【kintone(キントーン)】広報業務をDXする
こんにちは! ICDS広報担当の加藤葉子(かとうようこ)です。
当社にkintoneが導入されて半年が過ぎました。間接部門である広報に求められるのは業務の効率化。kintoneとの親和性がとても高い部門のひとつといえます。今回は、広報業務の効率化を図るためにこれまでに作成したアプリをいくつかご紹介します。これからkintoneをはじめる広報担当者のためにアプリ作成のポイントも載せたので、ぜひチャレンジしてみてください!
1.SNS投稿作業に役立つアプリ 『社員のつぶやき』
おもに当社公式X(エックス)用の投稿ネタを集めるために作ったアプリが「社員のつぶやき」です。つぶやき投稿のときに社内限定公開の選択もできるので、社員同士のコミュニケーションにも一役かっています。
アプリ作成のポイント
Xの文字数には日本語140字、URL11.5字の制限があります。つぶやき入力に文字数制限をかけることで、投稿作業のときに編集にかかる手間を省きました。
投稿者は公開先を社外が社内か選ぶことができます。ラジオボタンの選択肢を「世界に向けて大声で伝えたい!」か「社内メンバーだけにこっそり伝える」にすることで、楽しんで投稿してもらえるよう工夫しました。
2.自社サイト運用管理に役立つアプリ 『コーポレートサイト更新依頼』
他業務と兼務でコーポレートサイトの管理を行なっている担当者と、スムーズにやりとりするために作ったアプリが「コーポレートサイト更新依頼」です。運用していく過程で依頼内容の変更や追加が頻発することがわかりましたが、コメント機能が円滑なコミュニケーションをうまく補完してくれています。
アプリ作成のポイント
kintone初心者の私にはプロセス管理の設定がうまくできなかったため、ドロップボックスでフローを作成してレイアウト内に直接設置しました。
添付ファイルの追加や変更があってもコメント機能に添付することはできないため、テーブル機能を使って更新履歴を管理しています。
3.営業活動サポートに役立つアプリ 『営業トークQ&A』
広報活動を通して発信したキーワードや文章を集約して営業活動向けのトークシナリオ集にまとめたアプリが「営業トークQ&A」です。当初は、広報活動用の備忘録でしたが、営業活動の均質化を図ることや、新入社員向けの研修資料としても用途が広がりそうです。
アプリ作成のポイント
必要に応じて修正できるよう、初期のレイアウトでは最低限のフィールドだけ設けるようにしました。
レコード作成権限を開放して、誰でもレコードを追加できるようにしました。