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メキシコ留学をつかむまで
『オーストラリア留学』
去年の夏、オーストラリアに2週間短期留学をした。ホームステイ初日。
あなたは日本に行ったことがありますか?
この簡単な文章が言いたかった。言えるはずだった。あれ、言えない。とっさに携帯を出して調べた。
Have you ever been to Japan?
あーーーそうそう。これこれ!と思ったのと同時になんだか恥ずかしい気持ちになった。
なんだこの恥ずかしい気持ち。昔同じ気持ちになったような…
一緒に派遣した同級生も私もいざ外国の人を目の前にすると話せれない!いつもならできることができなくなってしまう。自信を持って英語を話すことができない。
この現状をどうにかしたい!
日本の英語教育を変えて日本人みんなが自信を持って英語を話せれる世の中にしたい!
でも、どうやって??
『トビタテJAPANってなに?』
オーストラリア留学に一緒に行った先輩はトビタテ4期生だった。
先生や先輩がトビタテトビタテってよく言うけどなんじゃそりゃ!疑問に思ったら即行動。
トビタテを検索。トビタテのホームページを開くと、返済不要な奨学金と書いてあった。
んー書いてあることが難しい。
次の日🌷
先生〜私ハバタケに興味があるので教えてください〜
いつもヘラヘラしてる私がトビタテについて真剣に考えてるなんて思わなかったのだろう。
自分で企画書書いて持ってきたら見てやる。と投げ返された。
1時間後🌷
ハバタケじゃなくてトビタテなww
応募要項とトビタテについての説明書を持ってきてくれた。思えばこの日からながーく険しい道が始まっていた。
『トビタテに挑戦』
いざ企画書を書こう!日本人が英語を自信を持って話せるようになるために〜んー全くいい案が思い浮かばない。
考えて考えて考えて出た答え。小学生の時に抱いた疑問を解決したい。なんで母国語は英語じゃないのにメキシコの人は英語をペラペラ話せられるんだろう。ここに日本の英語教育を変えるヒントがあるんじゃないかと。英語を母国語としない国同士なにか日本に取り入れられるものがあるのでは!?と考えた。
企画書を書いてはやり直し書いてはやり直しを何周しただろうか。そしてたくさん涙も流した。
そうしてようやく完成した企画書を提出。
⭐️見事1次通過⭐️
2次に向けてプレゼンテーションの練習
私は文字を書くより人と話をする方が好きだ。
しかし、2次はそんなに甘いものではなかった。
いざプレゼン!!!
3分間のプレゼンテーションはたくさん練習通りうまくいった。質疑応答で事件は起きた。
絶対にこれは聞かれるよ!とたくさんに人に言われてきて用意していた質問がされなかった。
言いたいことが言えず伝わらないまま終了してしまった。
2次不合格😢
結果は悲しい結果だった。あんなに頑張って練習したのになんで!?こう思うしかなかった。泣いても泣いても結果は変わらない。
ただただ悔しかった。
『新たな希望』
そんななか、先生が愛知県が主催している留学に応募してみない?と声をかけてくれた。
迷うことなく秒速ではい!と返事をした。
そしてまた、企画書のながーいながーい書き直しが始まった。手が腱鞘炎になりそうだった。
書いて提出して、よしこれでおっけ〜!
次は必ず受かってくれてるよね!ずっとそう信じていた。
しかし、結果発表の日にちを過ぎても一向に結果が来なかった。
またダメだったか。
もう、落ちてるよね。
そう思っていた。
誰もが諦めていたその時
合格通知が来た〜〜〜💮
予定していた出発日は1ヶ月を切ろうとしていた。
飛行機は残り3席ほどしかなかった。
セーーーフ!
こうして私はメキシコ留学を手に入れたのであった。
出発5日前になった今日。
5日後にはメキシコにいるなんて夢みたいです。
次回はメキシコに着いた感想を書きます。