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新馬戦で勝つには?それなら○○を見よう!
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
いちごでございます‼️
先日行われた宝塚記念。皆さんいかがでしたか?
私はといいますと、本命クロノジェネシスから愛するキセキを厚めに買い、ワイド馬連の本線的中‼️あとは「G1なら池添のけんちゃんを買うしかない!」と思い、モズベッロを馬券の相手に入れていたことで三連複までもが的中してウキウキの月曜日です。
ここまで手厚く馬券が買えたのも、午前中の新馬戦でばっちり的中できたからこそ。
なんと今週は新馬戦計7レース予想を上げて5レースで本線的中🎯の大健闘。新馬戦が始まったころは新種牡馬等のクセをつかみかねており、なかなかいい予想ができませんでした。🙇♀️
しかし、ここにきてようやくつかんできました。
さて、この新馬戦ですがなかなかの曲者ですよね。😓
わたしの知人や友人も「何見て買ったらいいかわからんし、何となく買ってる」っていう人が多いのが事実です。
でも、それってもったいなくないですか?
せっかく新馬戦を予想して大切なお金をかけるんだったら、何か自分の指標になるモノを持っていたほうがいいと思うんです。それは何でもいいと思いますし、予想への自信をもつ第一歩目であればいいと思うんですね。
ちなみに私の場合だと、パッと思いつくだけでも新馬戦での予想ファクターはざっくりまとめても5~6点くらいはあります。
そこで今回は新馬戦を予想するうえで、いちごが意識してみてみたほうがいいポイントやこれを意識したら結果が良化したよってポイントについて、皆さんに紹介してみようと思います‼️
ちなみに今回の記事はわたしが予想する際に見ていく項目順に書いていきます。ではよろしくお願いします!
① 血統の重要性に注目せよ
やはり新馬戦で一番困ることは、「その馬が実際のレースで走ったことがない」ということですよね。走ったことないんだからその馬の能力自体は測れなくて当然です。
そこで重要になってくるのが血統の側面です。わたしはこの点を一番重要視しています。
はい競馬好きならおなじみですね。これがいわゆる血統表(5台血統表)です。わたしが見るところとすればこの黄色いマーカー部分(父・母・父母・母父・母母父・母母父父)くらいでしょうか。今の競馬界にいる血統であれば父の名前を見れば父父が誰かくらいはわかりますし、予想時間短縮のためにもあまり見ないようにはしてます。
血統理論だと競馬評論家である亀谷敬正さんが有名ですよね。あの方がおっしゃっていることは至極まっとうで、血統はその馬の能力の最大値を見るにはいいファクターだと思います。
昔兄がやってたオーナーズリーグっていう野球カードゲームを思い出します。この画像はオーナーズホースっていうものみたいなんですが、まさしく血統から見るその馬の能力値はこの右側の基本能力というところのイメージです。
この馬の子供ならこのくらいのスピードがあって、親から見る成長時期的に今はこのくらいかな見たいな感じです。
もっと細かいところまで見る必要があるのですが、そのことについてはまたの際にお話しできればなと思います。
ここでは簡単にまとめます。
①-① 日本系・米国系の血統は早期活躍の可能性大
①-② 両親・兄弟馬が早期活躍なら子もその可能性大
①-③ 芝なら日本型・ダートなら米国型の血統を狙え!
①-④ 馬場が悪くなればその逆。芝なら米国型・ダートなら日本型
①-⑤ 欧州型の血統はある意味バランス型。芝ダートどちらもこなす馬が多く、芝なら道悪でこそ輝く
①-⑥ 早期活躍した兄弟馬が多ければ、それは買いの要素
ざっくりまとめてこんな感じで見ます。日本型や米国型なんて言っても、もっとその馬自身を見ていけばもっと特徴は出てきますし、例外も出てきます。それは仔馬も同様。
日本型だから米国型だから早期活躍だ!というふうに、血統は万能で最強の予想ツールというわけではありませんが、一つの指標にはなると思います。
② 調教過程に注目せよ
これに関してはどんなレースに関しても見ますよね。調教です。
ただ、皆さん最終追切だけをあてにしていませんか?
これは大きな落とし穴です。決して最終追切がマックスでの追い切りというわけではありません。それ以前に好時計連発していれば最終追切は調整程度で軽く流す場合もあります。
ここではあえて調教に注目せよとは言いません。その代わり調教過程に注目といいましょう。さてその理由をいくつか抜粋していきます。
②-① どのタイミングでの追切が本追いか
これは先にも言いましたが、最終追切の評価だけをあてにしてはいけませんよということです。これはタイムだけで判断できることもあれば、やはり見てみないとわからないこともあります。ただ一つここで感じてもらいたいことは、最終だけが調教ではないということになります。
6月27日 函館新馬戦での勝ち馬フォドラの調教です。最終が馬也でそこまで時計も出ていないのですが、それより1週前の6月17日に直線強めでの追切が内容・タイムともに好内容だったことから、この調教が本追いだったと考えていいでしょう。
勝ち負けは結果論ですが、どの調教を指標にすればいいのかは考えたほうがいいでしょう。
②-② 併せ調教はその馬よりも相手に注目
競走馬はただ単に合わせ調教をしているわけではありませんよね。わたしたちが見なければいけないのは、どれくらい先着しているかということではないと思います。
重要なのは「どの馬を相手にどのような調教をしたのか」ということだと思います。
併せ相手は格上・古馬相手なのか。その相手は本腰を入れた追切なのか調整段階なのか。
馬場のどこを走っていたのか(内?外?)
それらを踏まえたうえで、どのような内容での調教なのか(先着?遅れ?そのタイムは?)
この辺りは注目していいと思います。
例えば最終追切がそこまでよく見えなかった新馬がいるとします。
でもその新馬が中間で同じ週に出走確定の2勝クラスの古馬相手に食い下がって、何なら先着してしまったとすれば当然能力はありそうだなと感じますよね。
6月28日 阪神新馬戦2着馬ワンダフルタウンの追切です。17日にレッドジェニアル(同週宝塚記念出走)と併せており、遜色ない動きをしていました。この追切があれば、最終がいくらか緩い時計でも問題なく軸級の評価ができます。
なのでここでのまとめは、「最終追切だけでなく中間調教まで目を配ろう」ということです。
②-③ 本数は充実しているか?
いわゆる「乗り込み量」といわれるやつです。
人間も同じですが、やはり練習不足の馬は能力を発揮しきれないことがあります。厩舎入りしてからの調教本数には気を配ってみたほうがいいと思います。何となくではありますが、その馬の体質の強さみたいなものも見えてくるので、今後の参考にもなりますね。
基本的には乗り込み量は多いほうがいいでしょう。ただ、本数自体は少なくても、各追切がしっかり追われており、また時計も出ているのであれば、能力はあるけど体質が弱めなのかなと判断していいと思います。
また、厩舎によっては外厩仕上げで、入厩してからは少なめの本数で調整を図る厩舎もあるので注意が必要ですね。
②-③ 調教はどのコースで行われたか
私はそこまで気にしていませんが、やはり近代競馬の坂路調教の飛躍的な進化はとどまることを知りません。馬にしっかり負荷をかけながら能力を伸ばすことができるという点は非常に効率的な調教だと思います。
なので坂路調教の本数や内容がいい馬には注目してみましょう。
③ 生産地・生まれた時期に注目せよ
一つ目はいわゆるどの牧場での生産馬かということですね。
画像左側の黄色くマーカーを打っているところが生産牧場名になりますね。
やはり生産牧場によって成績の優劣はあると思います。近代競馬であればやはりノーザンファームは新馬も含めていい馬がそろっています。
ノーザンファームと聞けばセットで社台ファームというのも出てきます。ところがどっこい社台生産馬は新馬での成績がすこぶるよくありません。社台系列でまだマシなのがグリーンファーム生産馬です。
安直に「社台生産馬だ!強そうだし買おう」とはならず、一歩立ち止まって冷静に考えてみましょう。
あと地味に成績のいい生産牧場をまとめておきます。
・ビックレッドファーム(いわゆるコスモ・マイネル軍団)
・ダーレー・ジャパン・ファーム(ゴドルフィン)
・三嶋牧場
・富田牧場
・レイクヴィラファーム
・ノースヒルズマネジメント
おそらく持ち合わせている繁殖牝馬の質によって成績に偏りがあるのだと思います。特に牧場に関わらずコスモ・マイネル軍団やゴドルフィンは繁殖牝馬に良質な米国型の馬が多く、そのせいで早期活躍馬が多く生まれてしまうのだと思います。この辺りは人気がなくても注意してみていいと思います。
二つ目はどの時期に生まれたかということです。
今度は逆に画像右側に黄色くマーカーを打っているところが生まれた日です。
人間でも早生まれだからどうとか遅生まれがどうとか言われることがありますよね。馬も同じで、比較的早くに生まれた馬は早い時期のデビューで結果が出ることが多いです。
1月生まれなんかは要警戒ですね。実際勝率12%・複勝率は30%ほどあるみたいです。
そこまで気にするファクターでもないですが、ちょっと目を配ってみてもいいと思います。
④ 厩舎に注目せよ
これは調教とも関係してきます。
というのも、厩舎によってどう言った調教をするのかという特徴が出てきます。ざっくりまとめますね。
④-① バシバシで調教タイムを出してくる厩舎
・昆厩舎
・池添学厩舎
・友道厩舎
・藤岡健厩舎
(・中内田厩舎)
この辺りの厩舎は最終追いでゴリゴリにタイムを出してきます。一見ものすごい追切をしているように見えるのですが、それまでの中間を見てみるとたいしたことないのではと思う時があります。ただ、そのタイムで走れるということは能力があるということですし、軽視はできません。
6月14日 函館新馬戦での昆厩舎リスカムの調教ですね。レースが近づくにつれてガンガン追切のタイムを上げていきます。それに追い方も一杯もしくは仕掛重視と比較的タイムの出やすい調教です。しかしそれまでのタイム自体はいたって平凡。結果は2番人気で5着と凡走。最終追切だけに注目してはいけないといういい例だと思います。
逆に注意しなければいけいないパターンは、これらの厩舎で最終追切でのタイムが出ていないときです。とんでもなく能力がないか、もしくは状態がすこぶる悪いかのどちらかだと判断してもいいと思います。なのでわたしの場合、後者のパターンの時は思い切って切ります。
④-② あまりタイムを出してこない厩舎
・相沢厩舎
・木村厩舎
・手塚厩舎
6月14日 東京新馬戦での手塚厩舎ユーバーレーベンの調教です。外厩である程度仕上げてきているので入厩以降は調整程度の調教。最終だけはある程度タイムを出してレースを迎える。このような形が④-②で挙げた厩舎の調教パターンですね。
この辺りの厩舎は外厩を多用するせいか、そこまでタイムは出してきません。ただ、これまたタイムがないから軽視とはいきません。なぜなら近代競馬において外厩システムのすさまじさたるや恐ろしいものです。特にこれらの厩舎の馬でノーザンファームの馬は間違いなく警戒です。
⑤ 騎手に注目せよ
やはり競馬において騎手が持つ力は偉大です。いいジョッキーにはいい馬が回ってくるのは当然のことですが、それ以上に新馬戦での勝ち方をわかっているジョッキーはいい成績を残します。
⑤-①新馬戦好成績のジョッキー
・福永祐一騎手
・ルメール騎手
・デムーロ騎手
・川田騎手
・戸崎騎手
・岩田康誠騎手
・田辺騎手
・和田竜二騎手
・三浦騎手
この辺りは新馬でも好成績ですね。やはりリーディング争いをするような有力ジョッキーの名前が目立ちます。
⑤-②若手や新馬でいい乗り方をしてくれる騎手
・岩田望来騎手
・松若風馬騎手
・横山和生騎手
・坂井瑠星騎手
・西村敦騎手
・木幡育也騎手
この辺りは若手の中でもいい乗り方をしてくれます。やはり新馬戦では先行できる馬が有利であることは明らか。その点この辺りの騎手たちは前付けの意識が強く、負けた際にも納得できる乗り方をしてくれます。
⑤-③逆に注意したい騎手
・武豊騎手
・横山典弘騎手
・内田博幸騎手
・藤岡康太騎手
個人的にこの辺りの騎手には注意しています。特にベテラン勢は特定の馬以外は競馬を覚えさせる乗り方をすることが多いため、中団で控えて折り合いをつけさせることを経験させたりすることで、結果的に惜しい着順での敗戦などが目立ちます。藤岡康太騎手に関しては。ある程度人気を背負うことが多いのですが、やたらと出遅れることが多く、新馬戦では致命的な敗因を作ってしまうことが多いです。
⑥ 枠順や馬具に注目せよ
何といっても新馬戦は枠による優位が大きく出ます。やはり内枠の馬はロスなく回れるため優位にレースを進めることができます。
そこで注意しなければいけないことは馬具と枠順の関係です。
一般的に馬具は馬に気性的な問題がある際に用いられることが多く、そういった馬が内枠に入った際は注意したほうがいいと思います。普通のレースでも同様なのですが、一度もレースに参加したことがない新馬ではなおさらデリケートなものです。
⑦ 厩舎コメントに注目せよ
これはあくまで厩舎サイドの感想でしかないのですが、やはり自信をもって仕上げてきているのか、現状自信はないけど着を拾えればラッキーなのかなど。
厩舎コメントに関しては割と正直にコメントしてくれていると思います。
注目したほうがいいコメント例について挙げておきますね。
(🔴はプラス材料・✖はマイナス材料)
🔴 乗り込み量は十分
🔴 前向きな気性
🔴 動きは水準以上
🔴 操縦性が高い
🔴 牧場時からいい動きをしていたなどの牧場時に関するプラスコメント
🔴 前前で粘りこめれば・テンの速さはいい
✖ ずぶいところがある
✖ まだまだ子供っぽいが
✖ もうすこし使ってからかな
✖ 気難しいタイプ
🔴✖ この距離なら・乾いた馬場なら等の限定条件
🔴✖ 調教をこなすごとに良くなったが、仕上がり途上
やはり実際にその馬に近くで触れているスタッフの方たちのコメントは走りに現れていると思います。
🔴✖コメントに関しては条件が合えば十分激走してくれる可能性があるため、一概にいいとも悪いとも言えません。特に二つ目の🔴✖のコメントに関しては、「(現時点での能力はあるけど、期待値的には)まだまだ仕上がり途上」というカッコ書きの部分が隠されている可能性があるため、その際は改めて調教過程をチェックしましょう。
おわりに(おまけにいちご注目新馬一覧)
あと注意したほうがいい点をもう一つ。それはnetkeibaさんを利用して予想されている方に向けてです。かくいうわたしもnetkeibaさんをメインの予想ツールに使っています。非常に素晴らしいサイトなのですが、気をつけなければいけない点が1点。
それはnetkebaさんの評価を鵜呑みにしないことです。ここまで読んでいただいた方にはわかっていただけると思いますが、特に調教については注意が必要です。
netkeibaさんでは各追切に評価がつけられていますが、目が行きがちなのは最終追切の評価。大事なのはこれまでの過程であって最終追切ではありませんので注意して評価はみましょう。
ここまで新馬戦を予想するにあたって注目してみたほうがいいことについて書いてきました。私自身これらのことを意識するだけで、新馬戦での成績は飛躍的に良化しました。
せっかく新馬戦をやるのであれば勝ちたいものです。良ければこの記事を参考にして、皆さんも新馬戦にトライしてみましょう。
競馬は各レースの積み重ねです。ひょっとしたら皆さんが注目して新馬戦で買った馬がクラシックで走るかもしれませんね。そんなときは「今までずっと見てきた馬なのだから」と自信をもって馬券を買いましょう。勝っても負けても素敵な気持ちになれると思います。
最後にいちごが今期注目している新馬を上げていきたいと思います。
・グランメテオール
・ラピカズマ
・テンバガー
・ブエナベントゥーラ
・リュネリブラ
・ダノンザキッド
・ワンダフルタウン
・レッドジェネシス
この中にクラシック制覇を成し遂げる馬は出てくるのでしょうか。楽しみに新馬戦を見守りましょう。
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