ゆかりん第二期のライブと共に振り返る、友人のゆかり王国入国までの軌跡
ゆかりっく Advent Calendar 2022!!
こちらは、13日目の記事となります。
昨日は、まさけんさんの「ゆかりんの好きなところ」でした。
めっちゃ分かる!!私も好きです!!
と頷きながら読ませていただきました。
ほんと、ゆかりん大好きだよ。
https://masaken1349.hateblo.jp/entry/2022/12/12/000943
さてさて、ここから本題。今年のアドベントカレンダーでは『ゆかりん第二期のライブと共に振り返る、友人のゆかり王国入国までの軌跡』で一本書かせていただきます。
※ 何をもって王国民とするかは諸説あると思うけど、今回は便宜上「ファンクラブ会員=王国民」として書かせてもらっているので、よろしくです。
まず、記事で取り上げる友人と、このテーマにしたきっかけについて、軽くご紹介をば。
『田村ゆかりさん第二期』になってから友人が姫にはまってくれたのを嬉しいとずっと思っていた私は、ある時お酒の席で「ゆかりんのアドベントカレンダーっていうのがあって、私も書きたいと思っているんだけど、君もゆかり王国入国までの話を書いてくれたら良いのに」的なことを溢したのだ。
友人の書く文章、読みやすく好きなので、あわよくば、という気持ちだった。
すると友人から「しっかり覚えてる訳じゃないし、他の人(私)に書いてもらった方が面白そう(意訳)。書いていいよ」とお言葉をいただいて。
最初は、記事で他の人のことを書くのはどうなの、とちょっと思った。でも本人が良いと言ってくれているし、友人がゆかりんを好きになっていく過程を私は側でニコニコしながら見てたし、まあいいか、ということで、今こうやってポチポチ書いている。
ちなみに、友人とその話をするまで、私は今年のアドベントカレンダーでは『ちょっとだけワルイコちゃんのやばさ』について書くつもりだった。バースデーイベントと10月のライブでの、ちょっとじゃ収まり切れない、あの曲のやばさに完全にやられていたので。
またいつの日か、ライブで聞きたいです。できることなら制服姿で。よろしくお願いします。
あと、記事を書いていてここ数年のゆかりんライブを振り返ったのだけれど、ゆかりんめっちゃライブやってんな!? 改めてすごいなと思ったよ!
少し脱線したけれど、そんなこんなで、「ゆかりん第二期のライブと共に振り返る、友人のゆかり王国入国までの軌跡」、はじまります。
【2018年2月】フッ軽な友人、ゆかり王国にやってくる
友人の初ゆかりん、そして初ライブは、2018年に武蔵野の森 総合スポーツプラザで行われた、《田村ゆかり BIRTHDAY ♡ LIVE 2018 *Tricolore ♡ Plaisir*》3daysの初日だった。
そもそもの始まりは1月、ライブの少し前のことだったと思う。
これがライブ慣れしているオタクなら、参加のハードルは下がるので、この返事もまあ分かる。しかし、この友人はライブというもの自体未経験で、かつ田村ゆかりさんの曲を知らなかったのだ。私は正直ビビった。
とはいえ「せっかく参加してくれるのなら楽しんで欲しいし、これを機にゆかりんのことを知ってほしい、できたら好きになってほしい」そう願ってしまうのはオタクの性だと思う。
ゆかりん最高だからな!!よろしく頼む!!そんな気持ちを込め、私はいそいそとゆかりんオススメ曲リストを送ってみた。とっつきやすいように、Cana aria曲の他は、所謂《パブリックゆかりん》な曲を多めに選んだと記憶している。
その中で友人が好きだと言ったのは「神聖炉」「囀りのない部屋」。
ここでも私は「マジで?」と思った。
そりゃあ、私だってどちらの曲も大好きだけど、まさか数々の明るい曲を差し置いてそうくるか! まるで昔からのファンのような選曲に、「わかっているな、お主、やりおる」と私はにんまりした。
そして迎えた1日目。
電波状態の悪さによるクレジットカードトラップ物販列を抜け、ついに開場。私達の席は2階席だった。
(保管していたチケットでついさっき席を確認したのだけど、この時のゆかりんお写真入りのチケット、超可愛いよね。好きだ)
ライブ中、私は基本的にゆかりんに夢中なので、連番者がいても気を回すことができないポンコツである。(ごめんね)
だから、隣から友人の声でコールが聞こえてくるまで、友人のことは結構頭からとんでしまっていて、あまり見てなかった。(本当にごめん)
しかし私が気づいたときには、なんとこの友人、歴戦のオタクのようにペンライトを振って、コールまでしていたのだ。
友人、ペンライトなんて、つい数時間前に初めて持ったはずなのに。
友人、最初は点灯の仕方も知らなかったはずなのに。
友人、そもそもはじめてゆかりん曲を聞いたの、2週間くらい前じゃなかったっね?
はじめてのことにも全力で楽しむ友人のその姿勢に、私はえらく感激した。
ゆかりんの歌のうまさ、パフォーマンスの秀逸さは言うまでもないけれど、それでも、初ゆかりんの方から肯定的な感想をもらうのって本当に嬉しいね。
あと友人は、このライブ以降もどんどんゆかりん曲を聞き込んでくれていて。そして、急激なスピードで、ゆかりん楽曲が【友人のカラオケの十八番】みたいになっていったのも面白かった。
ちなみに友人、キャラソンの一部や、やまとなでしこの曲も覚えてたりしますw
(古参かな??)
【2018年10月】 王国初の音楽フェス! その名は『ゆかりっくフェス』
今振り返ってみてもよくわからないけど、めちゃくちゃに楽しくてぶっ飛んでいた、ゆかり王国初の音楽フェス。
ゆかりんにそっくりなアーティストの方々が多数参加していたこの音楽フェス、なんと2日間で12時間ものタイムテーブルが用意されていたという、超絶ぶっ飛んだイベントだった。
休憩はあるとはいえ、ゆかりんすごすぎる。
こんなに一緒にいるなんて、ゆかりんと私、まるで付き合ってるみたいじゃんね。
いや、ゆかりんの出番は最後だけだったけどね!!
お酒もあり、キッチンカーもあり、展示もあり…! フェスというものへの参加経験はあまりなかった私が、また参加したい、そう思えるような楽しすぎるフェスだった。
出店してくれていた、ドムドムバーガーの社長さんが、3年以上経った今でも、このフェスのことに何度も触れてくれてるのも個人的にはすごく嬉しい。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2208/25/news024_2.html
残念ながら食べられなかったゆかりバーガー、いつか食べられる機会があったらいいな。
そしてそして。
約半年前にライブ初参加を果たした友人は、この音楽フェスにもやってきてくれた。
友人のライブ参加経験はゆかりんだけなのだから、フェスももちろん初参加だったらしいが、スタンディングエリアでもめっちゃ楽しそうにしてくれていて、私はまたもやニッコリである。
今回はフェスだったから、色んな楽曲が聞けるわけで。ゆかりんの代表曲はもちろん、キャラソンもたっぷり、カバーもあるし、メタルもある。めっちゃお得パックだったと思う。
ゆかりんの色んな魅力が満載だったし。
いや、ゆかりんだけじゃなくて、色んなアーティストさんが出演してた訳だけど。ああもう、ちょっとややこしいな!!www
(ここだけの話、私はフェス開催が発表された時に、他の声優さんがきたらどうしよう、ゆかりん以外あんまり知らないんだけどどうしよう、とちょっぴり不安になったのだけれど、それも取り越し苦労で済んで、本当によかったです)
良かったといえば、お酒もあり、スタンディングエリアもありの、ちゃんとフェスだったのに(ちゃんととは何だ)、特に大きな問題なく終了したのもとても良かった。
恥ずかしながら、いつものごとくゆかりんに夢中だったので、友人から言われて、このことに気づいた覚えがある。
(ゆかりんが可愛いからね!!!素敵だからね!!すごいからね!!そりゃあ良い子にしていたいよね!!参加者には、まあ色んな人がいる訳だけれど、そうやって褒められると嬉しくなっちゃう。おじさんだもの)
あと、メタウサ姫の時、スタンディングエリアで静かに一歩下がって、土下座するためのスペースを確保する方々がいらしたのは、何だかゆかり王国らしいなという感じだったw
そしてこの時。
今後もまたライブに来てくれそうな友人の気配を感じとったこともあり、私、とりあえずペンライトを買って渡したんだった。
フェスの3色ペンライト、可愛くて好きだし、色んなアーティストの名前が入ってるのも素敵だよね。
【2019年】 友人、全国ツアー複数参戦(地方含む)
2019年といえば、そう!
田村ゆかり LOVE LIVE 2019 *Twilight Chandelier*が開催された年。
久しぶりの全国ツアーは、5月から8月の追加公演までの、全14公演。
私は2015年ツアーのときは関東近辺しか参加できなかったから、実はこのときが初めて地方公演に参加した感じで、地方のゆるゆる感が新鮮だった。
個人的なツアーの思い出としては
・シレーヌの心音ちゃんがやばかった。
・制服ゆかりん世界一可愛かった。全バージョンでブロマイド売って欲しい。
・タオルたくさん買ったなあ。
・星座モチーフのTシャツもガチャも可愛い。
・シレーヌの心音ちゃん最高だわ。
等々、パッと考え付くだけでもたくさんある。
(シレーヌの心音は本当にやばい)
あと、このツアーは、本当にチケットがとれなかったです笑
特に関東。中野サンプラザ、いつか行ってみたい。
でも、連番者がファンクラブ会員じゃなくても良いシステムだったから、これ幸いとばかりに、件の友人と長野と神戸公演で連番参加。
6月の長野の後、友人が「ライブとても良かった」と言ってくれて、それがとても嬉しかった。しかもその上、友人は、7月にあった盛岡公演のチケットを自ら確保して参戦してくれたのだ。
いくら社会人だといっても、チケット代も安くはないし、しかも地方に行くとなると、交通費や宿泊費だってかかる。時間もかかる。
同じツアーにそうやってお金と時間を使って何度もきてくれるだなんて「これはもう普通にゆかりんファンじゃん」と私は友人に言った気がする。
友人、このツアーの間に、自分でTシャツ、ハチマキ、追加ペンライトとかも買っていたし。
音響のこととか、光の演出とか、そういうのもいっぱい見てたし。
その隣で、私は大抵ftmmにばかり目を奪われていたのかと思うと、ちょっと恥ずかしくなるねw
とにかく、この段階で、友人はもう完全にゆかりんのファンになってたよね、きっと。
私はそう思います。
【2021年】 ゆかり王国、歴代最長ツアー開催!!
流行り病のせいで中止になってしまった2020バースデーイベント、そして2020全国ツアー。
しかしそのままでは終わらないのが、田村ゆかりちゃんという女の子。
約1年の時を経て、ついに発表された「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2021 *Airy-Fairy Twintail*」の公演数は、なぜか2020年に予定されていたものよりも増えていたのだ。その数なんと25公演……!
嬉しさと幸福感が一瞬で上限突破した。
そして当然のごとく(?)、かの友人もツアーに参戦。
このツアーは、ファンクラブ同士じゃないと連番できないシステムに変わったけれど、友人は自分で諸々応募し、気づけば、計10公演に参加していた。
(川口、栃木、東京、神戸、岡山、浜松、北海道、静岡、横浜2公演で合ってるよね?)
ちなみに岡山は、前日の神戸が良すぎたから、終演後にふたりで急遽チケットをとって突発での参加である。
いやあなた、やっぱりめっちゃファンじゃんよ!w
今回はコロナ禍での開催ということもあり、コールは封印、そしてかわりにクラップが普及。
友人は、クラップしやすいように、ペンライトを補強するということをやっていた。
これ、使わなくなったゴーグルのゴムを再利用したらしい。すごい。
まさに、環境に優しい、持続可能なオタク生活。
そして迎えた、横浜アリーナでの千秋楽。
私と友人は別席だったから、終わって駅で合流したのだけれど、その時、友人の目は潤んでいた。
ゆかりんの最後の方のMCが心にすごく響いたから、それを聞いて私は泣いた。
ゆかりんの言葉に、優しさに泣いた。
でも同様に、友人も泣いていたらしい。
そしてこのライブの後、友人は、名実ともにゆかり王国へ入国することを決意したのだという。
https://twitter.com/appleheath/status/1414945423555452936?t=deHcVCAn4PUazcR3wOQl8Q&s=19
あらためて!!!!
ようこそ!!!!!
ゆかり王国へ!!!
入ったら簡単には抜け出せない楽しい国へ!!!
これからも末永くよろしくね!!!
まあ私の率直な印象としては、友人はもう数年前からずっと、ファンクラブ会員と同等の結構なゆかりんファンなんだけどね!
ファンじゃなければ、日本各地、こんなに追っ掛けられないでしょう、普通。
友人、CDもBlu-rayも購入してるし、新曲も毎回すごい聞いてるし。
とにもかくにも、これでイベントやライブでもファンクラブチケットで連番できることになったね!やったぜ!
【2022年】 夢はこれから、つぎのはじまり
今年2022年も、ゆかりん充な1年だったと思う。2月のファンクラブイベント、アコースティックライブ、10月の2daysライブ、そして11月のファンクラブイベント。
晴れてファンクラブ会員になった友人と、私はいくつも連番させてもらった。私は、その中でも特に、11月のファンクラブイベントのときの友人の反応が心に残っている。
11月のパシフィコ横浜で、2023年2月のゆかりんバースデーイベント&2023年の全国ツアーの日程が発表された直後。
あの、会場が大きな拍手に包まれた瞬間。
いつまでもスクロールが終わらない、ツアー日程が表示されたスクリーンを前に、私は思い切り「ゆかりん」と叫びたい気分だった。
でも引き続きコロナ禍だから、名前は呼べない。もちろんお喋りなんてダメだし、会場内で歓声をあげることもできない。
当然、あの場にいたみんなも、そんなことはしない。
ただひたすらに、全力で拍手をした。
そんな中。
退場前に、ふと隣を見たとき。
友人は、マスク越しでも分かる、満面の笑みを浮かべていて。
言葉は聞こえなくても、友人がそう言っている気がした。
そんなその笑顔は、すごくすごく印象的だった。
あ、書き忘れてた!
私と連番じゃないときのケセラセラで、友人ってば、ゆかりんからハートマーク返してもらえてたんですよ!
ずるい!!羨ましい!!!
私はゆかりんにハート送る勇気なんて出ないチキンだけど、やっぱりそれでもファンサしてもらえるのは羨ましい!!!
いいなあ!!!
おわりに
思ったより長く、とりとめがない記事になってしまったけれど、以上が、私から見た「友人のゆかり王国入国までの軌跡」。
私は基本的にぼっちでライブに参加する人間だったけれど、こんな感じで友人がゆかりんを好きになってくれたことで、それが一転。2022年も2021年も2019年も、更に楽しい旅、ツアー、ライブを経験できたと思う。
友人が王国民になるまで、私は勝手に「知らない人のライブってなかなか行きにくいよなあ」という思い込みをしていて、誰かを誘うということが苦手だった。オタク全般に厳しい時代も経験してたしね。好きなことをちょっとでも否定されるの、怖いしね。
でも、友人がそんな気持ちを払拭してくれたおかげで、最近は、『ゆかりんはじめて』な方にも、気軽に声をかけられるようになった気がする。
もう、感謝の気持ちでいっぱいです。
なお、友人は来年のツアー、なんと川口と北海道以外のチケットは確保済みとのこと。
川口と北海道も狙っているらしい。
これはワンチャン全通するのでは??と思っちゃうよね。
私も川口のチケット欲しい!!二次で当たりますように!!
最後になったけれど、来年のバースデーイベント、そして長い長いツアー。すごくすごく、楽しみです。
友人と一緒に、また色々楽しめると嬉しいなあ。
みんなで一緒に、楽しみたいね。
それらの日々が、2023年が。
ゆかりんにとって、楽しいものとなりますように。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!
そしてヒースさん、記事の事前確認までご協力いただきありがとうございました。今後ともよろしくです。
明日14日目の記事は、つばきさんの「最強に可愛い声」です。
うおおお!!めっちゃ楽しみだ!!
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