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【記事】「もみじ」と「かえで」の違い

こんな記事を見つけました。

めちゃくちゃ気になる…!
ほぼ同じものとして使っていた「もみじ」と「かえで」という言葉!
言葉が違うのだからもちろん意味が違うだろうことは予想できるけれど、それを調べもせずよく分からないまま使っていた。
「もみじ」はとっても好きなんだけど、楓との違いをきちんと答えられないから、あまり声を大にして言えなかった!
この記事を読めば堂々と「もみじ」が好きだと言えるぞ!

ということで、意気込んで読んでみました。
そしてめちゃくちゃ簡単にまとめてみました。

かえで > もみじ

簡単過ぎましたね笑
もう少し言葉を足します。

かえでは、カエルの手「カエルデ」から「かえで」となり、葉がカエルの手のような形をしているものを指すようです。

もみじは、反物を染める過程の様子を表す「もみづ」から、紅葉する様子も「もみづ」を使うようになり、もみじになったそうです。

反物(たんもの=着物の生地)を植物の色素で染め、揉みだして、それが水中に染み出す様子を『もみづ』と古くから表現していたそうです。
秋になって紅葉した樹木の葉が赤や黄色に染まっていく様子をこの『もみづ』に例えて、紅葉した葉を総称し『もみじ』と呼ぶようになったと思われます。

一方、『かえで』は葉の形が蛙の手に似ていることから、<かえるで→かえで>となったもので、葉の形状から命名された由来があります」

上記記事より一部抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202411/050065/#google_vignette

つまり、カエルの手のような形をした植物のくくりが「かえで」、紅葉する植物のくくりが「もみじ」ということですね。

植物学的には、カエデ属の中に、もみじという種類があるということだそうです。

また、

『もみじ』はカエデ属の一種と、紅葉した樹木の2つの意味があるのです

上記記事より抜粋https://weathernews.jp/s/topics/202411/050065/#google_vignette

ということです。

はぁ〜これでスッキリです。
これで堂々ともみじが好きと言えそうです。

ちなみに、記事の中ではこうも書かれていました。

紅葉していないイタヤカエデやハウチワカエデは植物学的に「もみじ」とは呼びません。
しかし、紅葉見物に行って、それがイタヤカエデでもハウチワカエデでも、紅葉した樹木を「もみじ」と呼ぶことがあるのですから「赤く染まったもみじがキレイ」と言っても間違いではありません。
あれは「もみじ」か「かえで」かと気にせず、「紅葉(もみじ)狩り」を楽しんでください。

上記記事より抜粋https://weathernews.jp/s/topics/202411/050065/#google_vignette

全てはここに尽きますよね。

こういう考え方が大事。
植物学的には色々分類があるわけだけども、それはあくまで学問としての分類にすぎません。

きれいなものを見て、綺麗だなぁと心で感じたり、それを誰かと共有できることが素晴らしいのであって、誰かが発信したその表現の一字一句に目を凝らしてあげ足を取るようなことはナンセンスですね。

その一字一句が異なることで全く別の意味になってしまったり、別の人を傷つけるような場合は発信者は十分注意していかなければなりませんが、心で感じることをまず第一に、花を愛でるように心穏やかに、ゆとりも持って過ごせることが一番大事だなぁと思いました。

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