見出し画像

タイの生活 - ゲーミングチェアを買った話

こんにちは、いちがやです。

今回はゲーミングチェアを買った話です。
タイトルには「タイで」と付けましたがタイでも日本でも変わらないので参考にしてもらえればと思います。

■買い替えのきっかけ

タイでは2021年4月頃にCOVID-19が再燃し政府から企業に対してできるだけ在宅勤務を導入するようお達しが出ました。私が勤めている会社でも在宅勤務が導入され自宅でのデスクワークが増えました。

自宅では普通のオフィスチェアを使っていましたが在宅勤務によって使用頻度が増えた結果、キャスターが割れてしまいました。キャスターだけ交換しようとしたもののどうがんばっても古いキャスターを外すことができず断念。
それなら椅子ごと買い替えようと思い、せっかくなので気になっていたゲーミングチェアを買うことにしました。

■どれを買うか

ゲーミングチェアを買うことにしたものの種類も価格帯も多すぎて選ぶのが大変です。できれば店舗で実際に試しに座って座り心地を確認して選ぶのが一番良いとは思いますが、今回はすぐに欲しかったので通販で探しました。(店舗に行くのがめんどうだっただけ)

通販サイトのLAZADAやゲーム用品のサイトを見ると無数のメーカーのゲーミングチェアが見つかります。
価格帯はおおまかに1,500THB前後のローエンド、5,000THB前後のミドルエンド、15,000THB前後のハイエンドに分かれています。

ひとまず友人に話したところ NUBWO というブランドのゲーミングチェアを使っているとのこと。NUBWOはヘッドセットを中心としたPC周りの製品を製造販売している中国企業のブランド。タイでの展開に力を入れているようでタイ国内でキツネのロゴマークのついた電子機器を見たことがある人も多いはず。
NUBWOのゲーミングチェアは5,000THB前後のミドルエンドの価格帯のものが多いです。

また、タイではゲーム配信をしているアイドルも多く、そういう配信を観ているとゲーミングチェアを使っている子が結構います。よく見かけるのは DXRACER のピンクのゲーミングチェア。デザインも可愛いため愛用されているようです。

画像16

画像17

DXRACERはゲーミングチェアの老舗で、もともとレーシングカー用のバケットシートを生産していた米国企業で自動車市場の停滞から2006年に世界で初めてゲーミングチェアを発売したそうです。日本でもDXRACERはゲーミングチェアの主力メーカーとして有名です。(DXRACER日本公式
さすが本家なだけあって12,000〜20,000THB以上のハイエンドの価格帯です。
ちなみに SiamDream のFannyやMisakaが使っているモデルは13,000THBくらいのようです。

いろいろとスペックやデザイン、価格を見比べて最終的に NUBWO の NBCH-019 SUPER BLACK を選びました。

■どこで買うか

通販はいつもLAZADAかShopeeのどちらかしか利用しませんが、今回は欲しい物がどこも売り切れで選択肢が無かったのと、すぐ欲しいということもあって会社でIT製品を買うときによく利用する JIB で買うことにしました。

JIBの通販は配送サービスが良く、500THB以上購入で送料無料、3,000THB以上購入でバンコクエリア内であれは3時間以内で配送してくれます。実際、今回ゲーミングチェアを夜中に注文したら昼に届きました。

JIB Computer はタイのIT製品販売企業でタイ国内に多くの店舗を構えています。また、JIBは PINKU NOTORI(ピンクの鳥)というゲーマーチームを運営しておりアイドルグループとしても活動している。JIBではPINKU NOTORIモデルのゲーミングチェアも販売しています。

■ゲーミングチェアの組み立て

ゲーミングチェアはほとんどの場合は完成品ではなく自分で組み立てる形式で売られていると思います。今回購入した物も巨大な箱で届きました。めちゃくちゃ重たいので運ぶのが大変です。

画像16

画像17

箱の中にはいわゆる組み立て家具のような感じで座面、背もたれ、アームレストなどがパーツごとに分かれた状態で入っています。

画像3

内容物と組み立て方法はこんな感じ。

画像4

最初に足回りから組み立て。
早速今回の秘密兵器の登場です。実はゲーミングチェアを買う前に壊れたキャスターを交換しようとポリウレタンの一輪のものを買っていました。以前、どこかの記事でこのタイプのキャスターに交換すると床が傷付かず動きも静かでスムーズになると読んで試そうと思っていました。せっかくなのでゲーミングチェアにこのキャスターを使います。
左が製品に付属のキャスター、右が交換用のキャスター。

画像5

差し込み型のキャスターは基本的に太さ11mmと長さ20mmという規格で統一されているので交換可能です。(IKEA製品用の太さ10mmというものがあるので注意)
ほとんどオフィスチェアやゲーミングチェアで交換できると思います。(私が使っていたのは抜けなかったのでダメだったけど)
ちなみにこれはLAZADAで500THBくらいで買いました。"OfficeChair Caster"といったワードで検索すると見つかります。

このキャスター、思った以上にスムーズに動いて快適です。ただ、スムーズすぎて座ろうとしたときに後ろに動いてしまうことがたまにあります。

キャスターベースはスチール製のものとABS樹脂製のものがありますが安定性を重視してスチール製の製品を選択しました。
キャスターベースにキャスターとガスシリンダーを差し込んで足回りの完成。

画像8

次は座面にアームレストと昇降レバーを取り付けます。

画像10

取り付けに必要な工具(六角レンチとプラスドライバー)はビスと一緒に付属しているので家に工具がなくても大丈夫です。

画像9

アームレストの分だけ浮かせた状態で取り付けないといけないので段ボール箱の上で組み立てます。

画像11

ちなみに説明書に「FRONT」と書いてありますが「BACK」の間違いですね。

画像6

座面を足回りと合体。

画像7

次は座面に背もたれを取り付けます。

が、よく見たらこのまま取り付けると背もたれのチャックの金具が座面の金具が接触してリクライニングするときに擦れそう。

画像12

なのでチャックの位置を調整してこれで大丈夫。よく見るとチャックの噛み合わせも所々噛み合ってないしこの辺は価格相応といったところ。

画像13

背もたれを取り付けて、リクライニングの金具をカバーで隠して完成。

画像16

最後に付属のクッションを取り付けます。

画像15

■まとめ

今回、オフィスチェアが壊れたことでゲーミングチェアを買うことにしましたが、実際に使ってみてもっと早く買えば良かったと思いました。

これまで普通のオフィスチェアだったので、バケットシート型の背もたれで頭部まであずけることができるのとリクライニングできるのが地味に良いです。

ハイエンドの製品だともっと快適なのかどうかわかりませんがひとまず満足しました。次に買うときには試してみるのもいいかもしれませんね。

以上、ゲーミングチェアを買った話でした。

いいなと思ったら応援しよう!