ICHI FESと「わたし」 西川大皓
ICHI FESの運営メンバーにインタビューを実施する企画、ICHI FESと「わたし」。5人目は、的確な意見を連発する西川大皓(ひろ)にお話を伺いました。
自己紹介をお願いします
名前は西川大皓(にしかわ ひろあき)です。現在は会社員として、広告代理店で働いています。
座右の銘はありますか?
あまり考えたこともなかったんですが、強いて言うなら「究極の利己は利他になる」ですね。
「僕は釣りが好きで魚をいっぱい釣りたくて、だから環境保全に興味を持った」と友人に話したところ、友人から「究極の利己は利他になる」という言葉をもらいました。
自分勝手な気持ちだけでは物事が中途半端に終わりますが、ここまで考えることができれば、「いずれは人のためになるだろう」と感じました。
この考え方であれば「人のため」ではなく「自分のため」という気持ちで動けるので、正直なところ楽ですし、大事にしたい考えだなと思います。
ICHI FESの運営にジョインした理由・きっかけはなんですか?
ICHI FESにジョインしたのは、発起人のみどりさんからトレーラームービーや当日の映像作成を外注されたことがきっかけです。
ICHI FESに関わる前から、みどりさんとゆうやさんのMVを自分が作成していました。すでに関わっていた背景もあり、「映像周りを手伝ってくれたら嬉しい」という依頼をいただいて、正式にジョインしました。
ただ、最初はICHI FESメンバーというよりも、「仕事の外注先」としての関わり方を想定していたんです。
ICHI FESの運営に携わる中で、感じたことや気持ちの変化はありましたか?
ミーティングを重ねていく中で、メンバーのみんなは発起人のみどりさんの想いに惹かれてフェスを作り上げていて、「仕事」として関わっているのではないと感じました。
他のメンバーと温度差が生まれるのも避けたかったので、仕事として関わるのではなく、他のこともやっていこうと思うようになりました。今は、このICHI FESをきっかけにして、みどりさんとゆうやさんの動画がバズることが僕の目標です。
ICHI FESの運営メンバーを一言で表すと、どんな言葉が浮かびますか?
「生き物」ですかね。表現が難しいですが、みんな環境適応能力がすごいなと感じるんですよ。
誰もフェスの運営をやったことがないのに、そういった人たちが集まってここまで形にするのは、考えられないと思いました。たとえ環境が変化しても、それぞれが目標に向かって前に進んでいく姿は、見ていてすごいなと感じます。
ICHI FESの運営を通して実現させたいことはありますか?
ICHI FESの運営に関わっている瞬間は、「個の解放」に近い部分を体感していて、自分をさらけ出すことができるんですよね。この状態を維持できる環境で過ごし続けたいです。
仕事の場面では、ICHI FESの運営に関わっていることは公言していません。ちょっと言いづらいかなと思うし、隠したいなと思っていて。ただ、ICHI FESの運営メンバーが相手であれば、自分のキャラクターや考えなど、ほぼすべてをさらけ出すことができています。
ICHI FESという環境は、自分にとってプラスになることがたくさんあります。この環境を維持していきたい気持ちは強くあるし、ICHI FESのような環境に自分の身を置き続けたいと考えるようになりました。
また、自分のやりたいことを言い合えるような人同士のつながりも、大事にしたいと思います。以前、ICHI FESのオンラインイベントで、「若者の夢を応援する」ことを目的としたトークイベントがありました。
僕はそのときに、「自分の夢を話す若者」という立場で参加して、自分の夢を話しました。その後にいろいろな過程がありましたが、オンラインイベントで夢を話したからこそ、自分の夢が少しずつ前進していったんです。
「個の解放」と「個の解放による人とのつながり」は、ICHI FESが終わっても大切にしたいですね。
記事を読まれている方へ一言お願いします
ICHI FESの運営メンバーは、みなさんが想像している以上に強い想いを持っています。基本的には表面の部分しか見えないと思いますが、このnoteはそれぞれの内面を知ることができる機会だと考えています。
他の運営メンバーがどんな想いを持っているのか、その部分を知るだけでも面白いと思うので、ぜひ僕以外の記事も読んでもらえたら嬉しいです。
ICHI FESは、2021年10月2日(土)・10月3日(日)にオンラインで開催します。
オンライン上ではありますが、皆さまとお会いしたい気持ちは運営メンバー誰もが持っております。ICHI FESの公式ホームページ、およびチケット情報に関しては、以下のURLよりご確認ください。
公式ホームページ→https://www.ichifes.com/
チケット情報→https://www.ichifes.com/ticket
皆さまとお会いできますことを、心よりお待ちしております。
(取材・文=酒本 涼)