たった2つを極めればプロトレーダになれる
はじめに
他人のトレード手法なんてものは 料理のレシピみたいなもので
たかだか塩ひとつまみ足りないだけで 美味しさが全く変わってしまいます
環境も経験も異なる人間同士が完璧に他人の手法を真似する事には無理があるかもしれません
私たちが追い求めるべきモノは
「マイ・ウィニングエッジ」
あなたによる
あなたのための
あなただけの 勝ち方だです
他人の手法はヒントになっても 答えにはなりません
皆と違う? 結構じゃなですか!
そんなことを言いながらもご紹介する手法は私が自信を持ってお伝えする手法です
ご自分にあった手法に落とし込んでいただいて
あなたの鉄板にしていただき稼いでください
手法解説
この⼿法は2つのテクニカルツールを組み合わせた
順張り⼿法で、トレンドフォローに⻑けたツールに加
え逆張りが得意なオシレーター系のインジケーター
を使うことで押し⽬買い、戻り売りといったより優位
性の⾼いエントリーポイントを狙っていきます。
トレンドの流れに従いトレードしていく堅実な⼿法
ですので初⼼者の⽅にもおすすめできます。
かつて1000万円の借金を抱え厳しい資金繰りの中
たった 3 年でプラス収益 3000 万円を出すにまで⾄った⼿
法です!
ツールの説明からトレード⼿順まで詳しく解説して
いきますので、是⾮参考にしてみてください。
使用ツールについて
まずは使⽤するツールについて説明しておきます。使
⽤ツールと設定値は以下の通りです。
・GMMA (短期線 3、5、8、10、12、15 期間)
(長期線 30、35、40、45、50、60 期間)
・RCI (12 期間)
どちらもトレーダーに⼈気のツールではありますが、
少しマニアックなツールですので解説を参考に基本
の使い⽅をマスターしてください。
トレーディングビューには搭載されていますが、MT
4では2つとも標準搭載されていませんのでダウン
ロードしていただく必要があります。
・GMMA(複合型移動平均線)
EMA が同時に 12 本表⽰されるツールで、相場の⽅
向性や強弱、転換点などを探るために使うトレンド
分析に⻑けたテクニカルです。
EMA とは移動平均線の⼀種で、指数平滑移動平均線
といわれるものです。
特徴としては単純移動平均線が設定した期間の平均の値を
表しているのに⽐べ、
EMA は設定期間の平均ではなく直近の⽇にちの数値
の⽐重を重く計算した線で、単純移動平均線よりも
近い⽇にちのデータがより反映されるため精度が⾼
いと⾔われています。
GMMA で表⽰される 12 本の EMA には短期グルー
プと⻑期グループがあり、この⼿法での設定値は
短期→3、5、8、10、12、15 期間、
⻑期→30、35、40、45、50、60 期間となります。
こちらが GMMA を表⽰させたチャートです。緑の
ラインが短期線束、⾚のラインが⻑期線束です。
⻑期線が上チャートのようにローソク⾜の上に表⽰
されていれば下降トレンド、下に表⽰されていれば
上昇トレンドです。また短期と⻑期のラインがクロ
スしている時は揉み合い相場と判断します。
GMMA はトレンド相場の時に使われることが多い
ので揉み合い時のトレードポイント設定には向きま
せん。
この⼿法はトレンドフォローですので揉み合い時は
トレードを控えます。
各ラインの位置でトレンド⽅向だけではなくトレン
ドの強弱も読み取ることができます。
各ラインが収縮していれば値動きは⼩さく相場は
落ち着いていると判断でき、逆に各ラインが拡張していれば値動き
が激しく相場は活発に動いていると判断できます。
また上チャートのように⻑期戦が等間隔で並んでい
れば安定した強いトレンドであり、このように⼀⽬
でトレンド⽅向からトレンドの強弱まで可視化して
くれるツールです。
ローソク⾜の形や並びでトレンド判断をすることも
できますが、咄嗟の判断を要する相場ではより明確
な相場判断をするため GMMA のようなトレンドを
可視化してくれるツールが役⽴ちます。
RCI
MACD やストキャスティクスと同じオシレーター系
指標で、⽇本語では順位相関指数と呼ばれます。
テクニカルツールの多くは価格の変動を⽤いた計算式
によって導き出された数値を表⽰しますが、この
RCI はある時間において直近の価格の影響⼒の順位
を表す指標です。
難しいことを覚える必要はありませんので、以下に
説明する使⽤⽅法だけしっかり覚えておいてくださ
い。
下図が RCI を表⽰したチャートです。
真ん中の0%ラインを中⼼に下に⾏けばマイナス圏、
上に⾏けばプラス圏となっています。
0%ラインより上に価格があればトレンドは上昇傾
向、そして+100%ラインを超えれば(タッチすれば)
相場は買われすぎ状態で下降転換のサインとなりま
す。
反対に0%ラインより下に価格があればトレンド
は下降傾向、−100%ラインを抜ければ(タッチすれ
ば)相場は売られすぎ状態で上昇転換の合図となりま
す。
このように相場の加熱具合だけでなく⽅向性も⽰し
てくれるツールで、オシレーター系指標が苦⼿なトレ
ンド相場でも使⽤できることが特徴です。
この⼿法ではトレードポイントの設定に使⽤します。
トレンド認識
この⼿法はトレンド⽅向へ順張りする⼿法であるた
め、トレンドを正しく捉えることが⼤切です。
トレンドについては相場分析の基本ですので皆さんよくご
存知だとは思いますが、⼿法の要となる部分でもあり
ますので改めてお話ししておきます。
トレンド
相場には上昇、下降、横ばいと3つのトレンドがあり、
このトレンドを把握することが相場分析では重要で
す。
下図のように⼤きなトレンドの中には複数の⼩さ
いトレンドが存在しており、⾒る時間⾜によってトレ
ンドは変わります。
短期⾜だけ⾒て上昇していると思っても⻑期的には下降となっていてどんどん逆⾏していく、といったことにならないようまずは相場を俯瞰で⾒ることが⼤切です。
トレードポイントの設定に⻑期⾜は使いませんが、ト
レードの前に相場の全体像を掴んでおけばより適切
なトレード判断ができます。
環境認識
トレンドのお話をした流れでお伝えしておきたいの
は環境認識についてです。
環境認識とはトレードポイントの設定の前に現在の価格帯やトレンドの⽅向性、トレンドの強弱、そして抵抗帯の有無など、現
在の相場状況を掴んでおく作業のことです。
やり⽅はトレーダーそれぞれですが、基本的には⽇
⾜前後の上位⾜から下位⾜へとそれぞれの時間⾜で
の状況を順に把握していきます。
⼿法には順張り、逆張り、短期保有、⻑期保有など
実に様々な種類があり、トレードのポイントも売買
の⽅向も同じ相場であってもトレーダーにより判断
は違います。
完成された⼿法を学ぶ時には基本的にツールの使い⽅や
トレードのタイミングなどの説明から⼊ることが多いですが、
プロのトレーダーが実際に取り引きする際には
ほぼ必ずと⾔って良いほどこの環境認識を⾏ってから
トレードに⼊ります。
環境認識により現在の相場状況を把握しているか否
かは、トレード判断にも⼤きく影響してきます。
環境認識をせずに相場に挑めば、トレンドでもお話し
したように下位⾜だけ⾒て買いサインが出たからと
買ってみたものの、⻑期的には下降トレンドで知ら
ず知らずの内にリスクの⾼い逆張りトレードをして
いて逆⾏、そのままずるずる損失が⼤きくなってい
く、なんてことになりかねません。
トレードする際に重要なポイントとなるのが
この環境認識なのです。
この⼿法では基本トレードポイント設定時、GMMA
を参考にトレンド⽅向の判断を⾏いますが、環境認識
時に使うと便利なツールにラインがあります。
ラインはツールによる相場分析の基本ともなり、多く
のトレーダーに⽀持されている分析⽅法ですのでラ
インについても説明しておきます。
ライントレード
ラインとはトレンドや抵抗帯を探るための⽬安とし
てチャートに引く線のことです。主にトレンドライ
ン、チャネル、⽔平線があります。
ライン基礎
トレンドラインはトレンド発⽣時に⾼値または安値
を繋げたラインで、⾼値を結んだものはレジスタン
スライン、安値を結んだものはサポートラインと区
別されます。
トレンドとは⼀定⽅向への動きであり
相場には上昇、下降、横ばいと⼤きく3つのトレン
ドがあり、これを⾒極めることが相場分析の第⼀歩
です。
トレンドラインの引き⽅や引く時間⾜に決ま
りはありませんが、相場分析の軸なる部分ですので
チャート上で正しく機能する場所に引いていく必要
があります。
上チャートのように安値を結んだのがサポートライ
ンであり、トレンドの強弱や次の安値の⽬安をつけ
るために⽤います。
基本的にはトレンドラインを抜ければトレンド終
了、抜け切るまではトレンドラインが基準になり押
し⽬買いのポイントとします。
トレンド発⽣の⽬安は上昇だと安値の切り上げ、
そして下降だと⾼値の切り下げです。
トレンドラインを抜けただけではトレンド終了ですが、
そこから新たな波線がどのような形で描かれるかにより
次の動きを予想します。
トレンドラインは現在の動きから⽅向性が変わってい
く過程でトレンドの弱まり、そして終わりを⾒極め
るためにも重要な役割をしています。
トレンドラインを引く時間⾜に決まりはありません
が、相場分析のためならある程度⻑い時間⾜で引く
ことをおすすめします。
短期⾜でも機能しますが、短期だとトレンドが
⻑く続かず短いスパンで変わっていくので、
⻑期のチャートで⽅向性をよく⾒極めてから短期⾜で
細かいポイントを探る⽅が値動きの予想がつけやすく
⽅向性の⾒誤りも防げます。
トレンドの⾒極めに有効なライン分析ですが、トレ
ンドラインと同じく多⽤されるのが⽔平線です。⽔
平線とは⾼値、安値同⼠を結んで⽔平に引く線のこ
とで、多くのトレーダーが利⽤している分析ツール
です。
⽔平線もトレンドラインと同じく引く場所は
トレーダーの裁量によるので、無闇に引いても反応
はしません。ローソク⾜を⾒て、しっかり機能する
場所で引く必要があります。
⽔平線は基本的には上チャートの様に何度か同じ場
所で反応している箇所を結んで引きます。価格が反
発している場所は抵抗になっており、今後もそこで
値動きが反応する場合が⾼くなります。
またそういった抵抗を抜ければ⼀気に上昇、下降する可能性も
あり、⽔平線はトレードポイントの設定時重要な参
考になります。
トレンドラインと同じく⾼値を結んだ線はレジスタンス、
安値を結んだ線はサポートラインと呼ぶこともありますので、
トレンドラインと混同しないように注意が必要です。
上記以外にもトレンド時の⾼値、安値に引くこともあります。
トレンド中の⾼値、安値更新は今後の値動き予想で重要
になってくるので、⾼値、安値から引いた⽔平線を
⽬安にトレードポイントを設定します。
トレード手順
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