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ソーシャルバーPORTO日本橋 視察レポート

2 月 8 日(土)に、ソーシャルバー PORTO(ポルト)日本橋へ行ってきたレポートです!

Instagram にも載せたんですが、あちらは『こんなとこでした』ってのを勢いで書いたもので、note は課題解決等を考える要素が多く含まれているバージョンです。

そもそも何故行ったのか?って話なんですが、僕が活動している岩手県一関市で『 PORTO のような場所を作りたい!』という想いを持っておられる方がおり、僕も激しく同意する者だからです。

『ソーシャルバー』ってなんぞや?

ってとこから説明しなくちゃならんのですが、僕なりの解釈で簡潔に書くと『交流の場』かな、と。

どんな交流なのかというと『何かやりたい!けれども、一人じゃどうにも難しい。同じビジョンを持っていたり、似た志向を持っている人と会いたい、話したい、繋がりたい、接点を持ちたい、知らない世界を知りたい、何かヒントが得られたら嬉しい』といった関わりが持てる場っつーんでしょうか。あくまでも僕の解釈であり、理想ですけども。

『バー』だからお酒が飲めるんですが、お酒を飲んでクダを巻いたり、過去の愚痴を吐き出すんでなく、お酒は交流の緊張なんかを和らげる道具であり、メインになってくるのは『誰かに会うこと、相手を知ること、自分の中をよく見る契機、知らない世界を知ること、盲点に気づく契機、共有すること、共感すること、前向きな未来を思い描きやすくすること、未来を軽やかにすること、抱えていた不安が和らぐこと、チャレンジの勇気をもらえる』なんてことだろうな、と思うわけです。

こんな場所が身近にあったら良いですよねぇ〜🌟
ポジティヴな化学変化が起きる(起きそうだと感じられる)場所。
しゃべりたいことをしゃべり倒すのでなく、傾聴と対話、柔軟な閃き、疑問を溶かす議論ができる環境、やりあえる人たち。

それだけでなく、ふらりと足を踏み入れる人とも交流できるの必須!
未知との遭遇、大事 🛸✨✨

前置きが長くなりましたが、こんな理想をすでに実現している場所があるわけで、どんな感じか、体験してこようぜ!と相成ったわけです。

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日本橋蛎殻町 1 丁目。飲食店が多く並ぶエリアではなく、目指して行かねば辿り着けない巡り会えないような場所、ビルの 2 階に PORTO 日本橋はありました。

狭い階段をのぼってお店のドアを開けますと日替わり店長さんが 2 名おられ(この日の店長・凌太さん、お客さんとしてハジメさん)プラス僕の 3 人という少人数な時でしたから、ゆっくりいろんなお話ができました。

主には『なんで来たの?どこから来たの?何やってる人?』と僕への質問が多く、それに答えながらお酒を飲んでいるうちに終わってしまったような時間でしたが(笑)

オーナー嶋田匠さんも短い時間でしたがお店に来られたので、少しお話できました。
やはり目の前で動きしゃべっているところを体験するのは大事!超重要!
ネットで読んだ記事から受ける印象とは、全然違いました。

ワードセンスがキレッキレで、クリエイティヴ。
やわらか〜な印象で、ふんわり軽やか、軽妙。
笑顔の力。

『人の形や色を、社会に合わせるんじゃなく、自分本来の形や色にする』

というお話が、使う言葉は違ってましたが僕の目指すものと同じだったので、心強くなりました。やっぱ、そうだよね!それ実現させたい!という気持ち高まる時間になった。感謝です🙏✨✨

年度末、3月20日(木・祝)には協力隊の活動報告会が開催されますし、
たびたび地域の方の前でお話する機会を頂戴できているので、
自分の血肉ある言葉として盛り込めるよう昇華させたいところです。

▼facebook 一関市地域おこし協力隊ページ
※ 活動報告会の観覧ができます。申し込み必須です。


オーナー嶋田匠さんが帰られたあと、常連さんが 2 名来られて少しお話できたんですが、ちょっとここでは書けないくらいの、とても特殊な体験を幾つもされている方で、エピソードのどれもに大笑いさせてもらえて、めちゃくちゃ楽しかったです😊

『類は友を呼ぶ』なんだろな〜、と感じましたもんです。

PORTO という場があり、立ち上げた人たちの想いがあり、それらに惹かれて深く関わる店長さんたち、醸成された空気、足を運ぶお客さん、噛み合って回転していくから継続されてゆくし、波長が合うからコミュニティとして育っていくわけで、『ローカルで開業』するってことは、自分が醸そうとしている『匂い』みたいなものが、出会う人を決めていくことでもあるな、と。

はて、自分は、どんな『匂い』とか『温度』みたいなものを醸したいのかな?



日替わり店長さん達で切り盛りするバー。
僕は 2023〜2024 年にかけて半年間、東京のショットバーで似たことをやっていた経験があるのです。8 席ほどの小さなお店で、毎週月曜、アルバイトの形でバーテンダやっておりました。広報宣伝は自分でやってお客さんを集め、指定された売上を目指すスタイルでした。売上を達成できなくて半年で閉店となりました😆

PORTO の内部事情をお聞きする余裕がなく、ワイワイ楽しんでおしゃべりしているうちに終わってしまっいましたが、『ローカル開業』で注目を浴びる場所や人に限らず、日替わり店長スタイルのバーやお店は、探せばあちらこちらにあるのでしょう。同様の形態は、運営の仕組みを上手に構築できれば、どこでも実現可能だろうな、と思いました。揺らがないビジョンをしっかり堅持しつつ、やわらかな受容性も具えた場所が。

一関市で実現できるかどうかはまだ判りませんが、東京と違って車での移動が大前提な地域ですんで『お酒を飲まないで交流を楽しめる場所』が良いかもね、と話したりしております。制限なく夢を膨らませるのは楽しい🌟 PORTO になぞらえるなら『ソーシャルカフェ』とでも言うような場所なのかなぁ。10代も気軽に足を踏み入れられる場、世代間の差を埋めて繋がれる場所が欲しいッス。

地域おこし協力隊に着任した人たちは、もれなく最大3年で任期が終わり、その地域での活動を継続するならば、4年目からは何かしらの形で職を得なくちゃなりません。

『ローカルでの開業/起業』を目指して検討している方が多いと思いますが、ひとつの形に拘泥せず、伴走してくれる仲間といろんなアイデアを出し合えれば『そこに相応しい形』が浮かび上がってくるのかな、と思いました。こんな理想を具現化させてゆくためにも『交流の場』っつーのは不可欠よなぁ〜、と思う次第です。

僕自身の『起業』は、まだまだ形が見えてこない部分があるけれど、ミニマムにスタートさせて徐々にアップデートして形を整えてゆくのが良いな、と感じている現在です。


違う世界に触れられ、繋がりも生まれる場所、PORTO🌟
都内近郊の方は、ぜひ😊
長野県辰野町にも、あります🍀


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