portfolio.making_2406010
最近かなり暑くなってきました。日中にスーツで外に出ると蒸されて危険。
さて
ポートフォリオを作るにあたって貰った助言や実際にやった(やっている)ことをまとめました。あくまでも、私が個人的にポートフォリオを作った!というnoteです。ポートフォリオに答えと終わりはありません。よろしくお願いします。
【自己紹介】
あすみん/甲申由
大阪在住の学生。府内の専門学校でデザインを学んでいます。
イラストを描いたりロゴを作ったりしています。
【現在の状況】
就職活動中です。25卒。
面接が怖くてポートフォリオをずっといじっています。
公開した場所・その候補
VIVIVIT
クリ博
Careermap
Pando
そのほか学校提携サービス
正確に言うとVIVIVIT以外ほぼ使っていません。WEBポートフォリオは除外とします
参考にしたもの
ピンタレスト。みんなの仲間。
VIVIVIT先輩ポートフォリオ。閲覧には登録が必要です。
ポートフォリオの作成手順
【前提】
〇使ったソフトはInDesignです。
Adobe Illustratorを使う人がほとんどですが、文字の設定やページ単位での管理はInDesignのほうが向いていると思います。加えてソフトがしっかり使える証明にもなるので。。
〇紙のポートフォリオです。
現行版のポートフォリオはキンコーズで制作しました。
60ページ、裏表カラー印刷、マット系用紙、A3ノビ、面付けはセルフ、製本・裁断は印刷所にお願いしました。微修正でPCのレンタル+学割を効かせて1冊3500円程度でした。
〇作り始めたのは就活の1年前の夏です。
〇グラフィックデザイナーとしての就職を目的に作ったものです
具体的な手順
作品をまとめる
ジャンル分け・優先順位づけをする
簡単なパワポの気持ちでページを作る
整理する
修正する
ず~~~~~~~っとこれの繰り返しです。基本的には。
本当に終わりが存在しないので苦しい作業にはなりますが、やればやるだけ良くなるのがポートフォリオの憎めないところです。愛を込めましょう…。
以下、各々の項目での大事だと思っているポイントです。
1.作品をまとめる
作品データをまとめましょう。
〇形式の確認
その際、画像データがCMYKかRGBかもしっかり確認してください。すべて用途に適さない設定だった場合、変換するには結構な時間がかかります(蘇る経験)。
〇ファイルの整理
ファイル名変更も今のうちです(蘇る経験)。もし自分が数年分の記憶を飛ばしても教えてもらったらファイルを探せるくらいに整理しておいたほうがいいです。
〇追加でやるなら
余裕のある人はNotionなどでまとめておくとよいらしいです。
余裕があればでOK。無くても問題はありませんでした。
2.ジャンル分け・優先順位づけをする
私の場合は「自主制作」「課題制作」「企業課題」の3項目で分類しました。
就職したい業界での仕事に近いもの・求められているスキルの活かされた作品は優先順位を上げます。
3.簡単なパワポの気持ちでページを作る
序盤から装飾部分や読みやすさを重視する必要はありません。
簡単なフォントと画像で必要なものだけを配置します。実際にパワポを使ってもOKです。
〇ポトフの素を作る
すべての修正はここで作った簡易ポートフォリオを前提として進めます。
4.整理する
初回はフォーマットを作ってみるといいと思います。
作品を一言でまとめたもの
用途のわかる写真
使用ソフト
制作期間と制作時間
ラフ
根拠と経緯
くらいの情報を用意しています。
そのテンプレートに沿って入力していけば十分です。
5.修正する
ある程度までレイアウトが整ってきた時点で印刷します。
印刷したものをパラパラとめくっているとかなり(かなり)の修正点が見つかると思います。都度リストに修正点をまとめていますが毎回200か所を超えます…。狂う…。
〇あくまでもポートフォリオ
原本(パワポっぽいやつ)の中身・伝えたいことを元に作ることを絶対に忘れないでほしいです。見栄えのいい紙の束ができるだけです。
これまでに貰った助言
1つ目は常に心に刻んでいる言葉で、2つ目はポートフォリオ作りで私が一番言われたことです。
ポートフォリオは、早めに、やってみましょう。
パワポのスライドの制作からでも全然OKです。
毎晩1時間ずつ、趣味のイラスト制作が飽きた時にやっていました。
私のポートフォリオは作品集の要素が強く、「なぜ青にしたのか?」や「なぜ複数の案からこれに決定するに至ったか?」のような思考の部分がかなり抜け落ちがちでした。現在進行形でこの部分の修正を行っています。。
やっておきたいこと
序盤
バックアップをとる
整理を怠らない
見栄えはほとんど重視しなくていい
こまめに手をつけてみる
足りない資料のリストアップ
中盤
バックアップをとる
何度か修正するごとに可能であればプリントしてみる
信頼のある人に見せてみる(近い分野の講師や企業の方など)
終盤
バックアップをとる
行き詰まった時だけ他の人のポートフォリオを調べる
最終的な製本にはなるべくお金をかける
これからポートフォリオを作る人へ
このnoteはポートフォリオとはなんだ?という状態だった数年前の自身に向けて作ったものでもあります。不安で不安で仕方なかったのを覚えています。
私は都度荒いものを試作して確認、足りないものを埋めるという方法が合っていましたが、ゴールを決めてまっすぐコツコツ積み上げるのが性に合っている方もいるでしょう。こういう、「どう作ろう?」という試行錯誤も時間がないと難しいです。パワポでもアイビスでもいいから暇なときにやってみてください。かけた時間と工夫は必ずポートフォリオに現れると思っています。絶対にバックアップは忘れずに。
ほな
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