箱ヘルで出会った人は運命の人じゃない?!!

看護師2年目、看護研究でストレスを溜めている中、箱ヘルバイトで出会った。ヒデちゃんにただならぬ恋をしてしまい、

来る日も来る日もヒデちゃんのことを考えて、会いたい時に、会いたいと言えば、会えて

断られることが無かったです。

もう、運命なんじゃないか!と舞い上がっていました。

仕事も上の空(ダメじゃん)

箱ヘルバイトは、もう、全く精神的にも肉体的にも拒絶してしまいました。

ただ、毎回半分だけ預けている給料が欲しいから、憂鬱だけど


取りに行かないといけない。

連絡をすると、とりあえず出勤してくれないと、ゴニョゴニョ調べられないゴニョゴニョと店側が

言ってて

嫌だけど出勤して、残りの給与をくれと言ったら

無いと言われて、調べるからもう少し出勤してとかなんとか言ってきて


本気で怒ったら、とりあえず、1ヶ月分?なのか、渡してきて(全然足りないし、誤魔化されてると思う)

これ以上揉めるのも面倒だし

嫌な気持ちで、とりあえず受け取って、店を後にして、飛びました(何も言わず辞めました)

ほんと、半分だけ預けるシステムに騙されました!

店に行かなくなると、ヒデちゃんに益々執着してしまって

忘れもしない朝からデートは海でした。

写真撮りたいな、と言ったら撮ってくれて、ツーショットを撮りました。

自分がとても可愛く映ってて、恋は凄い!と思いました。
ヒデちゃんも可愛いな、可愛いな、と言ってくれます。
この日も密接なことはなく、夜に寮まで送ってもらって

車を止めて、ヒデちゃんが、言わないといけない事がある、と言いましました。

ヒデちゃん「実は結婚してるんだ」

私はツン!と心臓をつねられたような、なんとも言えない痛みを感じました。

そんな!あまりの予想外すぎました。
だって、あんなに夕食を共にしてきたのに。

それに、今更、どうすればいいの?!

モヤモヤが止まりません。

あの日のあの感覚を忘れることが今だに、できない。

ヒデちゃん
「でも、好きになってしまった。」

吸い寄せられるように抱きしめられて、胸がいっぱいになるのに、苦しくて、最悪の気分と、最高の気分を足したら

こんな感じなのか?

今考えたら凄くばかです。

職場教えてくれた、本名教えてくれた🟰信頼できるとは、限らないのです。

結婚指輪もしてないし、夕食も共にできていた。1日デートだって。

私が「もしかして、子供さんとかいるの?」
ヒデちゃん「一才半なんだ。」

混乱しました。
ヒデちゃん
「でも、愛していないんだ。」

「それは、おくさんも?子供も?」
ヒデちゃん「うん。」

暗い瞳で暗い顔をしたヒデちゃん。

何があったんだろう。
この日も深夜になりました。

いくら未婚の私でも、一歳半の子を置いて、遊びに行ったり。夜なかな帰らないとか、異常だと言う事は分かります。

でも、わたしはどうしたらいいの?

こんなに好きになってしまって、好きになりすぎてしまって。

私は「わからないけど、また会いたい。とりあえず帰る」と言って、離したく無い手を離しました。

帰ってから、何もする気が起きなくて、泣きました。
結婚願望なんて無いのに、なんで泣いているのか分かりませんでした。



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