譲る日 知らない人に「日本」をプレゼントしてみる
韓国版「ジモティー」である「にんじんマーケット」。私もずいぶんとお世話になっている。毎月11日は、「無料で譲ろう」の日だ。要らないものを誰かに無料で譲るという行為。いろんな思惑のために、気持ちはあるけど、なかなか行動できない。しかし、このような呼びかけがあると、深い考えなしに動ける。
何にしようか?
今年の夏、実家の畳を新調した際、畳屋さんより素敵な小物をいただいた。余った畳縁で、ひとつひとつ手作りされたものだそう。長崎市平和公園の近くに位置するこのお店。この小物たちは、外国人観光客に人気があるとのこと。「韓国に戻ったら日本好きの韓国友人にプレゼントしますね」「畳」は日本にしかない「THE日本」だ。韓国の古い家屋にて見かけることがあるかもしれない。しかし、それは日本が統治していたころの名残。一番近いお隣さんである韓国にも、畳はない。
鬼滅の刃文様の畳縁で丁寧に作られた小物
しかし、コロナ禍で友人に会えない。落ち着いていたところが、また爆発的感染で、まだしばらくは約束もできなさそうだ。今日は、その小物を誰か気に入ってくれる人に譲ろうと思った。友人にはこれからもプレゼントできる機会がある。日本好きで日本へ旅行したいのに、このご時世で行けないよと嘆く韓国人は多い。今日は日本好き!メイドインジャパン好き!(手のこんだ日本独特の小物は結構人気がある)な人のところへおくってあげたい。(こういう思考回路が正しいのかはよく分からない)