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vol.9-4 うらばなし

・ゆっくら開放に取り組んだ意図
・飲食物提供を断念して、東関部屋のお宝を展示した経緯
・やって良かったこと、気づいたこと

過去 3 回にわたって ⬆️ これらを書いてきました。
今回で『ゆっくら開放 4 日間のレポート』は最後になります。
何か思い出したら書くかもしれませんけども。

最後は、とても個人的な要素が強いことをアレコレと綴っていきます。


◎ 不安 と 工夫

やることが決定してから、宣伝・告知の機会と媒体が少なかった。
SNS は Instagram だけ。
note もやっているけど、コンスタントに投稿できていないし、現時点ではチェックしている人が少なすぎる状態。

告知から開放までの期間も短かったので、広報に載せてもらったり、チラシを作るという手も使えませんでした。

人を集めることが目的ではなくて『まずはやってみること!』に軸足を置いていたけれど、果たして、どれくらいの人が来てくれるものだろうか?
ちっとも想像がつかなくて、不安に駆られておりました。

東関部屋のお宝を展示するとはいえ、Instagram をフォローしてくれている人の中に、高見山の現役時代を知っている人がどれほどいるだろうか? 東山の人たちは東関部屋に親しみを持っているだろうけれど、Instagram だけでどこまで届くのか?

Instagram をフォローしてくれている人たちが訪れてくれるだろうか? お盆期間とはいえ、平日 4 日間、しかも日中、10 時〜17 時の開放である。

通りすがりの人が立ち寄ってくれるだろうか?

観光客は?

そもそも、着任してから3ヶ月も経っていない俺がコンテンツとして成立するのか?

などなど、考えても詮無いことを考え、グルグル、ぐるぐる。


宣伝にあたって良いアイデアを思いつかなかったので、せめて自分の格好を特徴的なものにして、自分自身をコンテンツにできるよう工夫してみた 4 日間でありました。

・真っ白のツナギ&ピンクのキャップ
・浴衣に雪駄
・アロハシャツ
・パンどろぼうの小銭入れ

服装を 4 種類用意できず、ツナギを 2 回着用。
Instagram を見てくれた方が「ツナギ着てたね、浴衣だったねお相撲さんかと思った、アロハシャツだったね」と印象に残るものにはなっていたようで、服装を工夫して自分自身をネタにするのは、アリだな、と思いました。

けどもう、これに匹敵する服がない……。
冬服になれば、変化はつけられるかな。
来年夏用に、派手目なものを、今から見繕っていこう。

「いちコレ」に応募して、自分自身のコンテンツ化を加速させようかなぁ、などとも考えていたりしますが、テーマ「酒」という部分に躓いてます。

一関に来てからお会いした人の中には「顔がズルい、見た目がズルい、あなたに見た目で勝つためにはパンチパーマにして眉毛を剃るしかない」とおっしゃる方もおられまして、そんなこと無いでしょ、と思いつつも、濃いぃ顔貌でこの世に生を受けたこと、DNA がもたらす力に感謝しております。

あと、意外と『パンどろぼう』を知らない人が多かった。
読もう!パンどろぼう!🍞✨

話が逸れました。


とにかくまぁ、やってみないとわからないことだらけだったんで、自分をネタに毎日変化をつけて SNS 投稿していくぜ!という意気込みで臨んだのでした。微力ではありましたが、無力ではなかったぜ、と思える反応が得られたのではないかしら。よくやった。自分で自分を褒めてあげよう。



◎ 体力 と アイデア

ゆっくら開放 4 日間。
毎回 10 時〜 17 時まで。

やる前は「なんとかなるだろう」と想像してましたし、実際、なんとかなったんですが、想像以上に疲労が蓄積したのは誤算でした。回復に 1 週間くらいかかってしまった。

個人商店やっている方の大変さを、身をもって体験しました!
一人で回すってな、大変ですね!
想像と、実際は、大違い!

せめて冷蔵庫があれば、食べ物の保存ができたけれど、真夏の暑さの中、お弁当を保管しておくのが怖くてできませんでしたんで、よく保ったなぁ、と振り返ってみて思います。

目の前にパティスリーフジさんがあり、アイスを食べまくるチャンスが四六時中でしたんで、アイス食べてエネルギ源にしておりました。助かりました、感謝!!

あとはもう、良い天日塩を持っていき、ペロペロ舐めてました。塩分、ミネラルは大事ですね。


毎日 7 時間開放させ、Instagram で発信。
凝ったことはできなかったですが「その日のうちに投稿する」ってのは実行できたので、そこは ◎。

最近になり、ようやく自分の特徴およびクセの全体像を把握できてきたので、とにかく手間をかけないこと、推敲しないで自意識なども無視して当たって砕けろの精神で投稿し続けました。

一眼レフで撮影して、現像して、ゴミを消して、トリミングして。
パソコンに向かって「ちゃんとした文章」を書いて。
なんてのは、もう、どだい無理なので。
そんな体力がない。
気力が続かない。

iPhone で撮る。
加工はしない。
考えないで書く。
パソコンで書かない。
ほとんど推敲しないで投稿。

この 4 日間に限らず、協力隊になってからの発信で意識して心掛けていることです。3 ヶ月、ほとんど休まず続けられたので、成功していると言えるでしょう。えっへん!よくやった俺!

Instagram はうまく運用できてるんですが、note への投稿となると、ベラボーに時間がかかっちゃうんで、ここが次の課題。パソコンで書くから手間取るけれど、パソコンに向かわないと書ききれないボリュームが頭の中に渦巻いている。ちゃっちゃか書いて、後ろ髪引かれる状況が長く続くのを終わらせたい。常に何も残していない状態になりたい。

これを書き上げれば、大きな荷物を1つ降ろせます、安堵。

大五郎さん、ありがとうございました、終わりました


一眼レフを持っていると、ふとした拍子に撮りたくなるものが目に入ってきて、撮ってしまう。この行為は好きなのだけれど、取り込んで現像して、というのが億劫。

こんな写真を撮りました。

夏の反射


誰もいない


冷たいぬくもり


さて。
4 回に分けて綴りました、ゆっくら開放レポート。
楽しんでいただけましたらば幸いで御座います!

こんな点が書かれていないぜ、これを書いてけろ!
などありましたらコメントお願いします!

10 月 11 月は、和紙の展示とワークショップがありますんで、楽しみです😊
詳細が出てきましたら、Instagram で真っ先に告知いたします🌟

ではまた!

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