『トオマワリ』さん
こんばんは。
Iccokaの井川いずみです。
https://twitter.com/iccoka1/status/1156930012563427331?s=19
昨日、Twitter で公演計画が止まってるんです
って言え、ちょっと肩の荷が下りました。
そのきっかけになった出来事のことを書くことにします。
昨日は、変えてもらった抗生物質が効いてきて、
ようやく呼吸が楽になっての2日目。
7月の始めに引いた風邪が完璧に治らず、
いつの間にか声帯を腫らす程悪くなっていたらしく、声も出にくいわ、何だか息苦しいわ、で、
動けなくなり、今に至ります...
みなさん、体調気を付けましょ。
薬もなくなりかけていたので、
再び病院に行きました。
突然、本格的に体調を崩し、
先週も公演の為に動いていたので、何というか...
自分のことなのに、激震が走り続けてる状態。
だから、休んでるのに休めてなかったかもしれません。
そんな感じですから、
一緒に動いていた人たちには「休みます」
と言ったけど、常に考えてた。
暑い日差しを避けつつ、病院へ。
夏ですけど、私と同じような風邪引きさんもチラホラいるクーラーの効いた待合いで私は本を読みながら順番を待っていました。
頭の中では、公演関係のことがぐるぐる。
何でこんな時に止まるのか?
止まってたら、不味いんじゃないか?
と、
「『トオマワリ』さん」
???
その声を受け、診察室へ人が入っていきました。
『トオマワリ』さん...名字かぁ...。
どんな字書くんだろう、すごい気になる。
と、目を落とした本のシーンも遠回りしつつ、
次の場所へ移動していました。
......。
まさかな...。
と思っていると、『トオマワリ』さんは軽症だったらしく、連呼される訳です。
「『トオマワリ』さん」
「『トオマワリ』さん」
「『トオマワリ』さん」
......。
これは、『遠回り』しろってことか?
納得した時と同時に『トオマワリ』さんは、
病院を後にしました。
嘘のような、本当の話。
実際、私はかなり遠回りして、今の舞台の世界へ
来ているので、今回の時間は問題ないってことなのかもしれませんし、
第一、表現の場を求め、noteに飛び出すきっかけになった訳です。
その数日前までは、主宰をやること、書き手になること、演出することは中途半端な自分でしかないと思っていたのに...。
そう思う位、役者単体であった私が、
長になることへの違和感を持ち続けていたことも
今回のことにつながっている気がします。
誰かを喜ばせる前に、
自分のニーズに素直に。
今回のことはこの一言に尽きます。
そして、『遠回り』していいよ。
って言われたから、のんびりしつつ、
創りたい
舞台に思いを馳せ、
日常に恋をしている今日この頃です。