『ライド・ライク・ア・ガール』夢は叶うもの・・ミシェル・ペインにあっぱれ!
7/17公開映画が観たいものの一つ
7/17公開の映画で観たい映画が二つありました。
一つは、前回書いた「今日から俺は!劇場版」・・・
そしてもう一つが今回紹介する『ライド・ライク・ア・ガール』でした。
競馬の映画・・・?
普段、馬券は有馬記念かG1の一部しか買わない程度の競馬への関わりです。
しかも舞台がオーストラリア・・・
メルボルンカップ・・と言われても・・・
そのレースにどんな価値があるのかがわかっていません。
そんな中で、予告編をみていてとても好奇心を示しました。
単なる女性の活躍映画とは違う・・・
映画のストーリーとしては、単なる女性騎手の成功物語とは思えない何かしらの魅力を感じたのです。
そして、映画を観た結果、単なる成功物語ではなかったですね。
主人公ミシェル・ペインの稀有な人生もさることながら、彼女を取り巻く環境を受入れてながらももがきながら立ち向かっていく姿が美しかったですね。
男女の関係を受入れるなら助けてもいいよの悪魔の声・・・
そんな中で、チャンスを掴みとり、その中で勝利に導くために父のいいつけを守る姿・・・
家族関係をよく表現している映画でした。
特に、ダウン症の兄を大切に思う姿・・・
父親との関係がおかしくなるなかで、絆を取り戻そうとする姿・・・
口は悪いながらも妹を元気づける兄・・・
10人兄弟の末っ子ならではの良さが表現されています。
夢を実現した後、父親=故郷に戻る・・・
メルボルンカップを過去の長い歴史の中で、女性騎手での勝利はありません。
その中で、2015年11月3日・・プリンスオブペンザンスに騎乗したミシュル・ペインが優勝する実話になります。
何と、このメルボルンカップ・・・日本人騎手も優勝しているのですね。
そして、この映画が素晴しいと思ったのは、勝利をあげた後に父親が営む調教場に帰るのですね。
素晴しいですね。
私も思わず、感動の涙です。
更に凄いのが、ダウン症の兄とともにあたらしい調教場を作り、兄との約束も守ることになります。
愛に包まれた物語・・・
とてもオススメです。
そして、映画を見終わって思ったのですが、主人公ミシェル・ペイン役のテリーサ・パーマ・・・
何と私の知り合いにそっくりです。
私の知り合いもチャレンジャーなので、顔以外に共通点もあります。
輝く女性にあっぱれ!です。