じゃい「稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方」
・本書はお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケで、ギャンブルで貯めた5000万円でマンションを購入、現在はチャンネル登録者数17万人を超える自身のYouTubeチャンネルや、ニコニコチャンネルで競馬や麻雀などを中心に発信しているギャンブル(競馬)芸人の著者が、数千万単位の勝利を掴むためのメンタル術のすべてを紹介した1冊。
・著者のこれまでのギャンブル経歴はこちら
□2012年 WIN5で3775万2700円的中!
□2013年 麻雀最強線・著名人代表決定戦を連覇れ
□2014年 WIN5で4432万9120円的中!
□2020年 トリプル馬単で6410万6465円的中!
□2022年 WIN5で9370万円6710円的中!
このような経歴を歩んできたが、最初からこのようにギャンブルに強かったわけではない。
・パチンコでやめどきを間違え有り金を失い、10駅分の距離を歩いて自宅に帰ったり、競馬で自分が予想した馬を信じることができずに違う馬を買い、最初に狙っていた馬が勝ってしまったりしたこともあった。
・これまでの経験から、著者はギャンブルで勝つために一番重要なのは、メンタルだと考えるようになる。
・メンタルが強い人は、「ハズれたら仕方ない」「自分の予想を信じる!」と自分の軸を持って競馬に向き合うことができるが、メンタルの弱い人は、「なんとかして当てなきゃ」「ハズれるのが怖い!」とネガティブな気持ちを抱く。結果的にメンタルの弱い人は、人気上位の馬や、競馬新聞で予想の印がたくさんついている馬を選ぶだろう。その弱気な考えは、勝ち、すなわち稼ぐことを遠ざけてしまうのだ。
・メンタルコントロールができていれば、自分のスタイルを崩さず無駄な負けを減らすことができる。このことから、予想の上手・下手よりも、まずはメンタルを鍛えることが大切なのだ。
・じゃい流メンタルをブレさせない9つのルール(一部)
01 ギャンブラーの誤謬(ごひゅう)に騙されない
・ギャンブラーの誤謬とは、「ある事象が続いたときに「次も同じ事象が続くのではないか」と錯覚してしまう心理のことを指す。
・例えば、コインが10回連続で表が出たら、「その次も表が出るのではないか」と思ってしまうことである。コインの表(裏)が出る確率はあくまで2分の1で、それ以上でもそれ以下でもないが、ギャンブラーの誤謬に翻弄されている人が意外と多い印象があると著者は語る。
・確率の基本を理解した上で、流れと上手く付き合えると、ギャンブルを楽しむことができるし、上級者の仲間入りができるようになる。
・メンタルを保つためには、確立上おかしなことや、不条理なことが起きても「ただの確率の乱数にすぎない」「流れに身を任せてみよう」など、余裕を持って向き合うことで冷静な判断ができるようになるだろう。
※この他にも、「負けることに慣れる」「お金に執着しない」など9つのルールが紹介されているが、詳細は本書をご覧ください。
・本書では、「なぜ、ギャンブルにメンタルが必要なのか?」という序章から始まり、「じゃい流 メンタルをブレさせない9つのルール」「競馬で、稼ぐメンタルを鍛える」「麻雀で「ブレない」思考を手に入れる」「カジノで勝ち続けるための最強のマインド」「誰でも「ブレない」心を手に入れる方法」「ドキュメント・じゃいの稼ぐメンタル」という章で構成されており、「競馬の「勝者」と「敗者」の違いとは?」「なぜ買うのか明確に示せ」「全ては統計学である」「マナーがメンタルを整える」「勝てるカジノ競技とは?」「高松宮記念で278万円馬券を的中できた理由」など、競馬で「稼げる人」と「そうでない人」の違いについて解説し、ギャンブルで人生を勝ち抜く極意が紹介された内容となっている。
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