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ボクらのスカイライン🏎️日産・ホンダ 経営統合破談から見る、技術屋の崩壊

2024年末に発表された日産自動車とホンダの経営統合検討は、2025年2月には破談と報道。記事と動画にて雑記をまとめる。

経営不振の起点:カルロス・ゴーン氏の功罪

日産は2000年頃、コストカッターとしてカルロス・ゴーン氏を迎えました。ゴーン氏の経営手腕により、当時の日産は経営的に立て直されました。しかし、技術屋だった日産が技術屋でなくなった時、その後の不振の芽が生まれたのかもしれません。ゴーン氏には、立て直し完了のタイミングで経営から退いてもらう必要があったのではないでしょうか。

時代と市場の読み違い

日産の経営不振は、時代にあった車、市場にあった車を読み違えている現状にあります。EVに全振りするような動きを見せつつも、テスラと比較してEV性能で圧倒的な点がないという市場の評価が、販売不振につながっています。

全固体電池への期待と課題

この状況を脱するには、2028年頃に実用化を目指している全固体電池実装車が出てくるまで、正直厳しい状況が続くのではないでしょうか。全固体電池は、現代のEVから革新的な進化点となり、同じ電池面積で航続距離は2倍以上、充電速度も高速化が期待できます。

しかし、EVに舵をとった日産は、全固体電池実現までは技術的にテスラに対抗手段があるとは言えません。全固体電池実現しても他社に先行されたら厳しい状況は変わらないでしょう。

今後の日産に必要なこと

今の日産で安定的に車作りをするならば、ホンダの傘下に入る形でもいいから会社を安定させ、技術研究をする時間を稼ぐことの方が重要なのではないでしょうか。

まとめ

日産は、カルロス・ゴーン氏の功罪、時代と市場の読み違い、そしてEV戦略の課題を抱えています。全固体電池への期待はあるものの、他社との競争や技術革新のスピードによっては、厳しい状況が続く可能性があります。今の日産に必要なのは、生き残るための戦略と、未来を見据えた技術開発への投資なのかもしれません。


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