上半期を終えて

あっという間に

9月が終わってしまいました‥

早いものですねー

今回、新人教育チームで上半期の振り返りをしました。

大きく分けて、

◎患者様に対しての接し方、社会人としての礼節

◎報連相ができたか

◎理学療法プロセスについて

◎他部門、スタッフと患者さんについて話し提案や意見交換ができたか

◎自己学習に努めたか

について振り返りました。

◎患者様に対しての接し方、社会人としての礼節

これは普段から真面目で挨拶や時間厳守などは出来ており、患者さんからも丁寧な対応を褒めて頂く機会もあったのでこれは問題ないかなと。

◎報連相ができたか

報告連絡相談ともにまだ不十分かなと。インシデント、ヒアリハットの報告は事が起きて間もなく伝えて欲しいところですが、その日の業務終了間近に「あの実は‥」と話す場面もあり、患者さんに大きな影響は無かったので、下半期からは改善して欲しいところです。

◎他部門、スタッフと患者さんについて話し提案や意見交換ができたか

報連相と似てるのですが、あえて分けて考えてみました。患者さんの担当になった際に先輩セラピストに意見を聞く、他部門のOT,STさんに今後の予後や現在の目標について共有する、病棟スタッフとコミュニケーションをとり、患者さんの状態把握に努めることができるともっと良いかなと思いました。はじめは病棟スタッフの名前もわからず、何をどのように話せばよいかわからない状態でしたが、最近はサポートが無くとも自ら話しかける場面も増えているので、成長を感じます。

◎理学療法プロセスについて

患者さんを評価し、動作の問題点、目標設定していく中で、方向性を模索していく必要がありますが、どれもサポートが必要な状況です。特に動作をトップダウンで見ながら目標設定するところは動作をみて問題点をあげることができない。患者さんのhopeと現状が乖離があっても気づけず、目標設定に無理がある、または、すでに達成している場面も見られたので、これからの課題になりそうです。

◎自己学習に努めたか

日頃から頑張っており、こちらから提示した調べてほしいことは次の日には頭に入っており答えることもできています。しかし、自己学習というところでは、もう少し各疾患の特徴や評価方法、リスク管理についての自己学習を行ってもらえればワンステップ前に進めるのかなと思いました。

4月の入職当初は社会人になったばかりで初々しさもあり、右も左も分からない状況でした。また、評価や治療の練習で手一杯で他のことが手につかず時にはボーッと魂が抜けている場面も見られました。

現在は担当患者さんを持ち、スタッフの代行を入れると15-18単位介入できる日も出てきました。

まだ、代行は紙面に書かれたメニューをこなす程度しかできていないですが、以前と比べると大きな成長のように思います。

理学療法士協会の新人教育マニュアルでは9月時点で7-8人担当とありますが、代行患者さんを含めると8人となるので、頑張ってくれていると思います。

今後の展望として、

患者さんと接し困ったことなどがあった時に自ら相談し考えることができる

リスク管理をしながら介入しヒアリハットなど生じた際は早めの連絡をする

PTとして、基本動作を観察、分析し問題点をあげることができる

ことが一年目を終えるときに出来れば最高かなと思っています。

ガイドラインの到達目標もありますが、新人さんのキャラクターを考えると上記の内容が妥当のラインかなと話し合い決定しました。

これから下半期突っ走ってもらいましょう!!

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