 同型多数で展開に恵まれなさそう
⑫ ルリアン
新馬戦での走りがかなり優秀だったと思います。差し有利の中京で差し向きの展開。その中で逃げ粘ってマイラプソディと0.1差。その後もまだ底を見せていない勝ち方でしたし、そこまで先行にこだわらなくてもいい脚が使える点はかなりプラス。
多少上りのかかる馬場で底力勝負となったときのキズナ産駒は非常にいいものがありますし、たとえ人気しても買いたいなと思うような馬ですね。
鞍上が川田さんから坂井瑠星さんに替わりますが、この鞍上自体個人的にはかなり信頼できると思っているのでそこまで大きなマイナス評価はせず。
🔴 新馬での内容が優秀
🔴 いまだ底を見せていない勝ち方
🔴 展開不問なタイプ
🔴 キズナ産駒と今回の条件は合いそう
✖ テン乗りの坂井瑠星さん
簡易評価
以上枠順確定前の全頭見解でした。最後に現状の簡易評価を。
A パラスアテナ
B+ グレイトオーサー・サクラトゥジュール・パンサラッサ・ルリアン
B コスモインぺリウム・コンドゥクシオン・バビット
現状はこんな感じですかね。
おわりに
現状抜けているなと思う馬もおらず、枠が出てみないとまだわからないといった感じですね。パラスアテナは今までのレースぶりからも有力候補だと思いますし、私の師匠の格言「夏は牝馬から」の点にも該当します。
パラスアテナもそうですが、どの馬もイマイチピンとくる内容でのレースぶりではないため、はっきり「この馬を穴でねらおう」とかいうイメージが生まれてこないのが正直なところ。
もう少しよく見てみる必要がありますね。
以上いちごでした。