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牡牛座に木星がやってきた

2023年05月17日、木星が牡牛座に入った。占星術上での木星といえば、恵み・豊かさ・拡大の星。それが地の不動宮である牡牛座に来るということは、けっこう分かりやすく『物質的なゆたかさ』に焦点があてられやすい時間帯だろう、と言うことができる。心のうちに抱いてきた夢や目標を実現したいという人には、いい追い風になってくれるんじゃないだろうか。

ただ、2023年5月始まりのこの牡牛座木星の時間において、ちょっと気に留めておいた方がいいかな、と思っている配置がある。それは、この牡牛座木星の出だしの時期が、水瓶座の冥王星と90であり、同時に木星のそばにはドラゴンヘッドもいる、ということだ。

冥王星は大体において『非常に強烈』なことを示す星である。更に2023年5月時点において水瓶に入りたての位置で逆行中、でもある。そしてドラゴンヘッドの方は、木星を出迎えるような形で牡牛座の初期度数あたりの位置にいる。

この配置を考えると、牡牛座木星の出だしの時間帯、物質的ゆたかさに意識が行くと共に、ちょっと『夢と現実』に振り回されがち、な人が増えそうかな、という気がしている。

影響が一際強く出そうなのは、
・出生図のAsc・太陽・月のどれかが牡牛座(特に初期度数)の人
・出生図の太陽・月に対して、木星or冥王星のメジャーアスペクトがある人

の二系統だろうか。

この冥王星の90とドラゴンヘッドの0という配置は6月の半ばには解けるのだが、その間、やっぱりちょっと、意識しておいた方がいいかな、と思うことがある。

という訳でこの記事の結論を先に申し上げると、
『6月半ばくらいまで、己の夢と欲望を意識せよ(※良くも悪くも)』
である。

曇り空の日に鞄に入れる折りたたみ傘、くらいのお役に立てれば幸いだ。

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