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タイの生活 - eneloop真贋編

前回、ニセモノのeneloop proを掴ませられた話をしました。

結局ニセモノは返品したわけですが、今回はその時にOfficeMateで購入したeneloop proは果たして本物なのか、はたまたこちらもニセモノなのか、真贋を検証しようというお話です。

■検証方法

前回のようなパッケージなどの見た目から判断できる明らかなニセモノはすぐにわかるわけですが、本当に精巧にできている場合は本物なのかニセモノなのかの区別は見た目では判断できません。

では充電池の真贋をどう判断するかというと、電池の容量を確認するしかないと思います。ニセモノは充電できる容量が少ない部品を使うことでコストダウンしているので容量が仕様よりも著しく少ないことがほとんどです。
(分解して中身を確認するという方法もあるでしょうが、本物だった場合に使えなくなるので却下)

■計測用の充電器

ということで電池の容量を測りたいわけですが、どうすればいいかというと、充電器を使って計測するのが誰でも簡単にできるかと。充電池の電気を使い切った空っぽの状態からどれだけ充電できるかを計測するのです。
もちろんこの方法で真贋が判断できるのは充電池だけです。使い切りの乾電池ではできません。

もし同製品の本物の充電池をもっているのであれば、普通の充電器を使って充電が完了するまでの時間を計測すればおおよその比較で判断することができるでしょう。
ただ、今回の私のケースでは本物を持っていないのでその方法では計測できません。

そんな場合でも使えるのがこちら!

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LiitoKala社のLii-500。Lazadaで599THBで購入しました。
購入前にブログやYouTubeで実際に使用している人のレビューを確認しましたよ。
せっかくなのでこの充電器の何が良いのか簡単に紹介。

・eneloopなど現在一般的なニッケル水素充電池の他、ニッケルカドミウム(ニッカド)、リチウムイオンなどいろいろな種類の充電池が扱える
・充電のモードが選択でき、充電時や放電時の実際の容量を表示してくれる
 (1:充電のみ、2:放電→充電、3:充電→放電→充電)
・充電時の電流が選択できるため安全な充電も急速充電も可能
 (300mA、500mA、700mA、1,000mA)
・4つのポートがそれぞれが独立しているため、種類やサイズの違う充電池も同時に充電できる(モードや電流もそれぞれ別々に設定できる)

これを使えば電池容量が簡単にわかるということですね。

■検証結果

結論から言うとOfficeMateで売っているeneloop proは本物であると判断しました。
充電器による実測結果はこちら。

▼単3形(min2450mAh)

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▼単4形(min900mAh)

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仕様として明記されている最小容量を下回る結果になった電池もありましたが、個体差もしくは1回目の充電だったため安定していないことが考えられます。(長時間使っていなかったeneloopは数回使ううちに安定する)

この充電器、中華製なのでこれ自体の品質や性能はどうなんだという懸念がなくは無いですが、LiitoKala社の悪い評判は無さそうなのでおそらく大丈夫でしょう。eneloopの定格通りの結果も出てるし。

■まとめ

OfficeMateで売っているeneloop proは本物でした。しっかりしているお店で買うのが確実ですね。(といいつつネット通販しまくってる)

あと今回使った充電器Lii-500。目に見えないものが可視化されるというのはいいですね。急速充電もできるし、これは良い買い物したと思う。
真贋の判定だけでなく、電池がヘタってきてるかどうかもわかるはずなので持っておいて損はしないと思います。日本でもAmazonで買えるみたいだし、タイならLazadaやShopeeで買えるので充電池を使っている人はぜひ。

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