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渾身一句鑑賞会~すうぷさん~


《つる先生の講評》

音もなく脈うつ今朝の冬木立

季語、冬木立(ふゆこだち)。

冬木の立ち並んでいるもの、と
私の季寄せにありました。

立ち並ぶ冬木から、
音の無き、
脈打つさまを感じ取る
感性がすてきです。
視界広く見つめられて
います。

内なる命の躍動は、
いずれ訪れるであろう、
春の予感もされます。

それを今朝にお感じに
なられた。

新しい発見と共に、
清々しき想いを
詠まれた一句に
感じ入りました次第です。

想像と現場に立ち会った
臨場感を、うまく一句に
まとめられたところも、
読みどころと思いました。

自然な詠みぶりながら、
読み甲斐のある、
魅力的一句です。

すうぷさん、拙企画へのご参加ありがとうございました😃
そして2位入賞おめでとうございます🏆️

 御句を拝見して、なんと感受性の豊かな方だろうとの印象を受けました。

 音もなく脈うつ…。そこに木立の生命を感じ取られたのか、ふと触れると確かに春に向けての準備が自然に行われているであろうことに自然に対する畏敬の念…。

何も言わない樹木、だけど確かに語ってくれている。日々を生きる人びとが振り返ってみたくなる…そんな思いを抱きました。

皆さまも改めましてお読みいただいて是非ともこちらのコメント欄で感想などお寄せください🥰

 インタビューにお答えいただいた記事はこちらです↓↓↓

 丁寧にお答えいただいてありがとうございます😊

★御句をcanvaで作りました😃
よろしければお持ち帰りください🥰

 


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