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介護士の道#10 クラスメイトの病気

こんにちはデュークです。

学校も残すところ僅かになりました☺️


ガンの報告

クラスメイトが先週から体調不良と検査で休んでいたのですが、ガンと診察され薬物療法が始まったと先生から報告がありました。

いつも手作りの美味しいお菓子を作って来てくれるシロさん(仮名) 

来週の金曜日は卒業見込みパーティーの約束してたのに….orz

あー、マジかよ😭頼むから助かってくれ!って願っています。

緩和ケアを習った直後に、緩和ケアを受けるとか。人生の皮肉を感じます😫

クラスメイト全員、落ち込んでしまって、どんよりした雰囲気の中、先生は出来るだけ皆でサポートしてあげようと言っています。

シロさんは、東海岸出身で西海岸に友達や親戚もいないし、身内はパートナーだけかもしれない。

今はガン病棟で面会は出来ないのでメッセージで励ます事しか出来ません。

Social care 社会的ケア

コレはまさに、習ったばかりのSocial care を応用して使えます。

緩和ケアでSocial care とは、患者さんに社交的サポートを提供することです。

孤独や、寂しさを感じている患者に声を掛ける、パーティーやイベントに連れて行く等があります。

人との関わりで心の平穏、孤独からの解放。身体、精神、社会的に良好な状態に導く。社交的サポートから患者を健康と幸福にします。

社会的ケアは、孤独を感じやすい入院患者や、緩和ケアを受けていて死を感じ易い人には特に効果が高いと重要なケアだと思います。

亡き友への後悔

丁度10年前に友人が亡くなった、オージーのジョンは日本語が上手で、フレンドリーでユーモアがあり、健康的でハンサム、魅力的な友人の1人だった。

彼は体調不良を訴えて、原因は分からずにいた。そして3ヶ月後に膵臓癌だと分かった。

発見しにくい癌とは聞いていたが、気付いた時には手遅れだったのだろう、抗癌剤治療を始めたが効果は無かったらしい。

見舞いに行き、私はガスで腹がパンパンに膨れて、痩せこけて変わり果てたジョンを見て泣いた。「人生は不公平だと文句を言いながら泣いた」

ジョンは希望は捨てていないと皆には言っていたが、彼の命が残り僅かなのが感じられた。

その後、週末期治療に入ったのだろう、彼は家族のいる生まれ故郷の東海岸に帰った。私はそれでも治ると信じていた。

その後も連絡は出来たが、話す度に「いつまで命は持つんだ?」「ジョンはいつ死ぬんだ?」と聞いているみたいで辛かった。共通の友達から状況を聞いたりしている内に彼は亡くなった。まだ40歳だった。

もっと話していればと、死ぬほど後悔した。死ぬのが分かっているのなら、死の恐怖を少しでも和らげてあげたかった😖

私に出来る事

シロさんにメッセージを送り続ける事、今はそれしか出来ません。

幸い携帯は使える様で、「今日は大変な1日だった」と返信がありました。治療中だから無理して返信はしないでと伝えてます。

先週、娘と行った盆栽フェスティバルで撮った美しい盆栽の写真も送りました。

送った後に気付いたけど、入院患者には、根が付くから鉢に入った花は送っちゃ駄目なんだっけ!?とか思ったけど、写真だから大丈夫だよね😅

少しでも元気なってくれればと願っています。

最後に一言

最後まで読んで頂き、ありがとうございます😁

未熟な文章力ですし、時間があまり取れないので乱文、短文になりますが、コツコツと自分のペースで続けていきます。

何か書いて欲しい事がありましたらコメントして下さい。

より多くの人に自閉症や障害について知って貰えたらと思います。皆の優しさが生きやすい世界を作ります☺️

フォロー、コメント、スキを頂けると元気になります。

応援よろしくお願いします!


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