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課題解決とか、 利己とか、 利他とか

「人」の「為」と書いて
「偽」になるんだよ!
ニセ!
いつわり!

という話を聞いて、
ぅっわぁ?!
マジだ!!
気づかんかった!!
などと少し前に盛り上がったことがある。

漢字っつー表意文字は面白いですね、本当に。
漢字は昔から大好き。



そんな私は地域おこし協力隊。
地域のための活動に励むぜ!
というのがメインテーマ。

「人の為」という気持ちで臨む思考やアクションの数々を主戦場にする(という傾向が強い期間限定職)なもんですからね。
なぁ〜んか、考え込んでしまうわけです。

偽りなの?
求められていないのに、やろうとしているから?
などと土台が揺れてしまう。



この 10 月から『ローカル開業カレッジ』というオンラインセミナーに参加しているんですが、ここでも似たようなことを聞き、グルグルしているところだったので、尚更に響いておりましてね。


1回目の講師さんが話した内容の中に
『地域課題を解決しようとはせずに、
 自分のためだけにやってもいいんですよ』
ってのがありましてん。

講義中、これにグワーン!と殴られまして。
価値観を揺さぶられたのです。

なんで揺さぶられたかっていうと、
商店街活性化や、地域を活性化していくならば、
どう考えても『起業』が必要であるなぁ、
しかし、どんな業種で『起業』したいのか、さっぱり解らん!
自分のことだけど、何年考えても全然掴めん!
と悶えながら『何かしらのヒントが得られるのではないかしら?』と藁にも縋る気持ちで受講している『ローカル開業カレッジ』の初回だったからでふ。

あら?
課題解決のためじゃなくて、
自分のためにやっていいの?
ふぁ〜?!

ってなっちゃった。
だったらそれは地域おこし協力隊なのですか?
結果的に活性化すれば、それでOKなのかしら?
などと。

参加者同士で、ほんの数分だけ感想を述べ合う場が設けられるので、そのことを僕が言いましたら『課題解決を考え、どうすれば突破できるか工夫を凝らすから面白いんだと思う』というような感想を述べてくださる方がおり、ここでまた反転して『だよねー!だよねー!そうだよねー!わかる〜!』と笑顔になってしまった私。

しかし『課題解決って?起業って?』が目の前にぶら下りっぱなしジャーマン。


2回目の講師さんは、もう最初っから『社会課題を解決して世界を良くするには?』という命題を持って生きてきて、取り組んでいて、着実に現実化させている凄腕のプロフェッショナル。

『これこれ!こういうビジョンを実現させたいんじゃワシも!』と強く賛同できたし、非常にエキサイティングなお話を聞けて、箍が吹き飛ぶほど沸騰しちゃった。

解決させてゆくから、活性化が起きてゆくのだよね🌟
と強く思い、感じるわけです。

例えば。

めっちゃくちゃ美味しいお菓子がある。
しかし、どうもパッケージが冴えない。
パッケージデザインを素敵にリニューアルする。
味は変わってないのに売り上げが爆増。
なんてのは、たまにニュースで見かけますよね。
『パッケージデザインを解決するから起きる活性化』
ってな、解りやすい例なのではないか、と思います。



なんやかや書きましたが、
『正解』なんてな存在していないわけですよ、究極的には。
全部、未来から振り返っての判断。
視点にもよるし。
だから、どんな意図で、どう取り組んだって良いのだ。

利己的な欲求で取り組んでいたんだけど、
振り返ったら利他になってた。
なんて話もよく聞きますわね。

最初っから課題解決に燃えるタイプだって、いる。

どっちだって良いのだ。
それで世界が良くなるならば。
笑顔が増えるならば。
というのが現在の心境。

ほんなら、あれですわ。
利己的な欲求を満たすアクションと、
利他的な課題解決を目指すアクションを、
並行してやってみたら面白いんじゃないの?!
などとも思い始めている昨今です。

好きなことをやったら良いんですよ、ニコ〜😊🌟

という力強い仲間の言葉に、霧を払ってもらったりもしたので。



何のために、これをやるのか?

っつーのはデザイン思考なのか、なんなのか解りませんが、基本的なこの指向性を激変させることは難しいんで、どこまで行っても『本当にこれで課題解決できるのか?』と考え続けるはず。

けども一方で、課題解決とか、そんなことはさておき、ただただ好きだからやりたいんじゃあ🌟ってことをやっちゃう。
ってのもアリなんだろな、と。

境界線を太く濃く引くんでなく、
ふんわり、自由に行き来できるようにしとけば良い。

っちゅーことなのかもしれないですね?

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