1年間オンライン授業を受けて
コロナ騒ぎから1年。今やこの生活が当たり前なので、随分前のことに感じます。
後期はさすがに対面授業だろうと思っていたのですが、オンラインだったので、この1年はほとんど大学に行きませんでした。テストも1科目だけ対面で、他は全てオンラインだったので楽でした。
そろそろコロナ騒ぎも収まって来ているので、来年こそは対面だと思うのですが、ひとまず1年間オンライン授業を受けて思った事を書いていきます。
オンライン授業のメリット
①楽
これに尽きますね笑。
朝起きるのは5分前で良いし、服装も適当でオッケー。カメラもマイクもオフだから、ご飯を食べながら授業を受けることもできる。何なら授業は垂れ流しで他の事もできる。
もう元の授業スタイルに戻れる気がしません。
②全員が皆勤賞
オンライン授業でも出席点というのがあったのですが、これ何のためだったのでしょう笑。ちゃんと朝起きてますかっていう確認だったのでしょうか。パソコンをポチってやったら、もう一回寝れちゃうんですけどね。教授の優しさに感謝です。
③レジュメが全てデジタル
個人的にはかなり嬉しかったです。紙のレジュメはかさばるし、ボロくなるし、書き込みにくいです。特に藁半紙でモノクロ印刷のレジュメなんて、雑紙みたいなもんです。
だけど、デジタルならiPad1つで済む上に、カラーだったり、拡大縮小しやすいなどのメリットもあります!大学側の印刷代も浮いてWin-Winだと思うので、これは対面授業になっても続けて欲しいです。
オンライン授業のデメリット
①だらける
「これは本人次第だろ!」という感じなのですが、周りの話を聞いている限り、ほとんどの人が怠惰な生活を送っているようです笑。
私も一時は昼夜逆転&栄養不足の人間失格みたいな生活を送っていたのですが、さすがにマズいと自覚して、多少は元に戻りました。それでもマシになったという程度ですが。
授業中に寝ていようが、ゲームしていようがお咎め無しだったので、やりたい放題でした。ダメですねぇ。
②人と話さなくなる
一人暮らしの学生は家に居ても、喋る人がいないので、必然的にコミュニケーションの量が減ります。
私は友達が多い方ではないし、バイト先も社会人の方が多く、あまりペラペラ話す雰囲気ではないので、この1年で圧倒的に会話が減りました。たまに話すとメチャクチャ緊張しますね、、。
今思っていること
結局オンラインと対面、どっちの方が良いかと言われると、別にどっちでもいいと思います。
両方経験してみて、それぞれにメリット・デメリットもあるし、個人個人の考え方次第かなと思います。
ただ、私たちのような実習が必要な学科は出来るだけ早く対面授業に切り替えるべきだとは思います。いくらデジタル技術が発達したとはいえ、実物を見た方が充実度があります。高学年の病院実習はオンラインだと机上の空論で終わってしまいます。そんなまま医者になって、いきなり社会の歯車になるのは怖いですよね。
逆に言えば、講義だけで良い授業や学科は、今後もオンラインか対面かを選択できるようにして良いと思います。そうすれば金銭面で遠くの大学に通えなかったような子にもチャンスが出てきます。出身地による教育格差は未だにあるので、その解決の糸口になると良いです。
以上、1年間オンライン授業を受けてみた大学生の一個人としての意見でした。