モンゴルの学校やらハンティングやら
また、北へ北へと目指しました。
途中に、川があり、移動式の橋に車を乗せて、ロープで引っ張るという、超効率悪いところに着いて、
ユーさんとブハさんが、私を乗せたままの車を乗せ、必死に引っ張って向こう岸に着けました。
2人とも筋肉もりもりです。
そしたら、この橋を作った!と言う年配の人が来て、お金を徴収しに来ました。
もちろん私が払いましたが。
途中、集団の子供達が馬に乗って、通り過ぎました。
あれは何?!
ブハさん「あれは学校に行くんだよ!馬に乗って学校に行って、休み時間に餌を与え世話をしつつ、また、馬に乗って帰る。モンゴルスタイル!」
ええー。日本で言うチャリ通みたいな?
確かにこの辺はあまり道が良くなく、すぐ途切れ、草原だし、馬の方が良さそうです。
道がどんどん悪くなっていくたびに、車の数が減り、馬の交通が増えます。
愉快な大人3人が弓矢を持ち馬に乗り近づいてきて、何やら喋ってて
何してんだろーと思ったら
ブハさん「あれは、ハンティング!遊びだよ。」
まじかー!モンゴルすげ〜!
草原はだんだん湿潤を帯びてきて、かなり足場が悪い。
途中、検問があり、白人?ロシア系の警官が出てきて、どのにいくの?パスポートは?と聞いてきました。
私がツァータンに会いに行きますと、言うと
警官は「君が会いたいツァータンは、あそこにいるよ!」と、指差した先は遠くの
白っぽい禿げた山でした。
ツァータンは、トナカイと暮らしている為、夏は、涼しさを求めて、山に登ってしまう。
冬しか、街に降りてこないんだ、的なことを言ってて、あの山は、車ではいけない!と言われました。
だけど、ブハさんが、アッサリどっかで馬借りよ、と言ってて。
とある市場に到着。
ユーさん「この市場はツァータンが時々買い物に来るらしいから、待とう。」と言いました。
結局、その日はツァータンが来なくて、近くのゲルにまた飛び入りで泊まりました。
ここも3姉妹でした。
めちゃくちゃ、暖かい家庭でした。
3姉妹は美人でしたがお母さんは巨体でした。
お父さんは細マッチョで、毛皮の仕事をしているらしく、山程の毛皮の整頓をしていました。
夕方に、お父さんが馬で木を運んできて、ブハさんと、ユーさんが薪を割り、火を起こし、脂ギッシュなチャーハンを頂きました。
ツァータンに会いにいくことを言うと、帰りまた寄って!とか言われました。
大変可愛がってもらい、来年も会いたいと言うと移動してるかも。との事でした。
ここの家は、朝起きたら、灰皿に使用済みのコンドームが置いてあって、みんなでタバコを吸うという、シュールな光景が。。。
いつのブツか知らないけど。。。印象的でした。
再びツァータンの現れるであろう市場に足を運ぶと、ツァータンが買い物に来ていました!