★自分が、関わってきた会場と企画の関係、パフォーマンスについて① 《綜合藝術茶房喫茶茶会記》
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自分が、関わってきた会場と企画の関係、パフォーマンスについて① 《綜合藝術茶房喫茶茶会記》
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《綜合藝術茶房喫茶茶会記》
ジャズ喫茶をベースとしながら、店主のこだわりの質感の空間のなかで音楽、舞踊、演劇、能楽、朗読会、レコード会など、日々多種多様な文化のイベントが開催されながら、ライブイベント以外にも店主福地史人さんの在中する喫茶室にはいつもさまざまな人々が集まる唯一無二の文化サロンだった。
主催企画「In The Zone」2017-2020
茶会記のイベント会場は外界の情報を遮断し、部屋にいる表現者と鑑賞者の時間だけに集中させてくれる不思議な空間だった。「In The Zone」は「表現者の対話」をテーマに主催の米澤とゲスト一対一による60分間の即興を行う企画で、ゲストは身体表現者が大半だったが、俳優、衣装家、サーカスパフォーマー、アーティスト、DJ、VJ、音楽家など多様な表現者とのDUO共演を4年間85回行った。
「四谷の喫茶茶会記には、2012年に初めて訪れて2017年以降は特にお世話になりました。2020年末に惜しくも閉店してしまった本当に貴重な空間だったと振り返る。演者にとっても鑑賞者にとってもあれほど表現に集中できる空間は他にあるだろうか。終演後にはすぐ隣の喫茶室でアルコールやコーヒー、煙草のある空間で本当毎回いろんな人と話したくさんの出会いが生まれた。当時日本で初めての緊急事態宣言のあった2020年3月末の時期より、5月時にはイベントの開催を試みさせてくれていち早く表現者の場を提供してくださり更に6月以降には当時予定していた12月までのアーティストや鑑賞者にとっても、本当に貴重なLIVEパフォーマンスの体験の尊さを再認識させてくださったと感じる」
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