障害者介護士の道#8 悲しい現実
こんにちはデュークです。
今回は学科と実習で行った緊急避難についてです。
オーストラリアの防災設備
オーストラリアの建物には厳しい防災設備の基準があります。
ショッピングセンター等の商業施設は特に厳しいのか、センサーの感度が良いのか、適当なのか、誤報が多いです。(3回ありました😅マジ焦る)
一般家庭でも煙探知機が付いていて、4月1日は探知機の電池交換の日となっています。(強制ではないです)
老人ホームでも防災訓練と避難場所の確認が定期的に行われています。
緊急避難 Evacuation
緊急避難の授業では、老人ホーム内で火災や様々な緊急事態を想定して避難の練習をしました。
緊急事態発生時の避難
老人役の先生を学校内で探すところから始まります。
私の場合は、火災が発生して火災報知器が鳴っている現場で、昼寝をしている老人にショックやストレスを与えないで起こして、現場の状況を素早く説明して車椅子で脱出するという課題でした😱
先生は手加減をしてくれたのか、課題は無事に終わりました。その時に先生に緊急時の優先度について質問しました。
優先度
全ての人を助けたいのは当然ですが、救助では助けやすい人から救助します。
自力で歩ける人は自力、車椅子、歩行困難、ベッドで寝たきりの人は最後になります😥
私はバスドライバーをしていた事もあり、バスの避難訓練を受けた事があります。1分以内に全員が外に出られる様な狭い車内でも同じです。車椅子は最後と教わってます😰
頭では分かっていても辛いですね🥲
トロッコ問題
ここで思い出したのが、5人を助ける為に1人を犠牲にしてよいか、という倫理的ジレンマを問う有名な思考実験です🧐
この問題に答えは無いのですが、緊急時には大多数を助けるのが正解のようです。
野戦病院でも医療現場でも同じ様な事が起こります。
トリアージ
医療では緊急時にトリアージと呼ばる、医療優先度があります。
処置しても助からない患者より処置すれば助かる患者を優先します😔
大災害発生時の病院やコロナのパンデミック下の病院でトリアージを行った医師や看護師のニュースを見た記憶があります。
やはり命の選択は辛く、トラウマになる人もいます。
私が思うに
トロッコ問題では、大多数の人達の健康状態や人間の構成にもよると思います。
例えば(例えてはいけないけど😅)終末期医療患者5人に対して健康な若者が1人だったら?
健康な若者5人に対して1人の方は自分の家族だったら?
こんな考え方をしていたらキリがないのですが。命を選別すると言う行為は、辛い判断になります😫
特に一部の宗教では、「死は神のみぞ知る」なので、精神的にも宗教的にも辛い判断となるでしょう。
自分も、その様な現場に居合わせるかもしれません。その時にどんな判断が出来るか、どう動くか、を考えなくてはいけないと、言われました。
まとめると
この様な授業を受けて、授業では「死」を見つめ直す機会が多いです🤔
親族や知り合いにも看護師がいます。患者の死には慣れるとも言いますが、メンタル的に辛い時も多い様です 。
特に老人介護はホームで死を迎える人も多いのでメンタル的にも強くなくてはと思います。
最後に一言
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
未熟な文章力ですし、時間があまり取れないので乱文、短文になりますが、コツコツと自分のペースで続けていきます。
何か書いて欲しい事がありましたらコメントして下さい。
より多くの人に自閉症や障害について知って貰えたらと思います。皆の優しさが生きやすい世界を作ります。
フォロー、コメント、スキを頂けると元気になります。
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