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【詩姫限定構築】前回の記事で公開できなかった2つのデッキ【レイ・オーバ/プリアニ(リアス&リオル)】
ご覧いただきありがとうございます。本記事は、2022年10月に執筆しており、筆者の現在の構築や採用理由などと異なる内容が書かれていますことをご了承ください。
こんにちは。
数か月前、新弾ディーバブースター【詩姫の戦歌】発売後にデッキ紹介記事を書かせて頂きました、一見客です。
こちらの記事で、こんなことを書いていました。
「レイ・オーバ」や「リアス/リオル」などは正直まだいい案を思いつけなかったので紹介はありません。特に「レイ・オーバ」はブレイヴの関係でディーババトル用の構築はとても難しく感じました。もしもいい案を思いついて、機会があれば紹介出来たらなと考えています。
今回の記事では、この時に組みあがっていなかった「レイ・オーバ」「プリティアニマルズ(リアス&リオル)」のデッキについて書いていきます。
前回と同じく「誰かの参考に~」ということが主目的ではなく、自己顕示欲の発散をメインに書いているものになりますが、それでも誰かの参考になるのであれば嬉しいことこの上ないです!
(以下ほぼ前回のコピペ)
※当記事の内容は、全てバンコネ「ディーバ構築バトル」におけるデッキ構築条件(ディーバ関連カードのみ使用可能、《華黄の城門》《黄魔神》などは使用しない)を前提としています。対戦相手も同じ条件で想定しています。
※カードゲーム用語として「除去」「破壊」などといった言葉も使うことになりますし、カードとしての性能にもしばしば触れることになります。ディーバ達には似つかわしくないこともあるかも知れませんが、何卒ご了承ください。
※誤って解釈しているルール等が無いとは言い切れませんので、こちらも何卒ご容赦下さい(もしTwitter等からご覧になっていて気づかれた方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると僕はとても嬉しいです!)。
※各リンク先はバトルスピリッツ Wiki様(リンクフリーとのこと)のページです。
(以上)
①レイ・オーバ
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3《[冬の装い]ラビィ・ダーリン》
「レイ・オーバ」全体で少ない初動枠を担います。オープンによって加わる防御役のカード達との組み合わせでデッキの動きを安定させることに貢献します。
3《ローラ・ビャクラン》
【シャイニーハーツ】お馴染みの"オンステージ"。かんざしを扱うこのデッキでは"オンステージ"が2種6枚採用できるという点が大きいです。
3《レイ・オーバ》(BSC37-RV002)
こちらはLv2でのドロー効果が嬉しい"オンステージ"。手札の消費量・補充量どちらも安定しにくいデッキであるため、状況に応じてLv1とLv2を使い分けています。
2《[チョコレート大作戦]レイ・オーバ》
"アクセル"によって数の攻めから守る防御的な役目が持ち味ですが、それをケアされても召喚時ドローの4コストスピリット(合体条件も満たす)となれる点で採用しやすいと感じたカードです。
3《[学園祭プリンセス]レイ・オーバ》
リソース補充の主力となり、何と言ってもブレイヴを引きに行くことが出来るというのが稀有な特長です。後に紹介するブレイヴの選択はこのカードありきで選んだと言っても過言ではありません。神煌臨レイの条件を満たすコスト5というのも嬉しい点です。
1《[冬の装い]レイ・オーバ》
消滅/破壊後という発動条件は、正直に言ってあまり使いやすいとは感じないことが多い(ディーバ戦ではデッキバウンスなどによる除去が多いため)のですが、このデッキにおいては"ソロステージ"で守れないコアシュートやバトルによる破壊に反応して弱点を補えるという部分が大きく、メインステージの回収先の選択肢として1枚採用しています。
3《[ハロウィン・パーティ]レイ・オーバ》
他の除去効果がデッキバウンスしかないこのデッキにおいて、デッキに戻らないスピリットを除去できる可能性を持っている点が大きいです。"ミラージュ"で使う選択肢があることと、その効果のおかげでダブついた場合でもコストに出来ることから3枚採用しています。
3《[スターフェス]レイ・オーバ》
Lv2からのバーンダメージ効果によりフィニッシャーとなりながらも、Lv1から使える"ソロステージ"によって除去耐性を得られて多くの状況で大きな影響力を持たせられるカードです。フィールドに2枚あっても実質的に片方しか効果を使えていない(ダブついた場合に使いにくい)のが欠点ですが、リリと"オンステージ"とかんざしを絡めた2ターン目からの高打点ムーブの為に最序盤から引いておきたいことと、ダブついても別のドローに変える手段も2種類あるということで3枚の採用です。
3《[詩姫学園]レイ・オーバ》
フラッシュで使える"神煌臨"の除去によって防御面で主に活躍しますが、除去耐性のあるスピリットを相手にする時もLv2以上のブロックされない効果(自身が合体しているかを問わない点が嬉しいです)で攻撃の手助けにもなれます。"ソロステージ"があれば"神煌臨"元も確保しやすく、そもそも効果はどちらも煌臨を問わず使えるため、使いにくくなる状況の少ないカードです。
2《[学園制服]リューネ・マト》
「レイ・オーバ」どころか【シャイニーハーツ】ですらないカードですが、学園祭で引ける除去持ち”バースト”としての採用です。
3《星華のかんざし》
ノーコストでシンボル追加の出来るこのカードを2種の"オンステージ"と学園祭によって上手く使っていこうというのが、このデッキのコンセプトのひとつになります。
2《戦国トロフィー》
学園祭をはじめとする各種ブレイヴサポートが多い「レイ・オーバ」ゆえに気軽に使える、メインステージに触れるブレイヴです。手札補充をより重く見る場合、この枠を絵馬に変えることも検討しています。
3《戦国フェス メインステージ》
ディーバお馴染みのネクサスで、実際このデッキでも初動でも後引きでも置きやすい3コスト2軽減の軽減シンボルの役割が大きいため3枚採用しているのですが、このカードの効果に絡まないブレイヴをある程度扱うこのデッキでは他の<私服>・<衣装>デッキほどの重要度ではないと感じています。
3《プロデューサーリリ》
ブレイヴによるシンボル追加手段が多い分だけ”神技”の回復もより強く使えるため、ディーバの中でもより強く使えるように感じます。神煌臨レイやダンスがあることもあり、どうしても1枚は引いておきたいカードです。
3《フィニッシングダンス》
学園祭で引くことの出来る防御札です。後半の効果を使う為にリリの”神技”を使うか迷う場面も多いです。
新弾のXXレアを除いて、多くのカードがブレイヴサポートを持っている「レイ・オーバ」ということで、今回はかんざしをメインにブレイヴを上手く使いながら動かしたいというコンセプトで構築しました(その結果またしても新弾のカードが一切入らないこととなりました)。しかし詩姫はほとんどのデッキにおいて、アタックすることになるスピリットの多くが”オンステージ”・”ショーアップ”・”共鳴”・”フレンド”等によりアタックステップ中に召喚される関係で、ブレイヴそのものが全体的に扱いにくいと感じています。このデッキにおいても、かんざし以外のブレイヴはメインステップ中に合体してそのままアタックしてこそ真価を発揮できるものになる(その点ハロウィンが輝きます)ため上手く使えるタイミングが限られていて、採用し過ぎると上手くデッキが動かなくなってしまい、かといってかんざしだけでは折角のブレイヴテーマの「レイ・オーバ」としての動きが上手くいかなくなるジレンマを抱えているように思います。現状の僕のこの構築ではかんざし以外に2枚の採用ですがバランスはとても難しく、そのあたりの調整がブレイヴ主軸の「レイ・オーバ」をディーバ限定で組む上での醍醐味だとも感じています。
②プリティアニマルズ(リアス&リオル)
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3《ムゥ》
個人的に【プリティアニマルズ】の特権と思っているカードで、ほぼノーコストで新たなカードを引きにいくことが出来ます。このデッキではリリ以外であれば実質ドローとなり、シンラを頑張って引きたいデッキなので疑似的なデッキ圧縮の意味での採用です。
3《[冬の装い]ムゥ》
デッキトップ操作役の一人目です。リリを引きにいけることと、たまに使うLv3効果が後続の展開を助けます。
3《セフィ・アリエス》(BSC37-RV010)
デッキトップ操作役の二人目です。下に置くことを選べるため、シンラが見つからない時はこれを選ぶことが多いです。
3《[緑の詩姫神]シンラ・シージェン/[自然転醒・緑の詩姫神]シンラ・シージェン》
同一ターン中に複数回発動出来て重複可能なコアブ効果がとても強力で、あるのと無いのとでは展開力に大きな差が生まれるカードです。デッキを動かす上でかなり重要なカードなので、各種召喚時効果で死に物狂いで探しにいきます。
2《[ハロウィン・ゴースト]リアス・ウロヴォルン》
デッキトップ操作役と展開役、”ショーアップ”など2枚セットで活躍するカードが多いため、主にその足りない方を回収するために使います。"ミラージュ"は配置の2コストがやや重く感じていて、あまり使っていません。トラッシュが多くなっている(選択肢の多い)状況ほど活躍するため3枚は採用しませんでした。
3《[オフショット]リアス・ウロヴォルン》
デッキトップ操作役の三人目にして、"ショーアップ"によってデッキトップだけでなく手札にある「リアス」を自力で召喚することも出来るという多方面で活躍するカードです。オープンによって加わるカード達がめくれた場合、たまに3枚とも引けてしまい逆に困ってしまうこともあります(リューネの場合はあえて効果を使わずに<衣装>側の手札に加えるカードとして選ぶことで加えない1枚を残してデッキトップを決めることもあります)。
3《[冬の装い]リオル・ティーダ》
展開役の一人目です。こちらは最大軽減1コストで「リアス」「リオル」以外も展開できます。
3《[もう迷わないよ]リオル・ティーダ》
展開役の二人目です。召喚時と合わせて2回以上効果を使えることと、デッキトップが分からない状態で使っても実質ドローとなる点が嬉しいです。
3《[チョコレート大作戦]リアス・ウロヴォルン》
ブロックされない効果によって展開役のアタックを助けます。ややコストが重いですが、"アクセル"によるデッキトップ操作役の四人目も兼ねています。
3《[冬の装い]リアス・ウロヴォルン》
"ショーアップ"先であり、展開役にめくって欲しいカードです。除去効果はもちろん、除去耐性持ち(持たせ)を採用しておらず「冬の装い」が他に2種類入っているデッキなのでLv2以上の効果も割と意識して使っています。
3《[ワンダーランド]リアス・ウロヴォルン》
こちらも同じく展開先となりますが、除去が決まればさらに後続を続けられるため、自身が効果で召喚されて更に<私服>を召喚して…と続くとシンラのコアブ回数をかなり稼ぐことが出来ます。"ショーアップ"での召喚に使ったオフショットリアスは、このカードの召喚時効果発揮時点では待機状態のため召喚する<私服>として選べないのでアタック時での召喚を狙うこととなります。
2《[学園制服]リューネ・マト》
「リアス」「リオル」どころか【プリティアニマルズ】ですらないカード(またか)ですが、除去持ち"バースト"かつ実は”フレンド”による三人目の展開役です。オープンするカードがとても多いデッキなので手札に加わりやすいですが、メインステージのないこのデッキではダブついても他のカードに変換できないため2枚のみの採用です。
3《プロデューサーリリ》
このデッキ唯一の維持コア0の軽減シンボルであり、展開役を回復させて更なる展開を狙います。
3《フィニッシングダンス》
大量に採用したオープンするカードで引くことの出来る防御札です。冬リアスもあるこのデッキは特にリリのコア管理が難しいです。
「リアリオ(リオリア)」は色んな方が色んな構築をされている人気のテーマですが、僕の構築はかなり独特なものになっていると自分でも感じています。今回はバーンダメージ効果を持つ「リオル」達や"デュエットパート"による除去耐性付与を採用せず、シンラに支えてもらいながらデッキトップをめくる効果か"ショーアップ"によって展開するということに強く寄せた構成にしています。デッキトップ操作等をしながら手札を減らさずに使える軽いスピリットが多いため、全く動けないような事故が少ないのは魅力の一つだと思います。<私服>と<衣装>が適度に入った"ショーアップ"を扱うデッキにも関わらずメインステージを不採用としているのは、デッキトップ(場合によっては2枚目まで)を決めたい状況が多い分Lv1効果を使いにくく感じていることと、トラッシュに触れられるハロウィンリアスの存在、そして先述の通り軽いスピリットが多く初動が足りていることの3点が理由です。
後語り~オープンパッケージのすゝめ~
今回紹介した2つのデッキでは、
・《プロデューサーリリ》
・リリを手札に加えられる3コスト「冬の装い」スピリット
・《[学園制服]リューネ・マト》
・《フィニッシングダンス》
の4種類を採用しています。
これら4種は初動・”バースト”・防御札というデッキの動きを支えるカード達で構成されていながら、「冬の装い」は他3種すべてを加えられる対象となりつつリューネの"フレンド"のサポートが出来て、その"フレンド"効果はリリでもう一回使えて、リリはダンスの後半の効果のコストを確保する、といった具合で相互補完に優れているように思います。
個人的には「他にデッキをオープンするカードが1種3枚以上入るなら、とりあえずこの4種セットを入れておけば間違いない!」というようなカード達だと感じています。もし、ディーバデッキの構築に悩んでいる方がこの記事をご覧になっているのであれば、一助となれば幸いです!
前回の記事を書いた後、個人的なモチベーションが薄れていてデッキを触ることがほとんど無かったのですが、最近になって再びモチベーションが高まった(何故このタイミングなのか自分でもよく分かりません)ことで今回これらのデッキを考えてみました。最近プレバンのアイカツ!セットの発売が決まりましたが、更なる新しいディーバ関連商品も楽しみに待っているところです。
今回の記事も前回から半年ほど経っていますし、次回がいつになるのか分かりません(その頃に新商品出てるといいなあ)が、また宜しくお願いします!
読んで頂きありがとうございました!