筑波大学ハンドボール部で広報スタッフをやっているというお話。
初めましての方は初めまして。
松田一朗です。
ハンド部では、マイケルと呼ばれています(呼ばせています)。
2023年の函館インカレでは、筑波大学ハンドボール部は男女ともに決勝に進み、惜しくも準優勝という結果に終わりました。
ハンド部の中の区切りが一つついたということで、自分が広報スタッフ始めてから、現在(2023年11月)に至るまでのことを書き記したいと思います。
広報スタッフとは
筑波大学男子ハンドボール部は、広報に力を入れており、YouTube、Instagram、TikTokなどで情報発信を行っています。
2021年より、選手だけでは動画編集やSNSの運営、試合の写真撮影などの作業は難しいという理由で選手外からスタッフを募集しています。
それが広報スタッフというものの立ち位置になります。
広報スタッフを始めたきっかけ
大学入学まで
私は石川県金沢市出身で、地元の中学、高校でハンドボール部に所属していた。競技者として目立った実績を残したわけでもなく、中学では常に初戦敗退。高校では、県大会の2回戦で敗退するようなチームに所属していた。※1 それでも、中高どちらともチームキャプテンを経験しており、そこそこハンドボールというスポーツに熱はあったと思う。
高校では、体格の差で通用しないことや怪我のこともあり、大学ではハンドボールやらないということを決めていた。※2
大学2年の春
筑波大学に進学し、未経験でバドミントンのサークルに入った。
慣れないスポーツを練習するのは楽しかったが、経験者との壁、サークルというゆるふわな雰囲気、人数の多さから自分には合わなかった。
2年の春、自分が情報系の学部であることからなにか"情報っぽいこと"をしたいなとぼんやり考えていました。そのような時期に、筑波大学男子ハンドボール部で広報スタッフを募集しているというストーリーが流れてきた。そのストーリーを見るや否や、「やりたいです!」という旨のDMを送った。
自分が中学から行っているハンドボールというコンテンツで動画編集という情報っぽいことができるのではという考えだった。
一度やめようと考えたハンドボールと別の形でまた巡り合えたのは運命を感じますね(笑)。違う場所でプレーはしているので、なんだかんだ10年弱ハンドボールしていることになりますね。そうみると凄いな。。
活動スタート
めちゃ動画編集した
そんな訳で2022年の春から広報スタッフを始めることになった。
私が入る前に既に2名のスタッフの方(学年的には同期だが)が在籍していて、その人らにあれこれ教えてもらった。いきなりカメラを渡されて撮ってみろと言われたり、春リーグ今週にあるけど来る?と言われてついて行ったりした。自分は動画編集がしたかったので、勝手に動画を作ってみたりした。下記のようなものを作った。春リーグの様子をvlog風?MV風?に編集したものである。
この年(佐藤陽太さんがキャプテンの代)の春リーグは優勝することができた。当時の広報局長などと相談しながら、自分が春リーグの優勝企画を担当することになった。その時の企画がこちら。
編集の知識がないなりに独学でやった初めての動画。今思うと、加藤さんがありえないくらい白かったり、フォントがポップすぎて全体の印象と合わなかったり、色々面白い。動画編集にはそれなりに時間がかかったのだが、作業自体は結構楽しかったので全く苦ではなかった。
その後も、守一さんと悠雅さんの質問コーナーや自己紹介企画、vlog、ドキュメンタリー、ハイライトの企画の撮影・編集を行ったりしていた。
2022年以降のYouTubeの動画の7、8割程を担当しています。※3 動画編集がしたくて入ったので、それが本望だった。ハイライトを試合後にするというのが地味に大変だった。試合映像の使用許可や動画素材の受け渡し、動画編集など。全て一人で行う訳ではないですが、毎週これを行うのは、苦しいものはあった(同じ作業を毎週行う辛さ)。しかし、試合のハイライトは需要がある企画であるので、やりがいはあるなと思い編集していた。
写真撮影にもハマった
自分の学類でカメラを持っている人が比較的多い+自分のカメラで試合の写真を撮りたい+写真を趣味にしたいという理由でカメラを購入した。
最初は、被写体はブレちゃうし、画角に上手く収められないしで苦戦していた。自分なりに設定をいじったり、カメラの知識をinputしながら、良い設定を模索していた。
(スポーツ写真の魅力などを伝えるために、これはこれでnoteか動画にしたいですね。)
試行錯誤を重ねて同じカメラでも設定を調整して、撮影をこなすと幾分かマシになった。勿論、会場の明るさ、光源の種類にもよるが。
スポーツ写真は被写体の速度で画角、構図、露出、被写体深度、ISOなどを計算しないといけないから面白い。ハンドボールがブレないシャッタースピードが1/640~1/1200くらいなので、そのくらいのスピード感で画角、構図とやらを決めないといけない。※4 正直言って無理なので、被写体深度、ISOとかはautoにしたりする。あとは直感、運である。それがその部分が面白くて…
ここは本題じゃないので、語りすぎるのはよそう笑。
始めた時より少しは上達したものの、プロにはまだまだ敵わないと思う。函館インカレの際に痛感した。潤沢な機材もそうだし、画角も、取るべきタイミングもプロだと痛感させられた。
これから
広報スタッフとしての今後を話そう。
筑波大学男子ハンドボール部は本当に素敵なチームだ。コート内ではよく話し、上下関係なく指摘し合う。コート外では、よく遊び学び、上下関係なく仲良くする。本当に最高だ。今後、このような素敵なチームに出会うことはないだろうなと思う。
このチームにずっと関われたらなと思う。
しかし、他にやりたいこともあるのでそろそろ広報スタッフから手を引きたいと思っている。ただ、やり残しはある。
やりたい企画は無限に思いつく。引継ぎの件もある。スポンサーのことも考えたい。ただ、キャパがない。
自分が企画としてアウトプットすることをしなくてもいい。
筑波大学ハンド部の広報が5年後も10年後も続くようなレールを自分が引いてから広報スタッフを辞めれたらなと思う。
《注釈》
※1 余談ですが、中学の頃は主にセンターとしてプレーしており、ブラインドシュートが得意でした。当時から小柄だったので、ステップシュートでボール投げれば、ブラインドになってシュート入るみたいな現象です(笑)。
※2 それよりもハンドボールをやっていて楽しくないという状況があったと思います。練習しても簡単に上達はしないし、チームの雰囲気はそれほど良いものでもなかったので。
※3 それまでの動画は他の広報スタッフも編集はしていましたが、このような技術伝授系の企画は朝野翔一朗さん(2022年卒)が編集まで行っていたそうです。この方、異次元です。才能ありすぎです。↓みたいな企画です。
※4 被写体がブレないシャッタースピードと構図や諸々の設定を思考する時間が比例するという前提。考える余地はありそう。この話はあまりにも余談。よくない。