好きな服を着ることは難しい
難しくないですか?これ。
いやいや好きなの着ればいいじゃん、何が難しいわけ?って言う人と、わかる〜私も着れない、という人に別れると思う。私はdefinitely後者。
今年の目標は、「好きな服を着る」ことにしようかと思っていた。
そうはいっても、週5で仕事なので、毎日とはいかないが。
でも、職場でコンサバな服を着ていても、自分の気に入ったものが着たい。そう思うのは自然。
ずっと周りに合わせていた。
ファッションは見て楽しむものだった。
思えば、小さい頃から延々と着せ替えで遊んでいたし(よく少女雑誌の付録についていた紙のやつやリカちゃん人形)、私は、ファッションが小さい好きだった。
小さい頃から、今まで持っていた服の、どこが好きだったとかを明確に覚えてる。
だけど、田舎の目は厳しい。真面目でいいコというキャラ設定にいつのまにかなっていた私は、遠慮して買いたい雑誌も買わず、ネット通販で見るだけの日々。
ニコラとかピチレモンとか買いたかったよ。
唯一、母に頼んでラブベリーという雑誌を、小学校6年あたりに買ってもらった。
でも、あんまりいい顔をされなかったので、そのときだけだった。
本当は毎月くらい買いたかった。
あと、ピンクラテというブランドの服が欲しかった。母のケータイでよく通販サイトを見ていた。
履歴から母が気づいてくれるかな、と期待したけど、母は履歴の見方を知らなかった。
中学に入って、セブンティーンやポップティーンが買いたくなった。けど、難色を示されると思って諦めた。毎月サイトだけはチェックしていたので、表紙や最初の数ページだけながめていた。
母が、はっきり「買わない」と言ったわけではない。もう少し頼んでもよかったのかもしれないが、そこで諦めるのが私。
大きくなってから聞いてみたけど、やっぱり母は雑誌は無駄遣いだと考えていたそうだ。今もそうらしい。
私は、今も雑誌が好きでよく見る。ファッション、メイク、コラム、、、いろんな情報がセットになっていて眺めるだけで楽しい。
何でも似合う顔と体型だったらなあ。
そういうコンプレックスも邪魔をした。
まあ、似合わせるのがファッションで、似合う似合わないに関係なく、自由なものだけど。
私は、ほんとうは、
あさぎーにょや仲里依紗ちゃんが着るようなカラフルな服を着てみたい。でも、地方都市でやるには目立ちすぎる。
海外セレブが着るような、肌を出したストリートファッションもしまい。でも、キモい視線を集めるだけかなとも思う。
ギャルが好き。なりたかった。みちょぱもにこるんも好き。くみっきーも見てた。
まつ毛バチバチがいい、というよりは、シンプルな服でも映える派手な髪色やメイクもいいし、フワフワしたよりも、肌出しをしたカッコいい可愛さが好き。
みんなそんなに他人の事は見ていない。そうは言うけれど。
書いていて気づいた。
私は、目立たず他人と違うことをしたいのかも。
他人と違うことをしたら、服を着たら、多少は注目を集めることになる。それが嫌。可能性だけでも。
臆病で欲張りな私である。
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