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元気になったオリヅルラン、植え替えたその後
ヘッダー画像は、昨年末に書いた記事のオリヅルランの現在の姿だ。
見違えるような成長っぷりだが、私の子供の頃に見た姿にはまだ遠い。元は本当に大きい株だった……筈、なのだ。
私の主観では、今の姿よりもう二回りくらい大きかったように思うのだが、ソレを目にしていた当時の私は、年齢一桁の子供である。今とはスケール感が違うので、もしかしたらこれくらいだったのだろうか? いや、でも鉢のサイズからするに……などとつい考えてしまうが、ともあれ、これからものんびり大きくなって欲しいなあ、と思っている。
現在このオリヅルランは、Twitterとインスタに投稿している例のポトスたちと同じ棚にいる。あの瀕死の状態からざっくり半年程度のこの時点で、まさかここまで大きくなるとは思わなかったが、これで夏に突入したらどれだけ伸びるのだろう。自分の足の都合もあり、生前の祖父ほど徹底した手入れはできそうにないので、私の手に負えるサイズに留めておくべきだろう。今は5号のスリット鉢に植えているが、今の棚に置けるのは重量的にも6号が限界だ。それより大きくなったら株分けをしようと考えている。
そして同時期に分けた子株たちが、なかなか面白い育ち方をしている。
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水で育てていた子株もだいぶ大きくなった。冬の間は少しずつ少しずつ葉っぱを出して増えていたのが、春になったら突如ランナーが出てきた。土に比べて栄養不利である水栽培でランナーが出るとは想像していなかったので少し驚いたけれど、その先端で白い花を咲かせてくれた。りっぱである。花は二日と少しで枯れてしまったけれど、とてもかわいかった。
鉢上げした方の子株は、水栽培の子株とは対照的な育ち方をしている。
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水栽培の子株に比べて、葉の数は少ないが、一本がとても長い。環境が違えば育ち方も変わるということなのだろうが、それでもランナーを出すタイミングは水栽培の方とほぼ同時だったので、やっぱり同じ遺伝子持ってるんだなあ……と思った。
水栽培の方で花が先、こちらでは花が咲いていないのは、おそらく使用している肥料(活力剤)に含まれるリン酸の差だろうと思う。水栽培の方ではオールラウンダー的な水栽培要の活力剤、鉢の方には観葉植物用の窒素多めの肥料を与えている。『花を付ける』という点においては、やはりリン酸の量は重要らしい。
親株の方も、一つだけランナーを伸ばしている部分があるのだが、こちらは子株たちほど長くなってはいない。しかしやはりランナーが出てくるタイミングはほぼ一緒だった。春の光に誘われやすいタイプだったのだろうか? そういえば小さい頃は、ランナーが出てくるタイミングなど気にしたこともなかった。自分の手で育ててみないと分からないことは、意外とあるのだなと思った。
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