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Jリーグ2024シーズン 第6節 アウェイ 川崎フロンターレ VS 横浜Fマリノス 死力を尽くして戦い抜いた111分

前節多摩川クラシコに勝利して、4試合ぶりに勝利した川崎フロンターレ
ミッドウィークの連戦、アウェイで横浜Fマリノスと対戦です
チームとして今シーズンを占う神奈川ダービーです。
この2チームの試合がJリーグでは、圧倒的にレベルが高く頭ひとつ抜けてでいると思います
なぜこの試合をミッドウィークに設定したのか日程くんを恨みます。。。

スタメンは前節から変更なくシステムも4−2−3−1で、雨が降りしきる中キックオフ
お互い攻撃的チームですが、ここ数試合はロースコアーゲームが続いています
それだけ攻守のクオリティーのレベルが高い試合です。

前半横浜Fマリノスペースで進みます
決定的なシーンが何度もあり、3点くらい入っていてもおかしくありませんでした
川崎フロンターレのプレスのちょっとした隙を見逃さず縦に早い強力な3トップでゴールに迫っていました
川崎フロンターレも丁寧にボールをつなぎ高井、三浦がドリブルでボールを運びチャンスを作ります

一進一退の攻防が続く中、両チームのCBが輝きます
特に川崎フロンターレの高井、横浜Fマリノスの上島 この2人は特に目立っていました
それぞれエースのエリソンとアンデルソンロペスの1対1の攻防は試合終了まで続きどちらのCBもこの試合で覚醒したのではないでしょうか

前半長めのアディショナルタイム51分に三浦が故障してしまい佐々木と交代します
やっとらしさが見えてきただけに非常に残念です。
このまま両チーム得点なく0−0で前半を終了します

後半は、川崎フロンターレが主導権を握りエリソンの決定機を決めることができず0−0のまま試合が進みます
後半62分遠野に代わってマルシーニョが入ります
前節退場処分の影響でメンバー外でしたが、今節ベンチ入りしました。
この10分後まさかの事態が起こります
なんとマルシーニョが松原に対するタックルがVARの結果レッドガードになってしまい
わずか10分で2試合連続のレッドカードで退場です。。。
またしても10人でしかも横浜Fマリノス相手です
残りアディショナルタイムを含めて20分、ここからは防戦一方です。
エリソンを下げて山田を投入、瀬古を下げて大南を入れて3バックとします
そしてアディショナルタイムは、11分 地獄のような扱いです。。。
鹿島アントラーズ戦では、負けていた状況で何もできなかったですがここでチームの成長した姿を見せてくれました

高井はアンデルションロペスをシャットアウト
圧巻だったのは、ジェジエウです。まさに鉄壁ですことごとく跳ね返します
コンディションが違うだけでここまで違うのか、シーズン開幕当初にこのコンディションだったら敗退してなかったし、今の順位でもなかったなと感じさせる異色の出来です
また大南がセンターバックに入ったことで中を開けずに3人で入れ替わりで前にアタックする守備を見せます。この采配は見事でした。
家長も走りました、劣勢の中彼がボールをキープして運ぶことで時間を作りチームを休ませることができました
色々サポーターから意見がありますが今日の活躍を見ると彼を批判する気になりません
後半アディショナルタイムビッグチャンスが、防戦一方だったなかでもカウンターを発動し山田がボールをキープしてためを作り走り込んだ佐々木へ優しいパスを送り、決定的なシーンを作り出します
走り込んだ佐々木の渾身のシュートはふかしてしまい大きくゴール枠を外れてサポーター全員崩れ落ちます。
その後全員で最後まで走り続けて0−0で終了のホイッスル
川崎フロンターレの選手はピッチに倒れ込みます。それだけみんな集中力を切らさず限界を超えて走り続けました。

総括
横浜Fマリノスからすると勝たなければいけない試合を落として負けに等しい試合でしたが、川崎フロンターレはチームにとって死力を尽くした結果、自信を深める結果となりました。
鬼木監督が、サポーター挨拶にも参加して選手一人一人を労ったのも選手の頑張りに応えたかったのでしょう

高井と上島は、この試合で覚醒したのではないでしょうか
両チームのレベルが高いエースとの攻防は見応え十分で両選手とも異色の出来でした。

横浜Fマリノスの3トップは、本当に強力ですね
川崎フロンターレ以外では、一番魅力的ですね
ACLは応援したいと思います ぜひ優勝してほしですね 頑張ってください
あとホームでの対戦は、お互い本来いるべき優勝争いができる順位で見たいです

多摩川クラシコと神奈川ダービー 2試合連続で続くビッグマッチで気持ちのこもった熱い試合が見れました
日曜日の首位町田ゼルビアに勝つことでやっと今シーズンタイトル争いに参加する資格を得ることができます
またサッカーの魅了をホームで見せつけて欲しいです

ピックアッププレイヤー
両チームのCB 高井と上島です。
どちらも両チームのエースシャットアウト
とても見応えのあるシーンが多く時間を追うごとに良くなっていきました
この活躍を継続できれば日本代表も両選手あると思います

三浦の怪我状態が気になります
やっとフィットできて彼の良さが発揮されていた矢先でしたから、軽傷を祈るばかりです

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