【日記】どんな人にも一芸がある
ニーチェの言葉をまとめた本に書いてあったような気がするのだけれど、本のタイトルとか書かれていた文言の一字一句正しいものまでは思い出せなくて本当に申し訳ない…。
ともかく『人はみな一芸を持っている』という意味のことが書かれた一文があった。
私はこの言葉をちょくちょく思い浮かべる。
それは自分が不安を感じた時だったり、嫌なことがあった時だったり、転職を考える時だったり、子育てに悩んだ時だったり、子供が夢中になって遊んでいる姿を見た時だったりと、様々な場面で。
そして「この一芸を早々に知ることができたらとても幸せなことだろうな」と感じたり、「私には本当に一芸なんてあるのかしら…」と悩んだり、「私の一芸を探してみよう!」と意気込んだり、
「この子の一芸は何なのかしら?」と悩んだり、
「この子の一芸は〇〇関係かな?」と可能性を感じたり。
プラスの方面にもマイナスの方面にも『一芸』という言葉で考えが巡る時がある。
そして最終的に行き着くのは『その一芸を遺憾なく発揮し、人の為に使うことができた時』きっと人生は豊かになるだろうという考え方。
しかしその一芸を知ることすらできないまま人生を終えるかもしれないし、むしろそちらの方が多そうだと感じる。
それは言い換えれば、その一芸を探すのが人生ということでもあるだろう。
しかし私は、前者の『一芸に早く気付いて、その一芸で人の役に立つ人生』を望んでいる。
そちらの方が、より自分の人生が豊かになり、楽しめると考えているからだ。
では、人生をかけるほどの一芸をどうやったら見つけられるのか…。
私自身もまだ探し中の身で正解を見つけているわけではないが、私が一芸発見の為の一助になるのではないか?と考えていることをお話ししたいと思う。
●過去の自分を知る
・自分史をつける
・その時の主な感情とその理由を振り返って書き出してみる
●体験・経験してみる
・積極的に行動する
・体験会やイベントに行ってみる
・実際に体験してみる
●今の自分を知る
・手帳をつける
・日記をつける
・記録をとる
・占いの本を読んでみる
これらのことが一芸発見に役立つのではないかと考えている。
そして私が現在進行中で実施しているのは、
・積極的に行動する
・イベントに行ってみる
・手帳をつける
・日記をつける
・記録をとる
・占いの本を読んでみる
この6項目だ。
ほとんどを去年からお試し感覚でスタートさせ、段階的に難易度を上げながら続けられている。
その中でも一番効果があったと思うものが、手帳や日記をつけたことだ。
手帳は24時間表記のバーチカルタイプで付けているのだが、
自分が過ごす一日一日の中でどのように時間を使っているが分かり、無駄な時間を見つけたり、何にどのくらいの時間を取られているが分かったりすることはもちろん、
意図せず毎日やっていたことに気付いたり、思っていた以上に短い時間に大量のタスクをこなせていたりすることに気が付いた。
何にどのくらい掛かったかという、かけた時間が視覚的に理解できるので、データが貯まれば貯まるほど傾向や新たな発見ができる。
私は手帳を続けることが大の苦手だった。
手帳は新しく良いものを買っても続かず、かといって安いものを買っても続かない…。
しかし、去年ワンピースコラボのほぼ日手帳に出会ってから、三日坊主から一年以上続けられるように激変した。
私には『気分がのる』ということと楽しい要素や仕掛けがあることが手帳を続ける為に相当大きな要素だったようだ。
●日記
日記は一言だけなら去年から何とか続けられていたが、今年に入ってからは分量を増やした。
まだ1ヶ月弱だが、今のところ続けられている。
●記録
記録については、毎日ではない。
これも今年に入ってからのほぼ1ヶ月弱の話にはなるが、体重・睡眠時間・気分・晩御飯を記録して続けられている。
あとは、毎日ではなく都度の記録として書いていることだが、大好きな紅茶の記録、映画や本のレビュー、消しゴムハンコを作った記録を始めた。
これも今までなら後で書こう…と考えてそのうち内容や感想を忘れてしまって書けないということが続いて記録にならなかった。
これを防ぐ為に実施してみたのが、記録するノートにタイトルだけ書いてページを確保してしまうしまい、そこに付箋に書いた記憶に残ったシーンやセリフ、感想をペタペタ貼っておく方法。
これは私にはピッタリだった。
後から清書するときに文章にする順番を考えたり、繋がりのあるものをまとめたり、新たに出てきた気づきを追加したりできたのだ。
●占いの本
これは好きかどうかで変わると思うし、深くハマらない程度にしたいところだと思っているが、私の使い方としては、上手く表現出来ない自分の性格を言語化する為。そして、良い行動を起こすためのキッカケにする為だ。
占いの本には、誕生日などから算出した自分のタイプが書かれていると思うが、そこに『当たってるわぁ〜』と感じるものがあればそれに関する表現を参考にする。
行動のキッカケというのは、この年や月にこういうことに気をつけましょうとか、こういうことをすると良いでしょうと書かれていることやラッキーアイテムやラッキースポットが書かれていることがあると思うのだが、
それらを参考にして、行動や習慣の目標を立てるときに参考にしたり、自分が行ったことのない場所やイベントを検索してレジャーの候補にさせてもらったりするのだ。
新しいところに飛び込むのが苦手な私はつい同じ場所、慣れたことを選びがちだ。
しかし、自分をアップデートしていくには新しい場所・新しい体験は必須。
ただ、それを自分の頭で捻り出すのは難しい。そこで占いの本を参考にするのだ。
ここは信じていようとしていなかろうと関係ない。自分の興味外からの提案には、何かしらの新しいもの隠れているに違いないと私は思っている。
長くなったが、『人にはみな一芸がある』。
その言葉を信じ、私にもあると信じてそれが何なのか見つける為に、手帳や日記、新しい何か探しに挑戦することで、少しずつではあるが確実に毎日が充実に向かって進み始めたと実感している。
これからも人生を豊かにする為に、1日1日を積み重ねていきたいと思う。