ICHI FESと「わたし」 大内田絢加
ICHI FESの運営メンバーにインタビューを実施する企画、ICHI FESと「わたし」。11人目は、ICHI FES内でアーティストマネジメントを担当する大内田絢加にお話を伺いました。
自己紹介をお願いします
名前は大内田絢加(おおうちだ あやか)です。運営メンバーのみんなからは「うっちー」と呼ばれています。
現在の仕事は、法人向けの企業間決済サービスの営業です。企業と企業が取引するときには請求書が発行されて、期限についてなどのやり取りが発生します。ただ、お客さんがたくさんいると作業が膨大になり、入金確認だけでも相当大変です。請求業務をまるっと代行し、代金の保証まで行うサービスの提案をオンラインで行っています。
座右の銘はありますか?
「出会いの数だけ笑顔が生まれ、笑顔の数だけしあわせになる」です。私はEXILEが好きで、この言葉はEXILEの「One love」という曲の歌詞です。
これまでの私は、人との出会いで生きてきたし、生かされてきました。自分の人生を作っているのは「人との出会い」だと強く思っているので、大切にしている言葉です。
ICHI FESの運営にジョインした理由・きっかけはなんですか?
一言で言うなら、「どりちゃんの夢のお手伝いがしたかったから」です。
最初にどりちゃん(ICHI FESの発起人)からこの話を聞いたとき、私は当日クルーとして現場を走り回る予定をしていました。ただ、たまたまFacebookで運営メンバー募集の投稿を見て、「やったことないけど、やってみたいかも」と思ったんです。
そのあと、どりちゃんに連絡をしたら「ぜひお願いしたい」と言ってくれたので、「やったことはない世界だけど力になれたらいいな」と思って参加しました。
どりちゃんとは、グラフィックレコーディングをきっかけに出会いました。どりちゃんが開いていたグラフィックレコーディングの講座が最初で、講師と参加者のような関係だったんです。
その後、共通の友達が多いこともあって、結婚式にも参加させてもらいました。手作りの結婚式の1ブースを友達と一緒に持たせてもらえて、どりちゃんの生き方や表現といった部分に近く触れさせてもらえたなと思っています。
ICHI FESの運営に携わる中で、感じたことや気持ちの変化はありましたか?
感じた部分は、「こんなことになるとは思っていなかった」ですね。私は先読みするタイプでもなければ、逆算するタイプでもありません。実際に始まってみると、思いもしなかったことが起こりまくるので、いい意味で「やばいなーー!」って思いながら過ごしてきました。
運営にジョインしたときは、ICHI FESそのものについてもあまり把握できていなかったです。クラウドファンディングを実施することも知りませんでした。
クラウドファンディングを実施するタイミングでは、私自身どこまでコミットするか判断できてなかったですが、最終的には400人の知り合いに連絡しました。
自分が結婚したわけでもなければ起業したわけでもないのに、たくさんの人と連絡を取り合えることに、私は衝撃を受けたんですよね。若干大げさかもしれませんが、見える景色が変わったんです。「こっちの本気や熱意って通じるんだな」と思いました。
連絡をする中では、応援してくれる人もいましたが、応援できないことを伝えてくれる人もいました。ただ、私にとってはそうやって「応援できない」と伝えてくれたことも、大きなギフトだと思っています。
私からの突然の連絡も受け止めてもらって、私が送ったメッセージに向き合ってくれて、言葉にして正直に返信をしてくれたことが、とても嬉しかったです。
その時々で起こることに対して、真剣にどれだけ真っ直ぐ向き合うかで人生の豊かさや幅が変わってくるし、人との関係性が鍛えられていくのを感じました。
ただ、「今は向き合う」「今は向き合わない」と決めるのも自分です。だからこそ、私はスルーされてもあまり気にならなくて、また自分が会いたいと思ったら連絡をしようと思うし、気まずさは感じませんでした。
ICHI FESの運営メンバーを一言で表すと、どんな言葉が浮かびますか?
「ゆかいな動物園」ですかね。壮大な大自然の中にある動物園。泣いて笑って、走って眠って、みんながお互いの陣地を行き来しつつ、生き物として生かしあっていると感じるからです。動物園にしたのは、パワフルさも熱量あるし、それぞれの個性が違いすぎることも含めています。
また、「お祝いや嘆きができるチーム」とも考えています。ただ殺伐とタスクをこなすのではなく、どりちゃんが自分の嘆きやお祝いを吐き出せる時間を作って進めてくれるんです。そういった部分で、「生かしあってるなあ」とか、「みんな生きてるなあ」とすごく思います。
ICHI FESの運営を通して実現させたいことはありますか?
ここまで積み上げてきた過程を全部乗せて届けたいと思うのと、来年や再来年も続くリアルな場を毎年自分も楽しみにして、届けていきたいと思います。だからこそ、来年は絶対にリアルで開催したいです。
また、自分の夢や願いを表に出すことは、共感してくれる仲間と出会えるきっかけになると思うんです。「自分の人生や命は素晴らしくて愛おしい」と思える仲間を、これからの人生でも増やしていきたいなあと思います。
何かをするのに早い遅いはないと思っていて。「とりあえずやってみたい!」「できるかわからないけれど、この気持ちを大事にしたい!」そんな人たちと一緒に、お互いの人生のプロセスを味わっていきたい。出逢った人たちと、お互いの今ここの人生を見せ合って、楽しく巻き込み合いながら、生きていきたい気持ちが強いです◎。
記事を読まれている方へ一言お願いします
ここまでの長文をお読みいただき、ありがとうございます。
まずは今年、オンラインで参加していただける皆さまと、同じ時間を共有できることを楽しみにしております。
ICHI FES 2021は「オンラインイベント」ではなく「オンラインフェス」です。 そして参加する方同士、スタッフ、垣根なく絡んでいくのが、通常のフェスとは違います。
ICHI FESが、ICHI FESに関わるメンバーが、ICHI FESで出逢った人同士が、これからどのように交わり合っていくのか、どうかお楽しみに!という気持ちでいっぱいです。
そして、来年はリアルの場で、今まで出会ったことがある人は再会しましょう。はじめましての方も、来年のリアルの場で出会えることを楽しみにしています^^
ICHI FESは、2021年10月2日(土)・10月3日(日)にオンラインで開催します。
オンライン上ではありますが、皆さまとお会いしたい気持ちは運営メンバー誰もが持っております。ICHI FESの公式ホームページ、およびチケット情報に関しては、以下のURLよりご確認ください。
公式ホームページ→https://www.ichifes.com/
チケット情報→https://www.ichifes.com/ticket
皆さまとお会いできますことを、心よりお待ちしております。