【日記】理科の実験プチ
私は以前、理科の教師を目指していたくらい理科が好きです(訳あって断念したので、残念ながら教員免許は持っていません…涙)。
皆さん理科は好きでしたか?もしくは現在進行形で好きですか?
『理科の授業は嫌いだけど、実験は好き』
そんな人も多かったかもしれないですね。
私はもう成人していて、仕事も全く理科とは無縁なのでつい過去形での話し方になってしまいますが、ご自分の状況に合わせてお聞きいただけたらと思います。
先日知人にこんなことを言われました。
『理科なんて生活に必要ない』
……!?思わず絶句してしまいました。
いやいやいや!
理科ほど生活に役立つ教科はないよ!?
私は思わず前のめりになって反論してしまいました。
理科の知識が生活のどの辺りで役に立つのか。
皆さんならどのシーンを思い浮かべるでしょう?
私が一番初めに思い浮かべるのは洗濯。
何で汚してしまったかによって、適切な前処理をすれば綺麗に落とせるものもあります。
テレビでも色々と紹介されていて、『洗濯王子』なるお方もいらっしゃるほど。
調べていただければいくらでも検索が可能な今の世の中。ここでは『食べこぼしや血液などの汚れは、食器用洗剤』とだけご紹介しておきます。
洗濯の他にも、料理も理科の分野です。
調理は化学反応のオンパレードですし、アミノカルボニル反応が食欲を……(自粛します笑)。
と、語ればもう何日でも費やせそうです。
この時点で、もう生活に役立たないとは言えないと言いたいのですが、私はそれを楽しめる人間。
興味がない人には「そんなこと言われてもねぇ…」という感覚かもしれません…。
しかし、私の大好きな理科。
出来るだけ多くの方にも共感してもらえたら嬉しい。
「へぇ〜」とか「ほぉ〜」とか、少しでもワクワクしてもらえたら嬉しい。
(故に、私は理科の教師になりたかった。)
その為にはどうしたら良いか。
ベストな方法は、実際に見ることややってみることだと私は思っています。
しかし、動画編集を勉強中の今の私ではまだ難しい…すみません…。
なので今日は、
私が先日、久々に『実験みた〜い!』と楽しんだひとときをご紹介したいと思います。
皆さん、『バタフライピー』という言葉を聞いたことがありますか?
そう、ハーブティーの一種なんです。
(妊婦さんは避けた方が良いハーブです!ご注意下さい。)
こちらのハーブには面白い特徴があるんです。
さぁ、予想を立ててみましょう。
このハーブがもつ面白い特徴とはなんでしょう?
変な形…?
独特な香り…?
生育方法…?
さあ、予想は立ちましたか?
早速実験してみましょう。
ハーブというからには、ハーブティーとして楽しんでみます。
バタフライピーのティーバッグをカップに入れ、熱湯を注ぎ、3分待ちました。
う〜ん、ハーブティーらしい爽やかな香り。
しかし色は、ちょっと食欲減退しそうなブルーです…。
ハーブが好きな私はこのまま飲んでも美味しいと感じますが、やはり色はちょっと抵抗が…笑。
そこで魔法をかけましょう☆
『おいしそうな見た目にな〜れ』
いやいや、そんな子供騙しは通用しないよ…。
ですよね〜。
では、科学(化学)の力で変えてみましょう!
冷蔵庫からあるものをとってきました。
さて、何でしょう?
それを、先ほどのバタフライピーに入れます。
むむむ⁉︎(川平さん…⁈笑)
スプーンで混ぜます。
すると……??
ピンクになりました〜!
(写真じゃ紅茶みたいに見えますね…。カップの選択ミスった汗…でもピンクなんです!)
そう、バタフライピーは色を変えることができる面白い特徴を持ったハーブなんです。
色が変わる実験。
皆さんもやったことがあるのではないでしょうか?
分野でいうと、アサガオの生育のところか、酸・アルカリのpHのところかと思います。
色が変わる要因はアントシアニンという紫色の色素。レモン汁やお酢など酸性の液体にふれると赤やピンクに、重曹やにがりを加えると青色に変化します。
ちなみにバタフライピーの商品説明にもこのような一文がありました。
アントシアニンを含む食材は他にも、
ナス、ブドウ、紫キャベツ、紫玉ねぎ、黒豆など。
自由研究などをされる場合には、紫キャベツが簡単でオススメです。
今日は生活に根付いたプチ実験をご紹介しました。
少しでも理科を面白い、好きかもと思ってもらえたら嬉しいです。
人生に彩りを☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?