大学生と鬱の関係
鬱。死にたいなとか一時的に考えてしまう心。自分が嫌になる心。そんな厄介なものに毎日私たちは付き纏われている気がします。本当は、そんな気持ちがなくなればいいし、楽しく生きていたい。限りある人生なんだから一瞬一瞬を大切にして、自分のことを好きでいて、毎日を明るく生きていたい。
でもそれってとても難しいことだと思います。なぜなら、不安、嫉妬、猜疑心、怒り、苛つき、落ち込み、後悔、悲しみ、などの心情って消せるものではないからです。大丈夫、ここに毎日自分が嫌いで嫌いでたまらない、消えてしまいたいといつも思わないことはない、自分みたいな人間がいるので、そのように鬱になる人はあなただけではないと思って安心してください。
そんな醜い感情をただただ、まとめてみました。
1. 自分の外見全てに自信がない。
私は一重です。二重至上主義、みたいな考え方が今あるじゃないですか。素敵な女優さんとか、モデルとか、テレビで出ていたり、インスタグラムで可愛い女の子がたくさん出てきたり。憧れと同時に、羨ましいなって気持ちが出てしまう。
「誰もあなたのことをさほど気にしてはいないし、そんなコンプレックス見たいなものなんて人から見たらちっぽけだよ」
そんなこと、わかっています。でも私たちって自分が全てです。当たり前かもしれないけれど、生まれ持った体があり、その体で一生を生きていく。誰しも他人になんてなれないし、一生自分のままで人生を背負っていくから、誰にも変えがたいこの自分の体について、性格のように変えられない外見について文句の一つや二つ言いたくなりますよ。そりゃあ。
整形という手段を除けば、自分の体や顔を思い通りに変えることなんてほぼほぼ無理。
自分のことを大切にするとか、自分の顔を好きでいることとか、世に出ている自己啓発本に書かれているようなことを実際にできたら、どれほど気はラクか。
2. やらなければいけない基本のことにやる気が起きない
人間ってさあ、やらなければいけないこと、あまりにも多くない?
起きること。ご飯を食べること。トイレに行くこと。冷蔵庫を開けて中を確認すること。顔を洗うこと。服を着ること。etc...
忙しい毎日に追われていて何気なく当たり前にやっていることの全てが、実は物凄い、大変なことなのだと思います。
だから、街を歩いている人を見ると、これだけたくさんのことをこなして今、服を着て靴を履いて歩いているんだということにとても感動をしてしまいます。笑
「なんでこんなにやらなければいけないことが多いんだろう?つらいなあ。楽しいこと、ラクなことばかりの世界に生きていたいな」
そう思いながら、ベットの上でゴロゴロすごし気づいたら昼。そしてそんな自分に絶望する、みたいな日、私は何度も経験しています。
3. 朝起きれない
朝ってなんで、あの窓から漏れる太陽の光が憎らしく思えてしまうのでしょう。本来、動物である人間にとって朝日は崇高なものであるはずです。なのに、朝が来るたび、絶望してしまう。
「また1日が始まる。いやだなあ。疲れるなあ。」
そもそも、夜と朝の区別を付けたのはどこのどいつでしょう。夜の延長線に朝があるはずです。だから、夜が好きで朝が嫌いなんて、そんな概念おかしい気がしてきます。
話は脱線しましたが、「早寝早起き」ほど疲れるものはありませんよね。辛い思いをして朝早く起きる理由がわかりません。
4. 人生って生きるほどの価値があるだろうか?と思ってしまう
歴史上の有名人物。織田信長、西郷隆盛などは色々なことを成し遂げた英雄である。そんな歴史の教科書に載るような濃い人生を送れないような、広い世界のちっぽけな人間、新聞にすら載らないような平凡な人生をおくるであろう自分に何の価値があるんだろうか。
ちょっと卑下しすぎましたね。笑 自分を低くみすぎることはよくないな。
大学生になって世の中の縮図みたいなのを感じる時があるんです。圧倒的にお金持ちのおうちの子とか。
どんなに頑張ってもそうはなれないだろうなと思いながら生きます。
夢はなんぼ合ってもいい、それを信じて理想はでっかく、現実ではせかせかと毎日を生きている気がしますが、理想は理想のまま終わって、身の丈に合った生活をするのが人生の行き着いた先な気がします。
5. おわりに
どこまでもネガティブな思考で書いてみましたが、わたしにとってネガティブな思考はある意味原動力にもなっている気がしました。
嫉妬したから同じような可愛いものをインスタに載せること。やる気が起きなくて、自分を責めて、自分への嫌悪感で心がいっぱいになって、もう飽きたところで課題を始めたり、不安になって情報を調べて確信を得ようとしたり、、、、
ある意味、私たち人間にとってネガティブな思考はなくては生きられないのかもしれませんね。
そして自分のことを嫌になったり、死にたいと思ったりする人ほど、自分のことを大切に思っている気がします。
だって、自分のことがどうでもよかったらそもそも自分自身について評価できません。自分のことに関心がなかったら、顔に満足できなくても、朝寝坊しても、別にどうでもいいやって思ってしまう。
こんなに鬱になっている人間ですが、自分のことを誰よりも、大切に思っているからこそ鬱になってしまうのです。
そこをわかってあげて、「ああ、今、自分、よりよくなりたいんだな」って気づいてあげて、それでも、なかなかやる気が起きないし行動に移せない怠惰な自分との、理想像とのギャップをどれほど許してあげられるかにかかっていると思います。
さて!わたしの課題が見つかりました。
どんな自分でも許してあげる
できるかな?ちょっとずづ。できるといいな。
といいながら、さっそく明日のバイトが嫌になっているぼうあいすでした。笑