がっちりマンデーから戦略を学ぶ・・・ターゲットに対しての顧客ニーズとは?
がっちりマンデーの神通力・・・恐るべし・・放送から4年が経っても色褪せない
あなたは、『がっちりマンデー』をご存じですか?
TBSで日曜朝7:30から放送されている番組です。
サラリーマンの方は、結構見ている方が多いですね。
実は私も・・・見てなかったのです。
(^^)
8時からのサンデーモーニング、その後のサンデージャポンは見ていたのですが・・・
そのため、前職の時にこの話しがあった時は、ピンときているようでピンときていなかったのです。
2015年3月に前職の会社が紹介されました。
反響は大きかったですね。
その後、2019年1月東京ビッグサイトでの『スマート工場 EXPO』に出展し、この時の映像を流していたのです。
流石に4年も経ち、映像の神通力もないと思っていたのですが、これが予想に反して大盛況だったのです。
物流での展示会では、よく流していたので新鮮さがなくなっていたのですが、FAの大型展示会では久し振りであり来場者の方にとっては新鮮だったようです。
東京の責任者として事前打合せにTBSを訪問・・ここが打合せ部屋?
『がっちりマンデー』での前職の会社紹介が決まり、東京の責任者であった私がTBSでの事前打合せに行くことになったのです。
どう前職の会社の製品を理解してもらうか?
考えたあげくに、わかりやすい製品のカットサンプルを持っていきました。
赤坂のTBSにつき、許可証が発行されてエレベータで打合せの部屋に案内されます。
エレベーターで偶然にも、元有名女性アナウンサーと一緒になります。
ツンとした感じに、テレビのイメージとは違うと思ったものです。
そして、案内された部屋は・・・
これが番組の打合せ部屋?
まるで、大学の汚いサークル部屋のイメージでした。
そこに置かれていた2Lのペットボトルのお茶を紙コップに入れられて出されましたが・・・
正直、飲むことを躊躇しました。
これが物流センターの建設現場の事務所内だったらいいのですが、赤坂のビル内でしたから・・・
そのあまりにも違うギャップにびっくりしたのです。
私が以前いた某出版社の編集部よりもはるかに汚いイメージでした。
(笑)
伊東電機の最先端の魅力をアピール・・・でも理解されず・・
前職の会社は、伊東電機になります。
物流でのパワーモーラ方式のトップメーカーになります。
当時の伊東電機は、国内でいち早くドイツのインダストリー4.0の考えを取り入れていました。
そのため、日本ではまだない最先端のシステムのしくみを持っていたのです。
当然、東京の責任者である私は、グローバルに展開する伊東電機の魅力を伝えようとしたのです。
しかし・・・・難しすぎて・・・・前々相手に伝わらない・・・
今でこそ、インダストリー4.0や第四次産業革命のことがわかる方が日本でも沢山いますが、当時では数少ないです。
かなりわかりやすく説明しているつもりでもつたわらないのです。
動画をみせても、何が最先端なのかすらわかってもらえないのです。
そして、対応していたディレクターがぽつんと言いました。
がっちりマンデーのメイン視聴者層・・・
私の予想とはまるで違っていました。
『最先端・・・絶対にわかるわけがない・・』
納得した次第です。
本社工場に行き、実際のデモ機を見ることで焦点が決まる
その後、伊東電機本社工場に撮影がはいり、番組の焦点が決まりました。
その焦点は・・・・
営業の最前線にいた私からすると、当たり前の内容です。
むしろ、つまらない・・・
でも、初めてみる視聴者にとっては新鮮だったのです。
結果的には、番組の作り方、切り口、誘導方法などとても参考になりました。
実は、伊東電機の製品は、テレビ東京ワールドビジネスサテライトでも紹介されています。
その時も納入事例先として、ツムラさんに撮影を依頼した経緯があったので、その時よりも相当に進化したものを紹介したい思いがより強かったのです。
今回は、物流とは直接的には関係ありませんが、物流のしくみをわかりやすく伝える難しさを私の事例で紹介しました。
がっちりマンデーの映像は見せられませんが、ホームページでの当時の簡単な番組の流れがありますので参考にしてください。
番組内で、使用するユーザーとしてある会社名を彷彿させる展開にしています。
ディレクターに話して実名は避けて下さいと依頼し、回りくどい紹介の仕方になっています。
この物流マガジンを読まれているあなたには、どこの会社かはわかりますよね。
(笑)