シェアと自転車と私
シェアサイクルというなの自転車のサブスクというか、レンタサイクルの簡易版が最近流行していて、街のあちこちにそれぞれの会社がスタンドを置いている。
別に諸々を調査して分析しているわけではないが、それぞれの会社についての「私感」というか、自分が楽しいと思ったことをここにつらつら書いていようと思う。
LUUPはキックボードだけではない
LUUPといったら多くの人はあの都会の路肩を傍若無人に走るならず者かつ、タイヤが小さいし転びそうな危険な代物な代物、と言うイメージをお持ちのことかと思う。
政治的な話が好きな人は利権だーとか言いそうであるが、そんなことは私は存じ上げない。
けれど、多分LUUPを使ったことがない人には恐らく意識はないだろうけろど、実はLUUPというのは電動キックボードだけのレンタル事業ではない。「ダイチャリ」や「Hello cycling」のように電動の自転車も貸し出しが行われている事業である。
行政によって事業が行われている地域とそうでない地域があるので、返却のことを考えながら使用すると使用しやすいと思う。
LUUPの借り方なんて公式サイトでも見ていれば誰でも簡単に借りれるものなので、ここで語る必要は感じないが、
私は京都に行った際に、移動の足としてLUUPの電動自転車を使うことがある。というか今使用履歴を見たところ、京都でしかLUUP(電動自転車)を使用したことがなさそうである。
先日は平安神宮〜京都タワーまでLUUPを使って移動していた。
20分もあれば移動はできる。バスやタクシーで通らないような街並みや歩いている人を見ながら散策ができてとても効率的だなぁ、と思っている。
この神社はここにあったんだ!など色々な点が繋がって面白かった。
考えたら昔、京都の八条口の方だったか、ビックカメラの方だったかで、自転車を借りて八条〜九条の間の地域をおとづれたり、清水寺に行ったことがあるような気がする。けれども、乗り捨てができる、こまめに返却ができるということは大変な利点だと思う。またアプリをひらけば走行ログが表示されるシステムになっているのも便利だ。
もっとも昔は1日500円とかで自転車が借りられたので、1日あたりの使用料金を累計すると若干お金がかかるようになったんじゃないかな?とも思わなくない。
世知辛い世の中だ。
この走行履歴を見返して思ったのだが、LUUPにしろHelloにしろ、アプリと写真を使って通信しながら手続きを行うものであるが、
ステーションの電波状況があまりに悪い時は、借りるのにすごく手間取ってしまう。昔ながらの腕を伸ばしながらのアンテナ探しを行うこともあるのであろう。というかある。どこのステーションとは言わないが、、、。
まぁいずれにせよ、京都に行くとあちこちにステーションがある割に、どのステーションにも自転車が残っているので、京都の足としておすすめです。
LUUPだけが電動キックボードではない
6月に出張で沖縄へ行った時、車の外に明らかな電動キックボードが見えたので、LUUPの拠点があるのかな?深夜の散歩の足にいいかもな、と思いアプリを起動したが、LUUPは対象地域外だった。
調べたところ『Beam』という会社が那覇市内で電動キックボードを展開。
HPを拝見していると海外ではキックボード以外に自転車もやっていそうな雰囲気がある。日本においてはキックボードだけのようだけれど。
また、キックボードだけなら恩納村の「Rimo」や「キックボードドット沖縄」など色々な会社があるようだ。
まぁでもあまりフリーダムな運転はやめてほしいな、と思う。
HELLO cycling
実は私がめちゃくちゃ多用しているサービス。
手軽さから結構な方が使用しているイメージがあるのと、紹介のページが多くあるので、ここでも「私感」を綴っていこうと思う。
私感なんて聞きたくないというかたは、私はそういうあなたの私感は聞きたくないので、禁私感剤でも打ってよそへ行ってくださいね。
私はこのサービスのシステムをよく理解しているわけではないが、HELLO CYCLEはどうやら1社で単独で行っているわけではないらしい。
簡単に調べてみると、HELLO cyclingの自転車には2種類あるようだ。
①HELLO cycling 本体のもの
②HELLO cyclingに加盟している会社が運営しているもの
HELLOに加盟しているわけだからポートについては相互乗り入れができる。
なので、HELLOで借りる自転車を見てみると、HELLOの車もあれば、ダイチャリのものも存在する。
ダイチャリの他にもMY BIKEなど、様々なブランドがあるわけだけれど、
中には自分たちの地名をアピールしたくなるほど地元愛に溢れるブランドも存在する。その名も「湘南ペダル」である。
7月に埼玉県草加市を訪れた際、駅前からHELLOを使おうと思いアプリを起動すると、その中に紛れ込んでいた「湘南ペダル」の自転車。
いやいや、竹の塚からちょっと上がった街ではあるけども、一応ここは埼玉ぞ?え、湘南?面白くない?
と思って、電池残量が殆どない自転車を選択してしまった。
ちゃんと防犯登録は「藤沢市」になっていたので、もしかしたら元々は江ノ島の風を浴びていた自転車なのかもしれない。
色々な人を乗せて、少しずつ乗り捨てられていって気がついたら埼玉県草加市に辿り着いていたのであれば、凄いドラマだなぁ、と思い、感動した。
その数日後、鶴見で「海老名」の防犯登録のHELLO車を見つけたり、近所のスポットでは「府中」防犯登録の機体があったり、機械の動きがあって大白いなぁ、ということを純粋に感じる。
君たちは、どこをどう通って、どういう道のりを通ってこの街に流れてきたんだい?と思わず問いたくなってしまう。
多分本社で管理されているわけだから、そういう情報が公開されていたらロマンがあっていいと思う。
逆に、HELLOの広告枠を一つかって、どこかの街初の自転車がどこの街に流れていくのかをみんなで探して遊べるような企画を立ててみたら面白いのかもしれない。イーブイジェットみたいにね。なんというか夢が広がる。というか勝手に広がっていく。
先述の他社の自転車は全部企画化されていて若干そういう面白みに欠けるが、HELLOの楽しみ方として、どこの会社か、防犯登録はどこか、というのを見る、というのもあるのかもしれない。
閑話休題
私はよくモバイルバッテリーを持ち歩かず、チャージスポットや充レンを使用することがある。
返却をしなければ買取扱いになるとか色々なルールがあったように記憶はしているが、まぁきちんと返却をしている。
一度だけ、大阪鶴橋て充レンを返した際に、返却スポットに充電器が入っておらず、東京から請求をみて慌てて鶴橋のファミリーマートに電話してバイトくんに充電器を入れ直してもらったことがあるのはいい思い出だ。
いい思い出か?
この経験からフワちゃん充電器(私が勝手に呼んでいる)を遠方で無理に返すことはなるべくやめにしているので、関西から東京まで持ってきてしまうことがよくある。
この充電池はどこの町でデビューして、どこの街に持ってこられて、みたいな書き込みをしていいなら喜んでマジック買って書き込むのになぁ、なんてことを考える。意外と凄い距離を移動している個体は多いはずだ。
なんなら、ご当地デザインというか、初期配置の地域地域で充電器のイラストとかを変えてみたら、色んな地域の充電器ガチャみたいになって面白いのになぁ、と思う。画一化で全国にスポット置かなきゃ行けないやつだから、そういう細やかなやり方できないのだとは思うけど。今の機体がどんどん劣化してダメになったら検討してもらいたいな、なんてことを思う。
ふわちゃんのやつって、そういえば水色の機体と青色の機体があって、青色の機体はなんか意味があったと思ったけどなんだったか忘れた。
話を戻そう。
街の貸し自転車の偉大さ。
昔の写真が結構iphoteから失われていて悲しく思う。
おそらくgoogleフォトの方には入っているのだろうけど、まぁいいや。
貸し自転車の記憶で印象に残っているのが、静岡県島田や滋賀県長浜の観光協会で借りて街を走ったことと、曽根駅で阪急さんが自転車貸してくれていて、会員券作って千里川目指してスカイランド原田に行ったこと。
どこかのまちで借りた自転車が当時珍しい電動自転車で大興奮したってこと。あまり大して広げられる話はない。
ただ、最近LUUPやダイチャリなどアプリで完結するレンタルが多いので、たまにお店の人と話をしながら自転車を借りると嬉しくなる。
今月おとづれたある街は、HELLOもLUUPも置いていない街だったが、インターネットで調べたところ貸し自転車があるということで、飛び込みで自転車を借りることとした。
街の個人経営の自転車やさんでお店のおっちゃんと話をしながら、帳簿に名前を書き、古い自転車を借りる。
気温が40度ちかい夏の日ということもあり、出先の人が気遣いをしてくれて、自転車は代わりに返してもらうこととなってしまった。
帰りはお店には寄れなかったのが少し残念だったが、また何かの時は使わせていただきたいな、と思う。
ここで告知です
先日、ある同人誌に寄稿をしていて、その冊子が12日のコミックマーケットに出てしまう、と聞いていたので、8月に入ったら毎日この眠っているnoteの記事を更新してみよう……と思っていたが、この投稿は8月2回目であり、そしてコミックマーケットはもう終了しているらしい。
現在はお盆が終わり26日である。
同人誌自体はboothやメロンブックスにて購入可能のようで、この間メロンブックスのおすすめで出てきたのでおったまげている次第である。
まぁよろしければ皆様ご購入いただければ幸いである。
閑話休題
正直な話を申し上げると、寄稿者の1人として悔しい部分があり。
もっとあんな切り口ができた、こんな目線があった、などなど、自分がその時に出せた実力以上のものをみてしまい、どうしても恥ずかしい気持ちでいっぱいになってしまう。
でも、あの寄稿は私のその時のベスト。
だから、今後もなんらかの形で、
もっといい形で、
言語化を試みて行きたいと思っている。
なんか終わりなき旅って感じ。
お付き合いをいただける方は、なんらかのリアクションを頂ければ幸いである。
あ、そういう時に言うテンプレートがありましたね。
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