「世界は僕のCUBEで造られる」の発表について
ASSH-DX Vol.5
~ 劇団☆ディアステージ collaboration ~
「世界は僕のCUBEで造られる•2022」
2022.3.31(木)~4.10(日)
あうるすぽっと
が、まだまだ早い時期ですが、先日情報公開をしました。
ASSHという劇団を立ち上げてからだいぶ経ちます。
来年は20年になるみたい。
旗揚げメンバーも当然いないし、その後のメンバーも次々と卒業して、今いるメンバーはここ数年の集まりになります。
人は変わっても劇団の作品というのは残るんですね。
この「世界は僕のCUBEで造られる」(「セカキュー」と呼んでます)は2004年、2010年、2012年、2016年に上演しています。
でも原点はもっと古いんです。
2000年くらいに僕が下北沢のバーで一人芝居をしていた頃に作った作品で、一人芝居に飽きた頃、二人で芝居を作ってみようということになり(MOSH第1期)、その時に書き上げたのが原点になります。タイトルも「世界は僕のCUBEで造られる」でした。その時は、「僕」という主人公と、私が心の中の住人を一人何役も演じるという二人芝居のスタイルでした。(映画の「CUBE」にインスパイアを受けたんですが、今年「CUBE」もリメイクされる!)
この二人芝居スタイルも復活しても面白いかも、と思いつつ、あうすぽっとで(久々!)、キューブを上演します。
ちょっと早い時期に発表したのは訳があります。
2019年の12月の「帝都探偵奇譚ジゴマ2〜上海租界編」の後に、2020年4月に上演予定だった「白キ肌ノケモノ」が緊急事態宣言発令により延期になりました。そして延期を予定していた2021年1月の時期も、またも緊急事態宣言が発令となり延期。でも実は、2021年9月の末に劇場を押さえて、三度目の正直の「白キ〜」を準備していました。しかし、これがまた諸事情により、(不可抗力でした、言いませんが・・・)発表前に上演を断念することになったのです。ここでもう「白キ〜」に拘っては進めない気がして・・・ちょうど、劇場を押さえることができた、あうるすぽっとで「セカキュー」を企画したのでした。
劇団公演の時のリスクはとても大きく、最初の「白キ〜」の中止の当時などは、国による救済処置もなく、とんでもない目にあいました。言葉にならないです。多くの劇団の方がそうかと思いますが・・・。
そして、ASSHとしては2年半振りになる公演の発表を、本来ASSHとして上演予定だった9月にすることにしたんです。
というわけで、「セカキュー2022」をよろしくお願いします。
2012年版ダイジェストを貼っておきますね。