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古代エジプト美術館展(留守番)

2024/12/15(日) PM4:14記 

土日祝パートタイマーの私だが,この週末は珍しく休み。

妻や子供が休みの時に一緒に家にいられるのは稀有だ。

だからと言って何処へ出かけるでもない。

つい先日,観覧した古代エジプト美術館展。

私より妻の方が興味ありそうだと思いながら回っていたので,勧めてみた。

息子も古代文字にハマって,〇〇文字やらヒエログラフやら調べていた時期があったので,2人で行ってきたら?と促した。

開催期間中,最後の週末ということもあり混雑必至,また車で1時間以上かかるので,妻は十分に楽しめなかったかもしれない。

まぁ兎に角,昨日は我が家の男女が歳の差ペアで日中を共にした訳である。

出発した妻と長男を追いかけるように外へ連れて行けと,寒空かつ天候が芳しくない中,靴を履かせるよう煽る娘。

防寒準備を整えて,いざ外へ。

どんなに寒くても最後は必ずコンビニに寄らなければ気が済まないクレオパトラ。

おかげさまでSuicaのチャージ回数が増えている。

体温だけでは飽き足らず,懐まで冷え込ませる女王。

帰宅後は風呂で私に身を清めさせ,寝かしつけの儀をご所望。

才気と美貌(親バカ上等)で私を魅了する妖艶なる悪女。

留守番してるけど何か古代エジプトを味わった気分。

ありがとうございます。

そんなことを思っていると,もう1組の男女ペアがご帰宅。

予想通り妻は大変そうに見受けられたが,息子は楽しめたようだ。

会場の一画には物販エリアも設けられているので,妻に何か買わせているだろうと思っていたが,案の定。

不必要な物をピンポイントでピックする才覚


我が家のファラオらしいセレクション。

スフィンクスのあひると,アンクのマグネットは分かるとして(いらないけど笑),ピーナッツの消しゴムは?

古代エジプトに関係あるのだろうか?

当時,貴重な食物だったとか貢物だったとか?

さっと調べたが真相は分からなかった。


包装に記載されているメーカーを調べれば,何か手がかりが掴めるかもしれない。

BRUNNEN


『BRUNNEN(ブルンネン)』

1877年創業の145年以上続くドイツの文具メーカーだそうです。
Kirchhoefle-Brunnen(キルヒヘフレ・ブルンネン)と呼ばれた井戸と,Heilbronn(ハイルブロン)という町の名の頭文字Hを組み合わせて,トレードマークが誕生したとのこと。



エジプト関係ねぇーー笑

流石,ファラオ。

固執しない。

見たばかりの展示内容には左右されない。

王たる者に相応しいフラットな目線での物選び。


エジプト関係ないやんと言おうものなら,消してしんぜよう。
この消しゴムでな。


というような威圧感だ。

ドイツでは特別なメーカーではなく,日常的に広く親しまれているらしい。

勉強になった。

ついついInstagramもフォローしてしまった。


大人はせっかくだからと関係のある物品を選びがちですが,たまには全く関係のないモノに手を伸ばしてみると,変わった角度の発見があって面白いなぁと気付かされました。


以上,消しゴムで消されませんように。

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