記憶力より吸収力
なんにも役に立たないことを覚えるのが苦手だ。
昔から歴史や古典を勉強しても、部活が始まる前には忘れてる。
テストはいつだって直前暗記。
全く記憶に定着しないから、大人になって歴史を語れる人に出会うと、なんて頭がいいんだと感心してしまう。
それと同時に、自分は暗記ができない人間なのかと不安になった。
最近も、ITの基本を知らないと仕事にならない状況になって、ITパスポートの勉強をしているが、記憶への定着がすこぶる悪い。
ただ、唯一救いなのがITは昔からやっている人が有利では無いこと。
技術の進歩が激しいだけに、内容がどんどんアップデートされていっている。
僕のような短期で覚えて、忘れて、また覚えるタイプの人間には、とても有り難い。
ITの進歩で脳にわざわざ記憶しなくても生きていけるようになったのは、僕にとって追い風だ。
世の中的にも、リカレント教育を進める空気が濃くなっている。
これからは、たくさん覚えてずっと記憶するよりも、古い知識の棚卸をしながら新しいことを学ぶ好奇心が大切になってくるのかもしれないな。
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