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【日記】日本っぽい
毎朝満員電車に揺られる私の通勤タイム。
余裕を持って家を出て、15〜20分ほど歩いて駅まで。
電車は同じような時間に乗るけれど、歩く速さや家を出る時間によって多少前後する。毎回一緒ではない。
電車から降りた後は、会社の最寄り駅のロータリーでこうやってnoteの記事を作成している。
今日は、その電車内でのお話し。
今日は少し早めに駅に着いたけれど、電車が混んでいたようで、遅れていたらしい。
私は来た電車に乗るだけだから、動いてさえいてくれれば問題はない。
しかしその分、車内はギューギュー詰め。
お昼ご飯のおにぎりがペシャンコになったのではないかと心配したし、イヤホンで聞いているオーディオブックがところどころ音飛びしていた。
そんな日もあるよねと、いつものことと思っていたのだけれど、私が降りる少し大きめの駅に着く直前に、アナウンスが入った。
次の駅でしばらく止まるという内容かな?と思ったら、ビックリ仰天な内容だった。
1月も終盤であること、
風邪などが流行っていること、
気をつけて、
今日も通勤通学お疲れ様、
気をつけていってらっしゃい、
今日もご乗車ありがとう
……え?こんなに優しい言葉かけてもらえるの⁈
ビックリした。
もう3ヶ月近く同じ路線の電車に乗っているけれど、初めて聞いたアナウンスだった。
電車が遅れてイライラしている人に対する、会社の対応なのかもしれないけれど、これはどのくらいの乗客の心に届いているのだろうか?
それが鉄道会社の遅れに対する処理の一つかとは思うが、これはかなりいい行動だと私は思う。
だいたい、遅れに対して苛立ちを覚えないような心の広さでいたいものだが、そうも言っていられない日もあると思う。
朝だから低血圧でイライラしている人もいると思うけど、やはり、優しい言葉をかけられて嫌な思いをする人はいないと思う。
上にはざっと羅列して書いたが、そんな内容をかなり丁寧な言葉で伝えられた。
いってらっしゃいという言葉ですら、いつもいう側でほとんど言われることはないので、その点にも驚いてしまった。
嬉しいものだなぁとしみじみ。
こういうのって日本特有な風に取り組みなんだろうなと思う。
思いやりの国だからね。
そういう文化って私は素敵だと思うし、私もそういう心を持って日々過ごしたいなと思った。
そういう粋な会社は好感が持てるよね。
アナウンスしてくれてる担当者の方も朝早くからお疲れ様です。